千原ジュニア、さん太作品に挑む!
【千原ジュニア×□】と題された
千原ジュニアさんのライブが行われました。
このライブは、この日で40歳を迎えるという彼が、
5年前から前売券を発売するという、
ちょっと変わった企画なんですが、
コントやトークなどの他に、落語を披露されたんですね。
これが『人面瘡』という
微笑亭さん太作のネタでした。
千原ジュニアさんは以前から、
春風亭小朝師匠の指導のもと、落語をやられてたんですが、
今回は小朝師が、私の『人面瘡』を推薦して下さったようです。
非常に嬉しい事ですね。
2004年に【六人の会】の台本コンクールで、
『身投げ橋』というネタで最優秀賞をいただいたんですが、
後にスタッフの方から教えていただいたところによると、
この『身投げ橋』と最後まで最優秀賞を争ったのが、
この『人面瘡』だったようです。
『身投げ橋』が取ったので、
『人面瘡』は受賞を逃す形となったわけですか、
小朝師が気に入って下さったようで、自らも高座にかけられ、
小朝師の他にも桂三木男師、鈴々舎風車師などが、
演ってくださっています。
スリが主人公の擬古典で、私の作品にしては珍しく、
若干のメッセージ性もあったりなんかして、
私自身も数回高座にかけています。
千原ジュニアさんの出来が気になるところですが、
記事には以下のようにありました。
【「千原ジュニア×春風亭小朝」では、ジュニアが小朝プロデュースによる落語「人面瘡(じんめんそう)」をお披露目。
きれいにオチが決まると、会場は「おお!」という小さなどよめきが起こり、
その直後に盛大な拍手が長い間送られた】
この感じなら、きっと成功されたんでしょうね。
さすがです。
私としても、非常に非常に、嬉しいです。
高橋みなみちゃんの『こうもり』に次いで、
こうしてまた有名人の方が、さん太作品を演って下さいました。
これからも皆さんに演っていただけるような作品を
一本でも多く書いていきたいです。
微笑亭さん太