目を皿のようにして見る

火曜日は幸田町にて『こうた寄席』に出演してきました。
幸田町民会館にて行われたこの寄席は、今年で6回目を迎え、
幸田町の【秋の風物詩】となっています(当社比)


今回は初出演の弾家喜苦君が、
落語と太神楽、両方に挑むという事で、
それを目当てに140名以上のお客さんがお見えになりました。


『湯屋番』                     弾家喜苦

『ちりとてちん』                 鶴橋減滅渡

『太神楽』                     弾家喜苦

『三者面談』(さん太作)             微笑亭さん太

第6回目ともなると、
毎年お見えになる常連のお客さんもいらっしゃるわけですが、
生で太神楽を見るのは初めてという方が、
ほとんどだったんじゃないかと思います。


それだけに皆さん、物凄い食いつき方で
皿回しや傘回しを見ておられましたが、
この日の喜苦君の調子は絶好調!
傘の上で激しく回っていた一升枡が、
しっかりお客さんの頭部を直撃してました。
…大丈夫だったのかな…


先月、やはり幸田町で出演させていただいた
『大草尋常笑楽校』の杉浦校長先生と奥様が、
わざわざ花束を持って来て下さいました。
ありがとうございました。
また是非、笑楽校にも出させて下さいね。


微笑亭さん太
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ハリケーン・ポリマー

土曜日は、新城の静巌堂医院に行ってきました。
年に一度行われている、病院をあげてのイベントにて一席喋ってきました。


この高座は、ずっと【風前の灯】でした。
というのも、台風27号がノロノロしていたため、
東海地方に最接近するのが、
ちょうど土曜日くらいという予報が出ていたからです。


当初は非常に強い台風で、列島直撃まであるという事でしたので、
『これは高座が飛ぶな…』と思ってました。


実際、先方の責任者の方からも、そういうお電話をいただきました。
「あの~、土曜日の会の事なんですが…台風で中止になる可能性があります」
「あ、はい」
「その場合、キャンセル料は、おいくらになりますでしょうか?」
「キャンセル料は一律、
宿泊料金の50%となっておりまして…いやいや、そのような物は、
今までいただいた事がございませんので」
まさか、そんな気遣いをして下さるとは、夢にも思いませんでした(笑)


毎年、台風の影響で9月の高座は飛ぶ事があります。
昨年の9月も1件飛びましたが、今年の9月は台風の合間をぬって、
18件の高座全てができましたので、良かったな~と思ってました。
まさか10月末になって、台風の心配をするとは夢にも思いませんでした。


東海地方にとってはラッキーな事に、
台風の勢力も衰え、思ったより列島から遠いところを通りましたので、
無事開催の運びとなりました。


イベントの方は、ここの病院が
ご近所の方々を呼んでのお祭り的な催しでした。
オープンスペースのような高座でしたので、
どのくらい聞いてもらえるか心配でしたが、
意外にちゃんと聞いて笑ってくださいましたので、
何とかノルマ分くらいは達成できたかな~と思っています。
猛暑の影響とはいえ、もう台風は勘弁してほしいですね。


微笑亭さん太

密談、変わった事はございません

日曜日は、名古屋の中区にある塩竃神社に行ってきました。
いつも神社の社務所で行われている
『塩竃かっぱ寄席』に出演するためです。
この寄席は年2回行われている定例公演で、
私は久々に出させていただきます。


『犬の目』                       竜宮亭無眠

『三者面談』(さん太作)               微笑亭さん太

『佐々木政談』                    若鯱亭笑天

『天災』                        夢ノ家くっか

『阿武松』                      お好味家喜楽


この寄席は、大体4月、10月という
比較的気候の良い時期に開催されているにもかかわらず、
よく豪雨に見舞われたりするのです。
ところがこの日は、風が強かったものの晴天で、
65名のお客さんがお見えになりました。


私は池田でかけた『三者面談』を演りました。
このネタは、池田で演るに当たって10分バージョンに縮めていたので、
元の長さに戻すために、ここでかけさせていただきました。


終わった後は、近くのお店で打ち上げでしたが、
そこでは色々な話題が出て、大変面白かったです。


どんな話題が出たのかはオフレコですが、
【豆蔵さんを、いかにして潰すか?】とか
【どうやって『楽語の会』から豆蔵さんを追い出すか?】なんて話題は、
決して話していない事だけは申し上げておきます。


微笑亭さん太

池田の新名人を、全力で称える!

