税は身を助ける
見事に2並びの日がありましたよね。
切符や葉書などの、2並びグッズを手に入れようと、
やっきになってらっしゃった方も、おありかと思います。
実はこの日から、
『禁煙の日』というのが始まったそうですね。
2が並ぶ姿が白鳥を連想させるという事で、
『スワン(吸わん)の日』という事になるそうで、
これから毎月22日が、『禁煙の日』となるそうです。
今年の10月からタバコが値上がりするようですね。
その目的というのが、『国民の健康増進』だという事らしいんですが、
国民の健康を増進しようとしている割には、
『タバコ自体は売って下さい』と言ってるわけですから、
どうも矛盾してますよね。
タバコの害に関しては、
『百害あって一利なし』だという事は判りきってるわけですから、
ある種『凶器』を売ってるみたいなもので、
『殺人はOKです』と言ってるも同然ですよ。
酒税の改正も検討されているようですから、
嗜好品にかけられている税金に関しては、
あまり抵抗なく上げられてしまうわけですよね。
昔は成人であれば、
タバコを吸って酒を飲むというのが当然のような感じになってましたが、
今は両方たしなむ方が珍しくなりつつありますよね。
現在、タバコ一箱が300円のものが主流ですが、
その300円のうち189円相当が税金なんですよね。
一方、500ミリリットルの缶ビールだと110円が税金となりますから、
一日にタバコを一箱吸って、缶ビールを一本のむ人だと、
それだけで約300円の税金を払ってる事になるんですね。
これ一年間にしてみると、
11万近くもの税金を払ってる事になりますから、
「こんなに税金を払ってるのか…少し考えた方がいいな」と、
誰でも考えますよね。
それで『嗜好(思考)品』と言うんでしょうかね。
「300円のうち、税金が189円って事は、
20本中、13本くらいは税金を吸ってるんだね。
冗談じゃないよ~」なんてんで、
7本だけ吸った残りをタバコ屋へ持っていって
「この分、返金して下さい」って言ったら、優しい口調で
「帰りなさい」って言われたそうですけどね。
微笑亭さん太