戦争を知りたくない子供たち
悪化したものだらけと言っても過言ではないですが、
その中のひとつに『中国との関係』がありますよね。
石原前都知事に尻を叩かれるような形で尖閣諸島を国有化して以来、
連日のように中国船が周辺の接続水域に入ったり、
領海に侵入したりしてましたが、昨年末には、
魚釣島の南15キロの領空で、中国の国家海洋局所属の航空機が
領空侵犯したなんて事件がありました。
何だか、構ってほしくて悪さを重ねる少年みたいな国でして、
ついに非行(飛行)に走ってしまいましたね。
人間の場合は、愛人を巻き込んだ男女間の揉め事というのはよくありますが、
国同士での『尖閣関係のもつれ』は、一朝一夕には解決しないようですね。
北朝鮮も、とてつもないフェイントから
『人工衛星』という名のミサイルを打ち上げたり、
韓国とも領土問題で揉めていたり、日本も頭の痛い問題が多いですよね。
安倍新総理は憲法の改正にも積極的に取り組むようですが、
朝鮮半島での緊張感が高まり、戦争が始まるんじゃないかという不安は、
年々高まっていく気がします。
恒久平和主義を掲げるこの日本でさえ、
かつての戦争の影というのが色濃く残っている事があります。
学校ひとつ取ってみても、
『ランドセル』というのは元々兵隊のバックパックですし、
『気をつけ』とか『前へならえ』、『集合』、『右向け右』なんて号令は
軍隊の動作で、朝礼台に先生が乗り生徒が整列する様子は完全に軍隊であり、
外人が見るとビビってしまうそうですね。
途中、先生の話が長くて熱中症で倒れてしまった生徒なんかは、
てっきり狙撃されたのかと思うでしょうね。
教室の中で生徒を分ける『班』と言う単位も軍事用語で、
クラスの人数30~50人は軍隊で言う『一個小隊』に相当するわけですね。
また教師が教室に入ってきたときに行う『起立!礼!』は、
軍人が部屋に上官が入ってきたときに行う動作ですし、
運動会の『鼓笛パレード』や『障害物競走』も
全て軍隊からきてるそうですから、諸外国からは、
『日本は授業に、軍事教練を取り入れている』と
完全に勘違いされてるようですね。
米軍には『狙撃兵』と呼ばれる、
兵士の中でも特に優れた技能を持つ者たちの集団がありましてね。
彼らは、戦場で偵察部隊として真っ先に敵地へ侵入するのが役目でして、
敵地の偵察で敵を見つけ殺せそうなら撃ち殺し、
ダメなら情報を持ち帰って空爆させる役割を担ってるわけです。
当然訓練も厳しく、米軍のスナイパー・スクールでは
『一発でも外したら退学』という、超厳しい決まりがあるんですね。
これは『当たると確信するまで撃たなくてもよい』
という意味でもあると言われてますが、このスクールの卒業生は、
女の子と寝ると一発で妊娠させちゃうそうですから、かなりの凄腕ですよね。
軍は兵器の開発にも積極的ですが、
爆弾を背負って敵の戦車の下に潜り込んだところで爆発させる、
『犬地雷』というのが発明された事がありましてね。
動物愛護協会から全力でクレームが来そうな兵器ですが、
犬を訓練する過程で手なずけすぎて、
犬が味方の戦車の下に行っちゃったという、間抜けな話もあったりしましてね。
戦争のない平和な世界が理想であるのは言うまでもありませんが、
自衛官が定年退職をされる時の挨拶で、
「私がいる間、お役に立たなかった事で、国にお役に立ったと思っております」
という挨拶をするのが恒例らしいですが、
いつまでもそんな挨拶が続くような日本であってほしいですよね。
微笑亭さん太