『第5回 社会人落語日本一決定戦』は、
新名人・銀杏亭魚折さんの誕生で幕を閉じました。
五代目名人と呼ぶに相応しい、素晴らしい高座だったと思います。
おめでとうございます。


彼が噺家として優れているのは言うまでもありませんが、
私は創作をやっているので、
どうしても作品の内容の方に目がいってしまいます。


魚折さんの今回の作品
【スライダー課長】には、心底驚かされましたね。
彼の高座が終わった直後、
今まで大爆笑していたお客さんたちが、お互いに顔を見合わせて
『彼は一体、何なの!?』的な表情をされていたのが印象に残ります。
初見のお客さんにとっては、まさに彗星の如く現れた
モンスター新人に思われた事でしょう。


この【スライダー課長】は、野球オンチの上司に
部下が野球のいろはを教えるという内容なんですが、
ネタ構成の秀逸さもさる事ながら、私が一番驚かされたのは、
【ツッコミの温度の的確さ】でした。


彼は、年も26歳と若いですから、
普通そういう年代の作った作品というのは、
力技で持っていこうとする傾向が強いと思います。
ましてや上方落語ですので、少しのボケに対しても、
『何でやねん!』とか『ええ加減にせえ!』といった最強のツッコミで
お客さんの笑いを引っ張り出そうとするパターンを
多用したりする事があると思います。


もちろん、それが成功する場合もあるんですが、
聞いてるお客さんとの意識の差、温度差に
引いてしまうお客さんもいらっしゃると思います。


ところが彼はあの若さにして、
一つ一つのくすぐり(ギャグ)に応じた
ツッコミの【適温】というのが、本当によく判っていると思います。


誰が演ってもウケるような強いくすぐりに
お客さんが爆笑するのは当たり前の事なんですが、
問題はそこまでいかない、【そこそこのくすぐり】の扱い方ですね。


10人中、3、4人ぐらいがクスッと笑うような弱めのボケに
『何でやねん!!』と【100℃】のツッコミを入れたら
お客さんはドン引きしてしまうでしょうが、
彼は【30℃】のボケに対し、ちゃんと【30℃】の
適温のツッコミを入れられるセンスを持っていると思います。


笑いというのは不思議なもので、
自分が求めている温度より高い温度のツッコミが来ると
本来は生まれる量の笑いでさえ消えてしまう恐れがあるんですが、
自分が求めている絶妙の温度のツッコミが来た途端、
本来は【ややウケ】のものが【中笑い】になり、
【中笑い】のものが【爆笑】に変わるという相乗効果をもたらすと思います。


ツッコミというのは【お客さんの気持ちの代弁】とも言えますので、
適温のツッコミを聞く事によって、
『ああ、この人は自分が思っている事と同じ事を思ってるんだ』という、
そんな意識が生まれるんじゃないでしょうか。
それこそがまさに【共感】です。


それから【野球ネタ】だったという事も評価したいですね。
というのも、野球ネタというのは、
野球ファンではない方々は、あまり食いつきがよくありません。
特に、野球を知らない事が多い、女性に不評だったりします。
その聖域(?)に挑んだ勇気は、賞賛に値すると思います。


聞けば彼自身、野球はよく知らないとの事で、
それがかえって良かったんでしょうね。
人間誰しも、自分の好きなジャンルというのは、
ついついマニアックな方向に進みがちですが、
自分の知らないジャンルだからこそ、野球を知らない人たちにも判りやすい
【適温のネタ】が出来上がったんでしょうね。
ここでの温度判断も、実に的確です。
池田の大会は、自分の職業を生かした作品が評価される傾向にあります。
しかし私は、自分の知らない事にあえて挑む勇気の方を称えたいと思います。


