子ネタの応酬
今年になるまで、滋賀県には足を踏み入れた事がない私でしたが、
3月の近江八幡、9月の長浜市に続いて、
今年3回目の滋賀県遠征という事になりました。
このお話は、甲良町役場の方から、
今年の春先くらいに早々とオファーをいただいていたんですが、
役場には人事異動がつきもの、4月からは別の方が担当されました。
その方と何度かメールをやり取りするうちに、
これが落語会ではなく、青少年育成のイベントで、
講演的要素の強い依頼だという事が明らかになってきました。
これはかなり、話す内容に関して限定されるわけでして、
私もちょっと焦りましたが、
自分のネタの中から【子供ネタ】ばかりをチョイスして、
何とか1時間半の持ち時間の内容を構成してみました。
生憎の土砂降りの中での開催となりましたが、
多くのお客さんがお見えになり、結構盛況でした。
最初にボランティア活動などに対しての表彰があり、
表彰される立場の子供たちと
付き添いのお母さんたちも大勢来ていました。
表彰式の後、2部の落語という構成だったのですが、
表彰が終わった途端、即行でバタバタと会場を出ていく母子たち…
そんなに嫌わなくてもいいのに(笑)
年配の方を中心に残ってくださいましたが、
仲入りも取らずに、1時間半ぶっ通しで喋りました。
最初は硬い雰囲気でウケも薄かったんですが、
途中から急に空気が良くなって、最後はかなりいい感じで終われました。
主催者の方々の反応も上々でしたので、
まあ良かったのではないでしょうか。
非常に風光明媚な町、甲良町に、
また是非呼んでいただきたいと思います。
微笑亭さん太