着物ブラック!
『大草尋常笑楽校』というイベントに出演するためです。
このイベントは元先生の方が席亭となって
年に3回行われている定例公演で、
学校の授業風に番組が進んでいくという
なかなか個性的なイベントです。
私が出させていただくのは3回目なんですが、
前回まではお寺の本堂で行われていたものが
お客さんが入りすぎて
本堂の床が抜ける恐れがあるという事で(笑)
今回から会場が変更となったのです。
私にとって幸田町民会館は、毎年秋に行われている
『こうた寄席』でお世話になっている会場であり、
今年の11月にも、また『こうた寄席』に
出させていただきます。
【1時限目】
『校長先生のありがたいお話』杉浦校長
【2時限目】
『人はなぜ笛・太鼓を鳴らすのか』東廓チンドン
【3時限目】
『夫婦のコミュニケーション・あるある話』山本律江
【4時限目】
『お伽村』(さん太作)微笑亭さん太
【授業】が一つ終わるたびに【放課】があり
始まりの合図はカランカランと【鐘】を鳴らすという
あくまでも授業スタイルにこだわっていて、
木戸銭も【授業料】と呼んでいます。
チンドン屋さんや、オモシロ心理学など、
広義の笑いに関する番組が並び、
私の出番は最後でした。
「すみません、さん太さん。
さん太さんの前に、飛び入りの番組が入りまして・・・」
見ると、謎の【戦隊ヒーロー】たちが
スタンバってるではありませんか。

彼らは【コウタレンジャー】という
幸田町のローカルヒーローで
勇壮なテーマ曲に乗って会場に登場するやいなや、
客席の皆さんと、プチ握手会を始めました。
・・・お客さんはほとんど、
高齢者の方ばかりでしたけどね。
「さあ、コウタレンジャーにはこれからも、
幸田町の平和のために戦ってもらいたいと思います。
頑張れ、コウタレンジャー!
・・・では、微笑亭さん太さんの落語です」
出づらい~!!
まさか戦隊ヒーローの後に
落語をやるとは夢にも思いませんでしたが、
100名を超えるお客さんたちは
とてもよく笑って下さってよかったです。
杉浦校長先生、
また是非、呼んでいただきたいと思います。
微笑亭さん太