魚折さんはかつて、
学生落語のタイトルである【策伝大賞】も受賞されています。
私は昨年まで5年くらい連続で、名古屋の大須演芸場で、
策伝大賞の受賞者たちと共演する機会に恵まれました。
ところが彼が大賞を取った時には、彼の就職が決まっていたため
名古屋での共演が叶いませんでした。
……その時、共演していたら、
絶対全力でつぶしておいたんですけどね(笑)


銀杏亭魚折さん、
噺家としても、創作落語作家としても、類まれなる才能です。
これからも、次々と傑作を世に生み出し、
素晴らしい高座を残していってほしいと思います。


…新名人、これくらい【ヨイショ】しておけばいいですかね?


微笑亭さん太

工場心のある会社

金曜日は、トヨタ自動車の堤工場に行ってきました。
『…えっ?何しに?』という感じですが、
社員の方々の前で一席喋ってきました。


私は生まれも育ちも豊田市なんですが、
小学生の時に社会科見学で本社工場に行って以来、
一度も工場の中に足を踏み入れた事はありません。
ましてや社員の方々の前で落語を演るなどというのは、当然初めてです。


工場の中には車で入りましたが、
さすがは天下のトヨタ自動車、とにかく広い!
堤工場の従業員だけで5千人いらっしゃるという事なので、
工場内は、ちょっとした【独立国家】みたいなものです。
過疎で苦しむ村が羨ましがるほどの繁栄ぶりでした。


責任者の方がオファーして下さった時、
『職場に笑いが欲しいので、とにかく笑わせて下さい!』と言われました。
実に真っ当な依頼なんですが、
単純な事ゆえ、非常にハードルが高い依頼ですよね(笑)


また『長いネタではなく短いネタで、
職場に持ち帰って、他の人に話せるような笑いを提供して下さい』
との事でしたので、本ネタは演らず、
小ネタを中心に漫談を30分ほど喋りました。


お客さんは100名ちょっとくらいだと思いますが、
何しろ工場内での会ですので、作業服の方がほとんど、
しかも、こんなに【ヘルメット率】の高い客席は初めてでしたね(笑)
一応、希望者を募って聞きに来られていたようですので、
思ったより笑っていただけて良かったです。


私は工場内で落語を演るのは初めてだったわけですが、
工場内で落語を演った豊田市民というのも、
トヨタ自動車創業以来の快挙(?)だったかもしれませんね。


微笑亭さん太

若者ばかりの高年者センター

木曜日は、岡崎の高年者センターに行ってきました。
介護のお仕事などをされてるスタッフの方々の集まりで、
1時間半ほど喋ってきました。


この高年者センターというのは市の公共施設のようで、
60歳以上の方なら誰でも無料で利用できるようです。


この日は入所者の方ではなく、
岡崎市内などの高齢者施設で働いてらっしゃる
スタッフ約150名の前での高座でしたので、
聞いてる方々は20代、30代も結構いらっしゃいました。
普段我々がやっている寄席のお客さんに比べたら、
平均年齢にして30歳くらいは若いんじゃないかと思われました。


昔は、客席がお年寄りばかりだと緊張しましたが、
最近は、若いお客さんを前にした方が緊張してしまいます(笑)


認知症や交通安全の内容で
話してほしいというリクエストを受けていたので、
『優しく見守る認知症』、『検問は大騒ぎ』、『再就職は楽し』の
3席を演ってきました。
マクラも含めて90分間、
全て【さん太作】の高座でしたね。


落語を聞くのは初めてという方がほとんどのようでしたが、
皆さん仕事柄、真面目で優しい方が多いんでしょう、
ちゃんと聞いて笑って下さいました。
また是非、呼んでいただきたいですね。


微笑亭さん太

♪あ~、一度だけ~ 恋して燃えた~

一昨日は、豊川市の国府上町集会所に行ってきました。
今月は3回目となる、悪質商法の出前講座です。


いつも通り、老人会の方に呼んでもらっての会ですが、
この日の講座は20名ちょっとという少人数でしたが、
反応もよく、非常に演りやすかったですね。


講座が終わって着替えを済ませ
帰ろうと車に乗り込み発進させました。


ここの集会所へ続く道というのは
車一台が通れるくらいの、そんなに広くない道でした。
ちょうど私が車を動かす直前くらいに、
聞いてらしたお爺ちゃんたちが帰っていかれたんですね。


