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現在、新城は選挙期間中なんですが、某候補者の方に呼んでいただき、
小ホールにて一席演ってきました。
このお話をいただくにあたっては、ネタ依頼からされていて、
『有権者の方に、投票所へ足を運んでもらえるような創作落語を作ってほしい』という事で、
いわば【投票呼びかけ落語】を作りました。
それを午前と午後の2回公演で、ネタ下ろしの高座となりました。
楽屋入りしてすぐ、スタッフの方から、
「さん太さん、すみません。
集客の方があまりできてなくて…お客さんが少なかったらごめんなさい」
「いえいえ、お気遣いなく。お客さんが少なくても、一生懸命喋りますから」と
ニッコリ笑って高座に上がりましたが、客席を見ると、
400人以上のキャパがあるホールに、座っているのは10人程度。
『お客さんが少なくても大丈夫』とは言いましたが、
さすがにホールで、この人数は辛い…。
仕方がないので喋り始めましたが、人が少なすぎて、
皆さんが笑っているのかスベっているのかの判断すらつきません。
若干笑っている気もするのですが、
何しろ高座までの距離が遠くて聞こえてこないのです。
とりあえず一席終えて下りてくると、
「…さん太さん、お客さんが少なくてすみませんでした。
午後の部はもう少し入ると思いますから」
「そうですか、ありがとうございます」
期待をしながら午後の高座に上がると、
午前よりお客さんが減ってました(笑)
結局、私のネタ下ろしを聞いていただいたお客さんは、
2回合わせて30人もいないくらいでしたが、
スタッフの方々には喜んでいただいたようなので、まあ良しとしましょう。
全国の選挙に出られる予定の方々、
【投票呼びかけ落語】を演りに行きますので、是非呼んでください。
微笑亭さん太