ビージーネスチャンス、到来
遠くの物が楽々見られるアイテムがあったら、
喉から手が出るほど欲しいでしょうね。
このほど【メガネスーパー】が【ビージー】という
最新のメガネ型ウェアラブル端末を発表しましてね。
この【ビージー】というメガネは、左右の目に、
ノンシースルー型のディスプレイを二つ搭載してましてね。
スマホと繋いで使えるという事で、
製造や物流、医療、農業、畜産、介護など、
主に業務用途としての活用を見込んでいるそうですね。
ではこのメガネによって何ができるのかと言うと、
コンセプトは【視覚拡張】という事だそうでして、
望遠レンズのように【見える物を拡張する事】と、
AR(拡張現実)のように【見えない物を拡張する事】
というのができるんだそうですね。
見える物を拡張する一例として、
とにかく遠くにある小さな物が見えるわけでして、
【4・0】という視力が実現できたんですね。
4・0は凄いですよね。
凄いんですが、ただ人が4・0の視力が必要な場面が
果たしてあるのかという、素朴な疑問がありますよね。
「視力4・0が必要な場面って、どういう時だろうね?」
「そりゃもちろん、弓や槍で狩りをする時だろ」
これはアフリカあたりの未開の村に持っていったら、
バカ売れしそうですよね。
日本では、こんなによく見えるメガネをかけて歩いてたら、
それだけで【覗き】で逮捕される危険がありそうですね。
こういうデジタル的なメガネの技術が進んでいくと、
視力4・0どころか、本来なら絶対に見えないような遠くにある物すら、
楽々見られるようになっていくんじゃないですかね。
そうなりますと、会社から帰ってきたお父さんに、
「あなた糖尿で脂っこい食事は控えるようにって言われているのに、
帰りに駅前の牛丼屋寄って、大盛り食べてきたでしょう?」
なんてんで、奥さんに見られてたりしましてね。
また学校なんかでも、子供が授業中指されて、
黒板の算数の問題が解けなくて困ってるとスマホに
『答えは38よ』なんという、ママからのメールが入ったりしましてね。
自宅から黒板の問題が見えてたりするわけですよ。
ただ、こんなに優れもののメガネだったら、
すぐに中国あたりがアイデアをパクって、
アマゾンで類似品が3800円ぐらいで売られる日も近いような気がしますね。
微笑亭さん太