レモンより、らいむ
天狗連の白紅亭和音さんから電話があり、
「さん太さんと話したい人がいるから」という事で、
電話を替わられました。
「もしもし、さん太?お久しぶり~」
名乗らずに、いきなりそう仰る女性の声。
「え~っと、どちら様でしたでしょうか?」
そう言いつつも、明らかに聞き覚えのある声です。
しかも、かつてよく聞いていた声のような・・・
「私よ、私。らいむよ」
「あっ!やっぱりそうですか!
らいむ先輩でいらっしゃいますね!」
私が愛大の落研時代、非常にお世話になった
艶目家らいむ先輩でした。
お話させていただくのは、
もう20数年ぶりという事になります。
初めてお会いしたのは、
らいむ先輩が二十歳の時になるわけですが、
とても綺麗な方で、当時はなかった言い回し、
【クールビューティー】という言葉が、
ピッタリくる憧れの先輩でした。
ただ、大変厳しいお方でもあり(良い意味で・笑)
色んな事をご指導いただきました。
ですから私は、
電話の相手が、らいむ先輩だと判った途端、
思わずイスから立ち上がり、
直立不動でお話させていただきました(笑)
らいむ先輩と和音さんは、学生時代の同級生で
そういうつながりもあり、
たまたまお店に飲みに来られていたようです。
「この間の寄席に行けなくてごめんね」
「いえいえ、とんでもございません!」
先日、名古屋の名東区で行った寄席で、
落研の先輩方が何人かおみえになったんですが、
らいむ先輩は、残念ながら来られませんでした。
その代わり、来られた先輩方から
らいむ先輩の最近のエピソードを聞かせていただきましたが、
相変わらずの【お姫様キャラ】のご様子で、
聞かされた私の背筋を、
一瞬にして凍らせるのには十分でした(笑)
今も相変わらずお美しいとの事ですので、
是非ともまた、お目にかかりたいと思います。
微笑亭さん太