当然私は、その後を
車でついていくような格好になったわけです。
ふと見ると、お爺ちゃんたち数人が世間話をしながら、
横一列になって歩いているのが目に入りました。


狭い道ですから、横一列に並ばれると、
その脇をすり抜けて前へ出る事はできません。


クラクションを鳴らせばいいわけですが、
私自身、『オラオラ、どけどけ!』みたく
クラクションを鳴らすのが嫌いなんですね。
極力使いたくない派、なんですよ。


『まあ、そのうちに気付いて開けてくれるだろう』と思っていたんですが、
世間話に夢中のお爺ちゃんたちは、後ろから来た私の車に一向に気付きません。


それどころか、
新たなお爺ちゃんが2、3人追加されてきて、
ついには、道幅いっぱいにお爺ちゃんが横一列にびっしり並び
さっそうとした足取りで、前進していきます。


私の頭の中には、
昔懐かしい【Gメン’75】のテーマ曲が流れてきました。
そして故・芥川隆行さんのナレーションが甦ります。
『ハードボイルド、【爺メン75歳】。曲がった腰を、杖でカバーする人間たち……』
ここが滑走路でないのが残念なくらいです。


結局、暫く行った広い道に出るまで
私は爺メンたちの後ろを、ついていく事となりました。
お爺ちゃんたち、お話で盛り上がるのはいいんですが、
車には、くれぐれも気をつけて下さいね。


微笑亭さん太

Mの戦慄

一昨日は、豊橋の高師町公民館に行ってきました。
老人会の集まりで1時間ほど喋ってきました。


前日は月例寄席で、12時過ぎまで豊橋にいましたので、
それから一旦、豊田に帰るのも面倒だったので、
そのまま車中泊して朝イチの高座に向かいました。


この会には2年連続で呼んでいただいてるんですが、
いつもオファーの電話を下さる、会長のMさんという方が
なかなかのキャラなんですね。


昨年電話をいただいた時も、
私の携帯電話の番号だと判ってるにもかかわらず、
「鶴橋減滅渡さんはおるかね?」という
意味不明な一撃をかまされました。
「いや、私はさん太ですので」
「うん、さん太さんの携帯でしょう?」
「ええ、ですから減滅渡さんに用があるなら、
減滅渡さんの携帯にかけられた方が…番号はご存知なんですよね?」
「うん、知っとるよ」
「じゃあ何で、私の携帯にかけられたんでしょうか?」
「いや、そこにおるかな~と思って」
…もはや、会話として成り立っているかすらも怪しいやり取りをした覚えがあります。


今回もそのMさん、楽屋にいた私のところに来て、
「出る時に、音楽をかけるんじゃないの?CDとか持っとるだかん?」
「ああ、出囃子ですか。かけていただけますか?
すみませんね…じゃあ、このCDをお願いします」
「かける機械が無いじゃんね、ほい」
……じゃあ何で聞いたんですか?


結局、どこかからCDラジカセを都合してこられて
出囃子をかけていただく事になりました。
「使い方がよう判らんで、教えとくれん」
そう言われたので、私が何度も教えて、いざ本番へ。


ちゃんと音も出て高座に上がったんですが、私が喋り始めても、
何故かMさんは、ラジカセをガチャガチャとイジっておられました。
「え~一席お付き合いをお願い致します」
「ガチャガチャガチャ……ザァ~!」
「最近は、事件や事故も多いですよね」
「ガチャガチャガチャ……ザァ~!ザァ~!ピ~!」
「消費税も上がるなんて話もありますしね」
「ガチャガチャガチャ……ザァ~!ザァ~!!ピ~!!!」
「……すみません、ラジカセのコード抜いてもらっていいですか?」
高座に上がってからの度重なるノイズに耐え切れなくなり、
思わず電源オフのお願いをしてしまいました(笑)
あれは何をやっていたのか、いまだに判らずじまいです。


