和装太郎
ワシントンホテルに行ってきました。
【みやび和装学院】という着物の教室のパーティーにて
一席演ってきました。
会の事をよく知らずに行ったんですが、
会場に着くと、きらびやかな着物を着た
若い女の子たちがてんこ盛りでした。
『・・・えっ、若い』最近は、
若いお客さんの前の方が緊張しますね。

しかも例によって、ホテルのパーティー会場という、
我々にとっては【鬼門】の場所です。
さらにお酒やお食事も出されています。
【ホテル】【パーティー】【食事】という、フルコンボですね。
アトラクションには落語の他に
三味線演奏や踊りなどの人たちも来てましたが、
【藤娘】を踊る舞妓さんを見て、小さな女の子が
「顔がめちゃ白い」と言って泣き出したり
なかなかハードな状況でした。

極めつけは、皆さんが着ている着物が高そうな事。
恐らく私の着物が、100枚くらいは
作れる値段の物を着てらっしゃるのではないかと。
つまり私は、その場にいる人たちの中で、
最も激安の着物を着ている人になるわけです。
この日ばかりは、洋服で演りたかったですね。
こんな状況では、とても聞いてもらえないだろうと思い、
こうなりゃヤケだ!とばかりに、
急遽『離婚式』を演る事にしました。
おめでたいパーティーの席であり、
実際に結婚式が行われる会場にてこのネタを演るのは、
ケンカを売ってるみたいなものですよね(笑)
いざ上がってみると、
食事されてる方なんかがいたにもかかわらず、
意外に普通に聞いて笑ってくださいました。
ちょっとした奇跡ですね。
特に小保方さんなんかの時事ネタ系がウケました。
最後に出席者全員に、
空くじなしの抽選があり、
私も引かせていただきましたが、
当たったのは【割烹着】でした。
これは、何かの因縁でしょうかね?
微笑亭さん太