雪中の激戦
学生落語のチャンピオンを決める
【第15回 策伝大賞】の審査員をしてきました。
一昨年、初めて審査員をやらせていただいたんですが
それから4年連続のオファーをいただき、
笑福亭生喬師、桂三金師、橘家蔵之助師、三遊亭遊吉師といった
プロの師匠方に混じって、
予選の審査員をやらせていただきました。
学生諸君は、
【信長】【道三】【濃姫】【お市】という
4つの会場に60人くらいずつに分けられ
私は生喬師匠とご一緒に、【道三会場】の審査員でした。
持ち時間6分という過酷な状況にもかかわらず、
落研の子たちは実にうまく噺を刈り込んで
スマートにまとめてきていました。
私自身、とても勉強になりましたね。
出場者の名前一覧を見ると、【銀杏亭】やら【千里家】【立の家】といった
よく拝見する亭号がズラ~ッと並んでいました。
15回を数えるこの大会ですが、
仕切っているのが、敏腕女性プロデューサーでして、
彼女は私と同じ愛大落研。
しかも【微笑亭じゅりあ】という
私の直接の弟子だったりしたのです。
彼女にも、大変お世話になりました。
雪もチラつく中、60席の落語を聞くのは疲れましたが、
本当に楽しかったし、面白かったですね。
そして決勝進出者を決める選考には、
桂文枝師匠が加わられました。
文枝師とご一緒に審査をさせていただく形になりましたので、
色んな意味で緊張感が溢れてました。
例年、決勝進出者は8名なんですが、今年は激戦のため
1名多い9名が決勝へと進みました。
決勝進出した9名の諸君は、
今日は、力いっぱい頑張ってください!
微笑亭さん太