なかなか素晴らしいキャラのMさん、
来年もまた呼んでくださいね。


微笑亭さん太

ホットコーヒー、アイスコーヒー、完コピー

一昨日は、天狗連の月例寄席に出演してきました。
池田の翌日という事もあり、最初は出る予定ではなかったんですが、
ちょっとメンバーが足りないという事で
出演させていただく事になりました。

『時そば』                   艶目家文鶴

『千早ふる』                  寿司家銀司

『猫長屋』(さん太作)            微笑亭さん太

『蒟蒻問答』                  髪家三代


この日は愛大落研の現役でありながら
天狗連の新人でもある艶目家文鶴(いろめやあやつる)ちゃんが
月例寄席デビューという事で、
普段は【女子大生】と接点のないオジ様方が、沢山お見えになりました(笑)
お客さんは30名超で、満席となりました。


文鶴ちゃんは物凄く緊張していたようですが、
無難に『時そば』を演り、ウケもそれなりに取っていたので、
月例初高座としては、合格点には十分達していたと思います。


ただ、柳家喬太郎師のDVDを見て覚えたようで、
喬太郎師の完コピだったんですね。
【モノマネ】としてはかなりのものでしたが、
『プロの完コピは許さない!』という主義の方なら
怒り出しそうなレベルでした(笑)


文鶴ちゃんは、モー娘の道重さゆみ風のアイドル的ルックスだけに
喬太郎師独特の、前かがみで陰気で、常に薄笑いを浮かべ、
ちょっと狂気を感じさせる【そば屋の主】を演じているのが
ハンパない違和感でしたね(笑)
でもまあ、最初は誰でも【モノマネ】から入るわけですから
このまま頑張っていってほしいと思います。


この日は、最近親しくさせていただいている
経大亭勝笑(けいだいていしょうしょう)さんが、
わざわざ名古屋から見に来て下さいました。
勝笑さんは岐阜経済大学落研のOBで、
落語も演られるんですが、主に漫談スタイルで活動されています。


この方、年間1000回を超える営業をこなされているという
とんでもない方で、私も最初は信じてませんでした。


ところが、実際のスケジュール表を見てビックリ!
老人ホームなどを中心に、毎日4~5回の営業が
び~~~~っしり入っていて、
これなら1000回超えは納得できると思いました。
上には上があるもので、凄い方がいらっしゃいますね。


そんな勝笑さん、
来月の月例寄席(11/18)に、いきなり出ていただく事になりました。
出演者は、愛知家馬舟、望々亭みるく、鶴橋減滅渡、経大亭勝笑
という事になりますので、是非お越しください。


……あ、その前日、11/17(日)には
大黒屋寄席もありますので、そちらもお願い致します。


微笑亭さん太

第5回 社会人落語日本一決定戦

一昨日と昨日は、大阪の池田市に行ってきました。
『第5回・社会人落語日本一決定戦』
に出場するためです。


今年で5年目となるこの大会ですが、
毎年盛況で、今回も170名を超える社会人落語家が参加されました。
6つの会場に分かれて予選を行い、10名が決勝に残れるシステムです。


私は第1回から昨年の第4回まで、4年連続で決勝に残していただき、
第1回では3位入賞、第2回では奨励賞をいただいています。
私の予選会場は【落語みゅーじあむ】だったんですが、
今回は残念ながら決勝に残る事はできませんでした。


お客さんには沢山笑っていただけただけに残念でしたが、
捨てる神あれば拾う神あり(?)何と今回新設された
【藤本義一賞】という特別賞をいただく事になりました。
藤本義一さんの未亡人から表彰していただき、
全出場者の中で一人だけしか貰えない賞ですので、とても嬉しかったですね。
藤本義一賞

【藤本義一賞】という名前なので、
まるで文学賞を取ったみたいな気分に浸れますね(笑)


打ち上げでも、多くの社会人落語家の方々とお話しができて、
極度の人見知りの私も楽しかったです。


3位のなすさん、2位の風林火山さんも素晴らしかったんですが、
彗星の如く現れ、名人をかっさらった感のある
魚折(うぉーりー)君は、恐るべき才能を感じさせました。
おめでとうございます。
また来年も、この大会があるといいですね~。


微笑亭さん太

落語の秋を満喫?

