ネット上の【こうもり】
『微笑亭さん太』の項目が載っていて驚きましたが、
今度は『こうもり(落語)』という項目が載っていて、
またまた驚きました。
載せてくださった方に感謝ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%86%E3%82%82%E3%82%8A_(%E8%90%BD%E8%AA%9E)
『こうもり』は私の作品なんですが、
春風亭小朝師匠に提供したのをきっかけに
木久蔵師、可龍師、たけ平師、ぴっかりさんなど、
数多くのプロの方がかけて下さっています。
あのAKBの高橋みなみさんや、にしおかすみこさんも
番組企画等で演られた事があります。
最近では、全く存じ上げないプロの方もかけていたりして
皆さんに可愛がっていただいてるんだな~と実感しております。
プロの師匠だけではなく、芸乃虎や志さん、望々亭みるくさんを始め、
何人かの社会人落語家の方もかけてくださっていて、
私の作品の中では、最もメジャーな創作である事は確かです。
古典か新作か判りにくい、ボーダレスな世界観と
いわゆる『寄席サイズ』の時間である事から、
アマプロ問わず、使い勝手がいいんでしょうかね?
記事の内容は、色々と予想で書かれていて、私としては自作ながら
『あ~そうなんだ~。そういう風に解釈されてるんだね~』
みたいな感覚で読ませてもらいました。
昔話【鶴の恩返し】をモチーフに書かれたとありますが、
私としては、そういうつもりで書いたわけではないんですけどね。
ただ、出来上がってから自分でかけていく中において、
『…あれ?【鶴の恩返し】に似てるな』と思ったわけでして、
要は『自分で気付いていなかった』という事ですね(笑)
昨年、池田の大会で
私の作品である『恋するオトメ』をかけた方がいらっしゃいましたが、
それが【桂かい枝・作】となっていたのを見て、
ちょっと複雑な心境でした(苦笑)
私が桂かい枝師に提供した作品ですので、師の作品だと思われたんでしょうね。
ですから今回のように、【出所】が判る記述というのはありがたい事です。
古典と違って新作落語というのは、お蔵入りになる可能性が高いものです。
これからも、この『こうもり』が色んな方にかけていただいて、
ネタとして【現役】であり続けてほしいな~と思いますね。
微笑亭さん太