隠蔽すべき問題
大変な寒さになってますよね。
閉じ込められてしまった乗客の方々は、本当に大変だったと思います。
寒い時期になりますと、熱いお風呂にゆっくりと浸かって
『極楽、極楽』なんてな事を言ってみたいと思うのが人情です。
温泉なども賑わう季節ではありますが、学生時代、修学旅行での入浴で、
同級生に前を見られるのが恥ずかしくて、
必死でタオルで隠したなんて思い出のある方もいるんじゃないでしょうか。
そういう方に限って、大人になると堂々とモノを出して、
その存在感を誇示するようなタイプになったりしましてね。
銭湯や温泉に行って裸になった際、
タオルや手で局部を隠すべきかどうかというのが議論になってるそうですね。
当然【隠す派】【隠さない派】の主張というものがあるわけですが、
そもそも、隠す人と隠さない人は、
どのくらいの割合で存在するのかという疑問があります。
こんなくだらないデータ、どこにも存在しないだろうと思ったら、
暇にまかせて銭湯でねばって、統計を取ったという男性がいらっしゃいましてね。
この方、【大型の温泉】と【町の銭湯】で、それぞれデータを取ったんですが、
大型の温泉では、隠す人・隠さない人の割合は約6対4、
町の銭湯では約7対3だったそうですね。
この微妙な差は、大型の温泉では顔見知りがほとんどいない分大胆になり、
町の銭湯では常連が多いために【公開】が控えめになるとでも
解釈すべきなんでしょうかね。
ただデータを取っていて実感した事というのが、
数字の上では隠している人の方が少数派であるにもかかわらず、
実感としては『ほとんど誰も隠してない』という印象があるそうですね。
というのは【隠す人】がどうしても猫背がちで行動するのに対して、
【隠さない人】は大股でゆっくりと歩く傾向があって、
結果的に【隠さない人】の方が存在感があるためなんですね。
【オードリー】の春日さんと若林さんが全裸で歩いてるところを想像していただければ、
その感覚は理解できるんじゃないですかね。
そういった現実を踏まえて、隠す隠さないという話になるわけですが、
【隠す派】の人が【隠さない派】に対して一番言いたい事は、
『そんなにあなたは自分のモノに自信があるのか?』という事でしてね。
確かに自信がなければ、人目に晒すという事はしないでしょうからね。
「いやいや、自信があろうがなかろうが、堂々としてる方が自然でいいよ。
隠してる方が、逆に恥ずかしい気がするよ」
「何を言ってんだ。一日の疲れを癒そうとお湯に浸かって一息ついてる時、
ちょうど目線の高さあたりに、歩いてる人のモノが
ツ~ッと横切っていった時の絶望感を、経験した事があるか!?」
これはひとつ【朝まで生テレビ】か何かで、
徹底的に取り上げてほしい話題ですよね。
「俺が前を隠すのは、恥ずかしいとか自信がないとかじゃないんだよ」
「じゃあ何で隠すんだよ?」
「ほら、銭湯にだって、男が好きな男も入ってくるかもしれないだろ?
そういう人に対する対策として前を隠してるんだよ」
「あ~それだったら心配いらないよ。
彼らが狙ってるのは、前の方じゃなくて、後ろの穴の方だから」
確かにそうなのかもしれませんね。
微笑亭さん太