●今月から来月にかけての告知をさせていただきます。


10/21(月) 午後7時~
『月例寄席』  木戸銭¥100
豊橋市神明町『あんくるとむ』(0532-53-5355)
出演 艶目家文鶴 微笑亭さん太 寿司家銀司 髪家三代

今回は天狗連の新人であり、愛大落研現役の女子大生
艶目家文鶴(いろめやあやつる)ちゃんが、月例寄席初登場です!
普段、女子大生とは接点が皆無だというオジサマ方は
是非ともご参加いただきたいと思います(笑)



10/27(日) 午後2時~
『塩釜カッパ寄席』  木戸銭¥500
塩釜神社(名古屋市中川区西日置1丁目7-10)
出演 夢ノ家くっか 若鯱亭笑天 微笑亭さん太 竜宮亭無眠 お好味家喜楽

年に2回行われている定例公演ですが、
私は久々に出させていただく事になりました。
【塩釜神社】というのは、名古屋にもう一つ
同名の神社があるようですので、くれぐれもお間違いのないように。



10/29(火) 午後7時~
『第6回 こうた寄席』  木戸銭¥800(飲み物・お菓子付)
幸田町民会館(0564-63-1111)
出演 弾家喜苦 微笑亭さん太 鶴橋減滅渡

単発で終わる予定だったのが、
好評につき(本当か?)今年で6回目となる恒例の寄席です。
今回は弾家喜苦君が、落語&太神楽と二足のワラジで出演します。
美味しいお菓子を目当てにお越しください(…そっち?)



11/2(土) 午後6時~
『ぱんとまいむ寄席』 木戸銭¥500
名古屋市東区徳川町2501マルカネビル1F
喫茶『ぱんとまいむ』にて(052-935-8441)
(JR中央線・名鉄瀬戸線・地下鉄名城線『大曽根駅』より南へ徒歩5分)
出演 若鯱亭笑天 微笑亭さん太 竜宮亭無眠 

お馴染みの、ぱんとまいむ寄席です。
天狗連の月例寄席にお越しになった方であればお判りかと思いますが、
月例に似た雰囲気のアットホームで素敵な寄席です。
一度覗きに来てください。



11/17(日) 午後6時~
『大黒屋寄席』 木戸銭¥1000(お土産付)
豊橋市小池町 大黒屋旅館(0532-45-3958)
出演 望々亭みるく 微笑亭さん太 鶴橋減滅渡

こちらも年2回行われている定例公演です。
もれなくお土産が付く上、じゃんけん大会で豪華賞品ゲットのチャンス。
終わった後には、お団子やおまんじゅうが食べ放題の上、
無料で自由参加できる打ち上げまで参加していかれれば
十分、木戸銭の元が取れてお釣りがきます。
…これで落語さえなければ最高!(おいおい!笑)



●『落語で学ぶ悪質商法』の出前講座の申し込みを受け付けております。
講座をやりにきてほしいという申し込みは、
豊川市役所・消費生活センター(0533-89-2238)までどうぞ!
さん太がまいります。


●落語会やイベント出演のご依頼も
24時間受け付けておりますので、よろしくお願い致します!
090-8133-6921(携帯)
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp


微笑亭さん太

積みと罰

昨日は、豊川の追分集会所に行ってきました。
毎度お馴染み、悪質商法の出前講座です。


講座の始まりは10時からだったんですが、
私は9時過ぎくらいには現場に着いて待っていると、
間もなく、市役所のスタッフの方が車でお見えになりました。
「おはようございます」
「…あ、さん太さん、おはようございます。
じゃあ、高座の準備しますね……あ!!」
「どうされたんですか?」
「高座道具を積んでくるのを忘れた!!」


確かに、
いつも荷物がいっぱい積まれている車の荷台が、ガラ~ンとしています。
「もうせん、座布団、CDラジカセ、マイク、スピーカー、
みんな忘れてきちゃいました!」
…しかし、めくり台だけは乗っているという、謎のチョイス。


