四国よりも吸収
明石家さんまさんですよね。
トーク番組などで見せるそのテンションの高さは、
年齢を重ねた今でも、衰えるどころか
グレードアップしている印象があります。
あの方と一緒にいると、
周りの人も幸せになっていくのかと思いきや、
皆さん不幸になっていくと、ご本人が仰ってますね。
それは彼が、周りの人たちのエネルギーを
吸い取ってしまうからだそうでして・・・
多分、あの引き笑いの瞬間に、
他人のエネルギーを吸い取ってるんでしょうね。
「まあ、気のせいだとは思うけど、
あの人と一緒にいると、
何かエネルギーを吸い取られる気がするんだよね~」
他人に対してそんな感覚になった経験のある方は、
少なからずいるんじゃないでしょうかね。
この感覚は【気のせい】などではなく、
医学的にもありえるようですね。
海外でも、他人のエネルギーを吸い取る事から
【エネルギーバンパイア】なる言葉が存在しているようですね。
エネルギーが吸い取られる感覚の原因として、
二つのパターンがあるそうですね。
ひとつは『他人が出すアドレナリンの分泌』でしてね。
アドレナリンとういうのは神経伝達物質であり、
ホルモンでもあるわけですが、
よくスポーツ選手が好結果が出た試合後に
『アドレナリンが出ていた』と言ってたりしますよね。
そういう時というのは、他の選手のエネルギーを
吸い取って勝利しているような場合があるそうでして、
その人のモチベーションが上がると、
側にいる人のモチベーションが下るみたいな
事態になるんでしょうね。
確かに、松岡修造さんの側にいると
疲れるだろうな~と思ってしまいますよね。
これはもう【修造効果】と名前を付けても
いいくらいかもしれませんね。
もうひとつは
『マイナスの感情が感染する』という事でして、
人間の感情が感染していく現象の事を
【情動感染】と呼ぶそうですね。
ひとりの赤ちゃんが泣きだすと、
周りの赤ちゃんが泣きだす現象などが典型的な例ですが、
人間の脳には、ミラーニューロンといって、
他人を模倣する神経細胞があるんですね。
進化した高等動物は、
模倣や共感する能力が備わっていて、
特に【負の感情】が感染しやすいようですね。
ですから、卑屈な人と一緒にいると
自分も暗くなってしまうなんという事が起きるわけでして、
これにより、エネルギーを吸い取られたという
感覚を覚えるわけですね。
判りやすく言うと
【もらいゲロ】みたいなもんですかね。
もしも周りに『この人と接すると疲れる』という
感覚を覚えるような人がいるのであれば、
その人と適度な距離を保つ事を
考えた方がいいのかもしれませんね。
「彼はイケメンなのに、彼と話してると、
何故かエネルギーを吸い取られるような気がするんだよね」
「そうそう、
まるで水分が綿に吸収されるみたいだよね」
そういう方は翌日から、イケメンではなく
【脱脂メン】と呼ばれるようになるんでしょうね。
微笑亭さん太