実に人を食ったような話だね
『キミを食べちゃいたいくらいだ』なんてな事を
言う方がいたりしますが、中には本当に
食べてしまう人もいるようですね。
ノーベル賞の選定にも関わるスウェーデンの名門、
カロリンスカ研究所の准教授が、若い妻の浮気を疑い、
嫉妬のあまり妻の唇を
切り取って食べてしまうという事件がありましてね。
スウェーデンでも
『タラコ』を食べる習慣があるのかと思ってしまいますが、
何で食べたのが唇なんだろうと思いますよね。
何でもこの奥さん、普段からとても会話術が巧みな方だったそうで、
きっと『口がうまい』と思われたんでしょうね。
今の医学なら、手術である程度唇は回復はするんでしょうが、
暫くはマスクが手離せない生活になってしまうでしょうね。
日本ですと、若くて髪の長い女性がマスクをしていると、
ちょっと怖いものがありますよね。
「あの…あなたひょっとして、『口裂け女』ですか?」
「……そんな事、口が裂けても言えません」
人間の肉を食べる事を『カニバリズム』と言いますが、
そういった事件というのは結構起きてたりするんですね。
先日中国でも、自宅から人骨などが多数発見され、
50人以上を食べたのではないかと言われる男が捕まりましてね。
何でこの事実が発覚したのかと言いますと、
この男、ひとり暮らしなのに、やたら玄関に靴が多かったんだそうで…
訪問者が帰る事はない家だったんですね。
米国でも、メリーランド州のボルティモアで、
ルームメイトの男性を殺害したとして
21歳の男子大学生が逮捕されたんですが、この容疑者も、
被害者の脳の一部や心臓を食べていたらしいんですね。
取調室で容疑者に、
「何でルームメイトの肉を食べたんだ?」と聞くと、
「食べてはいけない、と書かれてなかったから」
という、いかにもアメリカ的な言い訳をしていたそうですね。
「まあ、脳味噌と心臓を食べるだなんて、信じられないわよね~」
なんてな事を言いながら、かに味噌とレバ刺をつついている日本人も、
似たようなものかも知れませんけどね。
そんな日本でも5月に、芸術家を名乗る男性が、
杉並区のライブハウスのイベントで、
自分の性器を調理してお客さんたちに振舞って
問題になったなんて事がありましてね。
この男性『性器を食する世紀のイベント』という
ベタなタイトルの催しで、既に切除された自身の男性器を
フライパンで焼いて、2万円のチケットを購入した
5人に食べさせたらしいですね。
集まったお客さん70人が、
その『あらびきソーセージ的な物』が食される様子を見守ったそうですが、
これも一種の『食物連鎖』と言えるんですかね?
食べた人の感想は『固くて美味しくなかった』そうでして、
やはりああいう物は『切り取った後』は、固いのはダメなようですね。
微笑亭さん太