賞をいただける事になりました
これは、他の台本募集のコンクールとは違う、
独特のシステムがあります。
最終選考に残った5本の作品を、
実際にプロの師匠方が演じられ、その中でどれが一番面白かったかを
その場で投票で決めるというシステムです。
『最優秀作品』が1本、『優秀作品』が1本、
残りの3本が『佳作』を受賞という事になります。
つまり、最終選考の5本に残った時点で、
『受賞確定』という事になるわけです。
その5本の中に、
私、微笑亭さん太の作品が入ったと、
落語協会の方からお電話をいただきました。
大変に嬉しい事です。
責任者でもある三遊亭円丈師のブログを拝見すると、
http://enjoo.com/rakugo/rakugo/enjo/daihon2012.html
選考過程など、詳細な内容が載っていますが、
『今回の最終選考作品の作者5人は、初めての人ばかり』
というような事を書いておられます。
しかし私は、6年前に『トイレ革命』という作品で佳作を頂戴してますので、
一応、このコンクールでは『2回目の受賞』という事になります。
古典・新作、問わず、
落語というのは、その方の好みというのが大きく反映されます。
自分で面白いと思う作品を書き上げても、
他人からしてみたら何も面白くなく、
単なる『自己満足作品』である事が多いです。
私の書いた物も、ほとんどがそうです(苦笑)
ですから、6年前もそうでしたが、
今回選んでいただいた、拾っていただいたというのは、
本当に『運がよかった』、これに尽きると思います。
たいして、オリジナリティや創作能力があるわけではない私が書いた作品を
選んでいただいた師匠方には、本当に感謝しています。
そして日頃、拙い『さん太作品』を聞いて
同情で笑ってくださっている奇特なお客様方にも、
心から感謝致します。ありがとうございます。
ジャッジメントが下される発表会は、
11/30(金)、お江戸日本橋亭にて行われます。
私も会場の方に伺うつもりですので、
もしよろしければ、そちらの方にもお越しください。
よろしくお願い致します。
11/30(金) 午後6時半~(開場6時)
『新作台本発表会』
お江戸日本橋亭(03-3245-1278) 地下鉄三越前下車1分
木戸銭 ¥1700(当日¥2000)全席自由
予約受付は一ヶ月前より
問い合わせは落語協会まで(03-3833-8563)
【番組】
『地球最後の日』(微笑亭さん太作) 三遊亭丈二
『堪忍袋2012』(石山悦子作) 金原亭世之介
『夢枕』(斎木克人作) 三遊亭吉窓
『うちに来ないで』(小宮英嗣作) 桃月庵白酒
『トンタク』(加藤侯晃作) 柳家喬太郎
また、こんな私に創作落語のご用命がございましたら、
お気軽にネタ依頼をお寄せください。
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp
090-8133-6921(携帯)
微笑亭さん太