嬉しい姫
決してひとりでは生きていけませんから、
色んな方々と接点を持ち、
コミュニケーションを取りながら成長していきますよね。
人との繋がりは大切ですし、
自分は、実に多くの人々の愛情を受けながら生活しているのだという事を
常に自覚しておく事も必要ですね。
赤ちゃんにミルクや栄養だけを与え続け、
全くコミュニケーションを取らないと、死んでしまうそうですね。
この事からも、人間の赤ちゃんにとって最も大切なのは
『愛情』だと言えますが、生まれながらに、
多くの人々の愛情を貰ってこの世の生を受ける子もいるようですね。
先日クロアチア南部の村で、
住民の助けを借りて生まれた女の赤ちゃんに
『白雪姫』と名付けられたという話がありましてね。
大寒波で大雪に見舞われた村に住むこの子のお母さんが産気づき、
連絡を受けた救助隊が向かったんですが、
雪に阻まれて近づけなかったんですね。
そのため女性の隣人二人が、
電話で救急隊のアドバイスを受けながら出産を手伝い、
無事に女児が生まれたんですね。
雪に包まれて生まれた女の子が『白雪姫』というのは、
凄くロマンチックな感じがしますね。
やがてこの子が美しい娘に成長して、言い寄ってくる男たちを、
一週間日替わりで相手するようなモテ女にりましてね。
周りから、『白雪姫と七人の恋人』なんて呼ばれる日が来るかもしれませんね。
女の子にお姫様の名前を付けるというのは可愛くていいですよね。
玉手箱をくれそうな顔をしてたら『乙姫』とか、
指圧師の娘だったら『親指姫』とか、
やたらペッペッとツバを吐いてたら『椿姫』なんてな具合ですね。
ビジュアルから連想するパターンもありますよね。
ヘビに似てたら『安珍清姫』とか、
南こうせつさんに似てたら『かぐや姫』とか、
みかんに似てたら『愛媛』なんて名前になるんでしょうね。
微笑亭さん太