未確認飛行蕎麦
平尾地区市民館の高座を済ませた後、
同じ豊川市内のメッツ豊川のコミュニティホールにて
悪質商法の出前講座をしてきました。
出前講座のかけもちは、初めてでした。
午前の出前講座が終わったのが、
11時過ぎだったんですが、
スタッフとしてみえていた豊橋市役所のHさんが、
「お昼をご一緒にどうですか?」と
誘ってくださいましたので、Hさんイチオシの蕎麦屋さんに
お蕎麦を食べにいきました。
もう一人のスタッフの方と3人で
本格的な手打ち蕎麦を食べさせてくれるという
お店に行きました。
3人でお座敷の席に座っていたんですが、
お蕎麦を運んできた女性店員さんが、
座敷へ上がる時に少しつまずいて、
お蕎麦の膳を持ったまま、
「あっ!」と言って、こちらに倒れてきました。
この入射角からすると、
このお膳のお蕎麦は、全て私にかかるな~などと、
妙に冷静に考えてたんですが
ああいう時というのは、向こうの動きが
ストップモーションになるものなんですね。
2秒後には私の頭が
【蕎麦のドレッドヘアー】になるのではないかと
覚悟をしていたのですが、
奇跡的に店員さんが踏み留まって、
蕎麦ドレッドだけは回避できました。
ただ波打った蕎麦つゆのしぶきが
ズボンに多少かかったのですが、
大惨事不可避だったのが、その程度で済んだのです。
すると厨房から大将が出てきて、
「おい、皿を壊しやしないか!?
瀬戸物は大丈夫か!?
皿は?瀬戸物は?皿は?瀬戸物は?・・・」
息もつかずに三十六ぺん仰ったらいいな~と思ったんですが、
そんな事はありませんでした(厩火事・参照)
当然、そのショックで、
私の中にいた【せん気の虫】が
蕎麦を食べに出てくるという事もなかったですし(せん気の虫・参照)
隣にいたお客さんが、
なぜか羽織を着た蕎麦に変わってたなんて事も
ありませんでした(そば清・参照)
もちろん、危機一髪という感じで、
ドキッとはしましたから、
【ドキッ蕎麦】というところでしょうか(時そば・参照)
微笑亭さん太