女心は写り気
SNS全盛の世の中ですから、
友達同士で旅行に出かけて、その様子を
旅先でネットにアップするなんというのは
今や常識となりつつあります。
自撮り棒という物が普及してからというもの、
やたらと自分の写真を撮って上げてきたりしますが、
どうかすると悪夢のような自撮り写真を
上げてる子もいましてね。
悪魔祓いとかに使えそうな写真はさすがにマズいので、
少し上手な写真の撮り方というのを
学んだ方がいいかもしれませんね。
女性の場合、
必ず友達と一緒に写っている
集合写真などをアップしますが、
そういう時にも、全員が
満面の笑みで写っているにもかかわらず
【水面下での駆け引き】というのがあるようですね。
女性であれば誰でも、綺麗に撮られたいし、
痩せてるように写りたいという願望があるわけでして、
そのための集合写真における
幾つかのテクニックというのが存在します。
少し太めを自覚している、ぽっちゃり女子の場合は、
みんなの後ろから
顔だけ出すようにするといいそうですね。
そうすれば太めのボディを晒さなくて済みますから、
友達の肩越しに顔を出すという事で、
心霊写真をお手本にされると
いいんじゃないでしょうかね。
目を大きく見せたい方は、
目を見開くといいそうですね。
うまく出来ないという方は、
厚化粧の友人の隣に立つわけですね。
そしてふと横を見れば、
顔から浮き上がって見えるような化粧の厚さに驚いて、
無理なく目を見開く事が出来ると思いますよ。
顔の大きさを気にして
小顔に見せたい方は多いですよね。
そういう方は、ピースサインなどをして、
手で顔の一部を隠して
小顔に見せるというのもありますが、
一歩後ろに下がって友達を犠牲にして、
遠近法で小顔に見せるという
高等テクニックを使う方もいますね。
シャッターがおりる直前に
スッと後ろに下がったりするわけですが、
写真を見たら、下ってもまだ大きかったりしてね。
あと判りやすい例としては
【美人の隣は避ける】なんてのもありましてね。
『一緒に写真撮ろう』なんて言われて、
横に立たれた友達から笑顔で
「ありがとう。私ね、美人の隣で写るのは嫌なのよ~」
なんてな事言われたら、
涙目になっちゃいますよね。
写真には可愛く写りたいといっても、
女性の【可愛い基準】というのは判り辛いですからね。
芸能人や有名人に対して可愛いと言う場合にも、
自分が厚化粧する事によって近付けそうな、
誤魔化し系のモデルなんかを
可愛いと持ち上げる事が多くて、
堀北真希さんみたいな、ナチュラルタイプの子には、
絶対に可愛いとは言わなかったりしますね。
友達や知り合いでも、薄化粧で黒髪、
ポニーテールの可愛い女の子には
『地味で可愛くな~い』とか言ったりしましてね。
更にそういう【地味で可愛くない】とする女の子を
『モテない男が好きそうなタイプの女ね~』
などと言って保身したりしますから、
女心というのは、なかなか複雑怪奇で
理解するのが難しいですね。
微笑亭さん太