見ざる、言わざる、嗅ぐサル
野生のニホンザルがキノコを食べる際、
自らの知識と味覚で、毒キノコを判別して
避けている事が最近の研究で明らかになったようですね。
サルがキノコを食べる際、
においを嗅いだり、かじってすぐに吐き出したりなど
『検査行動』を取ってるんだそうですね。
この検査行動なしで食べ始めたキノコのうち、
毒キノコの割合は4・3%と低かったという事は、
安全だと認識しているという事ですね。
逆に、途中で食べるのを止めた物のうち、
55・6%が毒キノコだったという事で、
体に毒だと判っていてもコップ酒を飲み干す人間と比べたら、
はるかに利口だという事は一目瞭然ですよね。
サルの他にも、
様々な物を見分ける動物の能力が開花する可能性はありますよね。
例えば『ゲイの男性を見分ける犬』とかね。
ゲイの男性を見つけると、その男性のお尻のところへ行って
『ここ掘れ、ワンワン!』と鳴いたりするわけですね。
あと、『ヅラの人を見分ける猫』なんてのもいまして、
ヅラを見つけると、その人の頭の上に上がって箱座りしちゃうんですね。
そのうち、爪研ぎなんか始めるもんですから、
徐々に頭皮が『地すべり』を起こしていったりしてね。
人間も、犬並みに鼻の機能が開花するかもしれませんね。
彼氏が彼女の実家に挨拶に行き、
『娘さんをください!』なんて言うと、彼女のお父さんが、
やおら彼氏の体中をクンクン嗅ぎ始めるわけですね。
「ちょっとお父さん、何するの!?」
「…優子、この男は止めておきなさい。
女たらしの臭いがプンプンする。お父さんの鼻に間違いはない!」
なんてんで片足あげて、彼氏の足にオシッコかけたりなんかしたら、
確実に彼氏は二度と来なくなるでしょうね。
微笑亭さん太