そして扉は開かれた
御近所のお年寄りの方々相手に落語を演ってきました。
一度呼んでいただくと、
それっきりになってしまう営業が多い中で、
この本郷には、
私も減滅渡さんも3年連続で呼んでいただきました。
良い意味で、懲りない主催者の方だな~と思います。
減滅渡さんは『替り目』と『時うどん』、
私は『尻餅』と『町内の若い衆』を演りました。
お客さんは40名程度でしたが、とても良いお客さんでした。
豊橋から豊田への帰り道、
荷物を積んだトラックの後ろをついて国道1号線を走ってると、
「………えっ!?」
トラックのコンテナ後ろの扉が、観音開きに開いたんです。
これには、かなりビックリしましたね~。
何かは判りませんが、中に積まれている荷物も見えました。
瞬時に、
『この荷物が落ちて直撃されたらどうしよう?』と、ビビリました。
頭の中には、翌日の新聞の見出しが浮かびましたよ。
『素人落語家、国道上でマグロと激突死!』とか、
『荷物が胸に刺さり、
素人落語家の命を奪う…凶器はニンジン!』とか、
それはかなり間抜けだな~と思ってました。
幸い荷物が落ちる事もなく、
そのままトラックは、すぐに途中で曲がってしまいました。
残念ながら、教えてあげられる暇もありませんでした。
目的地に着いたら、
コンテナ空っぽって事になってないといいんですけどね~。
微笑亭さん太