「すみません、市役所まで取りに行ってきますね。
講座の開始時間を少し遅らせるよう、頼んでおいていただけませんか?」
そう言って慌てて出て行かれたので、呼んで下さった会の方に
「開始時刻が10~15分くらい遅れるかもしれません」と告げると、
「判りました。…じゃあ、その間、
会長さんの楽しいお話でつないでもらえますか?」
「ワシの?いやいやいや、とてもそんな事は無理だよ」
と仰りながら、満更でもない表情でした。


ところが、市役所への往復の道が空いていたとみえて、
意外に早くスタッフの方が戻ってみえました。
サクサクと準備を終えると9時50分、
バッチリ定刻には始められる感じとなりました。


「お待たせしてしまって、すみませんでした。
ちゃんと時間通り、10時から始められますので」
「ああ…そうなの…」
スタッフの方の言葉に、幾分寂しげな表情の会長さん。


結局、10時から少し、
会長さんのありがたいお話タイムになりました。
……喋りたかったんですね(笑)
お客さんもよく笑ってくれたんですが、
色んな意味で楽しい出前講座でした。


微笑亭さん太

売り物は春

ドライブスルーというと
ファーストフード店の専売特許のようなイメージがありますよね。
車で訪れるお客さんが、車から降りずに品物が買えるというので、
非常に便利なシステムです。


乳母車を押してるお婆ちゃんがドライブスルーの車列に並んでいて、
店員さんが慌てて飛んでいったって話もありますが、
今は他の業界も、手軽さを売りにした
【ドライブスルー】を取り入れているようですね。
「ウチの会社もね、ドライブスルーを取り入れたみたいなんだよ」
「一般の会社でドライブスルー?どういう事?」
「仕事が忙しくて終わらないから、全て車で家にお持ち帰りするんだ」
こんなのは願い下げですけどね。


スイスのチューリヒ市当局が、
敷地内に車で入り、その場で売春婦と性交渉を行う
【ドライブスルー形式の売春専用施設】を市内にオープンさせたそうですね。
日本では三日で摘発されるレベルの話なんですが、
スイスでは売春は合法なんですね。
それを聞いただけでスイスに住民票を移そうかと考える方が続出しそうですが、
売春婦の女性たちが、市の中心部の路上で
公然と客引きをする姿が目立つようになり、
住民から不満が噴出していたんですね。


そこで市の当局は、中心部から離れた場所に
今回の施設を設置したわけです。
いわば当局お墨付きの売春施設ですよ。
「あなた、どこ行くの?」
「うん、市の娯楽施設を利用してこようかな~と思ってね」
こう言って堂々と出かける事も可能ですよね。


施設は車一台が入る程度の広さのガレージ形の区画に分かれていて、
待機している売春婦と値段交渉をして、
合意に至れば区画の一つに車を入れ性交渉を行う仕組みなんですね。
まさに【乗りかえ】という感じのシステムなんですが、
市は路上に比べて、売春婦の安全を確保する事もできると、
オススメの施設だと言わんばかりなんですね。


利用可能時間は午後7時から翌日午前5時までで、
施設の建設費用は240万スイスフランと言いますから約2億6千万円、
年間70万スイスフランの運営費を見込んでいるとの事ですので、
『ちょっと気合い入りすぎじゃないの?』とツッコみたくなりますよね。


ドライブスルーという事なので、当然お客さんが車で入っていくと、
「いらっしゃいませ、こんばんは!」と、
女の子に元気よく挨拶されるんでしょうね。
「あの…セットメニューでお願いします…割引クーポン券使えますか?」
そんな会話が交わされるんでしょうね。


微笑亭さん太

記録、正しく、美しく

今年のプロ野球界は、統一球の問題で出鼻をくじかれた感はありましたが、
両リーグともに大記録が出て盛り上がりました。
投手が分業制となった現在において、楽天・田中投手の
連勝での24勝というのは凄いですね。


