監督不行き届き
開星高校の監督が『21世紀枠』で出場したチームに破れた事を、
『末代までの恥』と表現して、顰蹙を買っちゃってますよね。
負けて本当に悔しかった気持ちは判らないではないですが、
この発言はマズかったでしょうね。
高校野球の『21世紀枠』に推薦される条件として、
『困難などを克服したチーム』というのがあります。
今回のこの騒動を克服した後、開星高校を次の大会で
『21世紀枠』として推薦してあげたらどうですかね?
『21世紀枠』として出る事自体は、
『末代までの恥』ではないでしょうから、
監督さんも喜んで受けて下さるんじゃないでしょうかね?
…あるいは、『21世紀枠に破れた枠』ってのを
作ってあげてもいいですよね。
スポーツの指導者というのは、
なかなか難しい仕事だと思います。
以前、新潟県で行われた中学生のフットサルの大会で、
生徒にわざと負けるように指示した教頭先生がいましたよね。
この学校、一次リーグの通過は確定していたんですが、
1位で通過すると、次に相性の悪いチームと当たってしまうため、
2位通過を目論んで、そんな珍指令を出したようですね。
何しろコーチの指示ですから、言われた生徒たちは試合開始から、
見事な6連続オウンゴールを決め、思惑通り0―7で負けたんですね。
しかし、この事が日本サッカー協会の理事会で問題となり、
1年間のサッカー関連活動の停止処分をくらってしまいましてね。
この教頭にとっては、この指示こそが、
完全な『自殺点』になっちゃったわけですね。
結局その中学校のチームは調子が出ずに、
準々決勝で負けてしまいましてね。
チームも教頭先生も、好調(校長)にはなれなかったようですね。
微笑亭さん太