守備一貫
結局、1位指名されていた日本ハムへの入団が決定しましたよね。
頑なにメジャーへ行くと言っていた大谷君の心を動かした決め手は、
栗山監督の一言、『毎日、ハム、食べ放題だぜ』だったとか。
……あれ?違いましたっけ?
今年、イチロー選手がヤンキースに移籍しましたよね。
マリナーズ時代には必ずライトを守っていた彼も、
移籍後はライト、センター、レフトと、
外野の全ポジションを、そつなくこなしてましたから、
やはり大した選手だな~と改めて実感させられましたよね。
野球界では複数のポジションを守れる万能選手、
『ユーティリティープレーヤー』が重宝されますが、
今年の8月、アメリカのマイナーリーグで、一人の選手が一試合で、
投手を含め全守備位置についたという試合があったんですね。
『一人九役』をこなしたのは、インディアンス傘下の1A、
カロライナのジャスティン・トゥール選手という方で、
8月25日のセーラム戦に2番ライトで出場し、
回が改まるたびにセンター、レフト、ファースト、セカンド、
ショート、サード、キャッチャーと変更し、
9回には、マウンドに立ったんですね。
これは記録を作るためだけにやったんだろうな~という事は、
この変更があまりにも順番に行われている事からもよく判りますよね。
こんな事はアメリカでも初めてじゃないかと思ったら、
過去に4人もやっているんですね。
特にマイナーリーグでは、話題作りの意図で、
一人に多くのポジションを守らせる事はあるそうで、
それで話題になるのだったら、日本の演芸界も、
一人で寄席の全てをこなす芸人が
登場してきてもいいんじゃないですかね。
寄席の企画からビラの作成、宣伝はもちろんの事、
当日のもぎりなんかもやりましてね。
出演も、落語から太神楽からコントから、漫才まで一人でこなした上、
客席に回って自分の芸を笑うという、
ここまで出来れば、かなり話題をさらうんじゃないかと思いますけどね。
微笑亭さん太