氷上の採点
本当におめでとうございます。
一方、靴紐が切れるという
アクシデントに見舞われた織田信成選手は、
お気の毒で、不運という他はありません。
切れた瞬間、表情も氷上も、凍りついてしまいましたね。
彼にとっては、『氷の上の本能寺の変』だったかもしれません。
次のソチ五輪を目指して、再起してほしいですね。
フィギュアスケートといえば、
代名詞のように言われるのが、華麗なジャンプですよね。
選手たちは軽々とやってのけますが、ジャンプというのは、
助走で貯えた運動エネルギーを、
瞬時に高さと回転に変えるという高度な技なんですね。
現在、トリプルアクセル(3回転半)を
主なジャンプとして跳んでいる選手は多いですが、
フィギュアの歴史を振り返ってみると、
『1回転半』の成功から『3回転半』の成功までに、
90年以上の月日を要しているんですね。
つまり、2回転増やすのに90年かかってるわけですよ。
その計算でいくと、2910年のオリンピックでは、
『23回転半』が主なジャンプになってるんでしょうね。
…凄っ!
あまり知られていませんが、フィギュアには他にも
『シンクロナイズド・スケーティング』なんて競技もありましてね。
これは16人のスケーターが隊列を組んで滑る
『氷上のシンクロ』なんですね。
カナダや北欧では人気があるそうなんですけど、
『16人揃ってのイナバウアー』なんてのもあるそうですから
壮観ですよね。
もっと難易度が高くなると、
『バニーガールの格好をしてのイナバウアー』なんてのもあるそうでして、
技の名前は『イナバウアーの白ウサギ』と言うそうですけどね。
女子フィギュアの皆さんも、頑張っていただきたいですね。
微笑亭さん太