ネタとの再会
春風亭小朝師匠の独演会に行ってきました。
昨年の1月にも公会堂であったんですが、
今回は場所を移して、2年連続の豊橋での独演会となりました。
私が落研時代、
4年生の卒業公演である『愛大落語会』は、
この市民文化会館で行われていました。
大学1年生の微笑亭さん太君は、
4年生の先輩方の素晴らしい卒業公演を拝見して、
『自分も4年生になったら、この卒業公演でトリを取りたい!』という
ささやかな野望を、心に抱きました。
そして3年後、トリで『愛宕山』を演ったんですが、
私の人生の中で唯一、夢が叶った事ですね(小っさ!笑)
でも私にとっては、憧れのホールでした。
『越路吹雪物語』 春風亭小朝
『新聞記事』 瀧川鯉斗
『死神』 春風亭小朝
仲入り後に出られた瀧川鯉斗さんが
『新聞記事』を演られたんですが、
それは以前、私が改作したものでした。
元々は林家木久蔵師のために改作し、
木久蔵師の高座も聞いた事がありますが、
鯉斗さんのも、私が入れたギャグを沢山使ってくれていて、
サゲも私の作ったものでした。
久々に自分のネタの【消息】が判ると
とても嬉しいものですね。
これからも、どんどん演っていってほしいものです。
仲入りの時に小朝師の楽屋にお邪魔し、
今回のW受賞の事もご報告できたので、よかったです。
微笑亭さん太