そのうち楽天は、真ん中にマー君の顔がついた
【たわし】を売り出すんじゃないかと思いますね。
商品名は【神の子だわし】
これはたとえ単価が高くても売れるんじゃないでしょうかね。
「この【神の子だわし】欲しいんだけど、
一個千円って、たわしにしては高すぎるよ。いくらか安くならない?」
「それは無理ですね。いくら値切られても、安くはなりません」
「どうして?」
「マー君のグッズですから、絶対【負けない】んです」


それから何といっても凄いのが、
ヤクルトのバレンティン外野手のホームラン記録ですね。
1964年に王貞治さんが記録した、年間55本の記録を
約半世紀ぶりに塗り替えたわけです。
ホームランラッシュで記録更新が確実になりつつあった頃、
52本という歴代5位の記録を持つ野村克也さんは、
「王の記録が破られそうで面白くない。
破るなら、日本人選手に破ってほしい。
現役時代には、大リーグ崩れに負けてたまるかと思ってやっていた。
今の選手にプライドはないのか」
と仰ってたんですが、確かにこの記録が塗り替えられる事には、
日本全体に【複雑な感情】があったんじゃないかと思いますね。


日本のプロ野球界において、【55本】という数字は神格化されていて、
それを破ろうとした外国人選手の壁となってきた歴史があります。
かつて近鉄のローズ選手や、西武のカブレラ選手は55本を打って並んだ途端に、
全く勝負をしてもらえなくなっちゃったんですね。
でも今はもう、そんな時代じゃなくなったという事なんでしょうね。


今回のバレンティン選手の場合は、
新記録を阻止するのが不可能なくらいの
恐るべきペースで打ったので問題なかったんでしょうが、
これが微妙な残り試合数だったら、
やはりかつての外国人選手と同じ目に遭ったかもしれませんね。


球場に行くたびに、
何だか外野フェンスが少しづつ後ろに下がっていったりとか、
バットがビニールのバットに変わってたりとか、
バレンティン選手が大きな当たりを打つと、
球場にスタンバッてる猟友会の皆さんが猟銃で撃ち落すとか、
そんな対抗策が取られたかもしれませんよね。


これは記録が【ホームラン】だからそういう事が起きるわけですが、
他の記録が更新されそうになった時も、
そういう妨害行為が起きるかもしれませんね。


【最多三振】の年間記録が破られそうになったら、
バッターが空振りした後、キャッチャーがバットに当てて、
あくまでも内野ゴロとして処理するとか、
三振しても『え~?まだツーストライクだよ』と、
選手全員が口裏を合わせて審判を丸め込むなんて事が行われましてね。


あるいは【最多エラー】の記録が破られそうになったら、
捕りそこねてもアウトになるよう、打ったバッターが途中でわざと転ぶとか、
野手がはじいたボールをランナーが拾って渡しに行くとか、
そんな妨害行為が横行するんでしょうね。


微笑亭さん太

不要家族の面倒を見ます

『親子は一世、夫婦は二世、主従は三世』と言われるように、
親子関係というのは、この世限りの薄い関係とも言えますよね。
子供に対する虐待事件というのがよく話題になりますが、
逆に高齢の親に対する虐待も少なくないようですね。


暴力行為の他に、三度三度の食事も満足に与えなかったりしてね。
中には犬や猫に与えるような、ヒビだらけの汚い茶碗でしか
ご飯を食べさせないなんて、ひどいケースもあるようです。
「真由美、そのお婆ちゃんの茶碗、汚いから、もう捨ててきて」
「ダメよ。お母さんの時も使うんだから」
…こんな事が、親から子へ受け継がれるのは嫌ですよね。


年老いた親と離れて暮らす子供に、定期的に帰省するよう義務付ける
『高齢者権益保障法』という法律が中国で施行されたようですね。
早い話が、高齢の両親の扶養を義務化したわけです。
高齢化が進み、孤独死などの問題を解消するのが狙いなんですが、
事実上法律で、親孝行を強要する事には否定的な声も多く出ていて、
論議を呼んでいるようですね。


高齢者権益保障法というのは、高齢者を物質面だけでなく、
精神面でも労わる事を重視していて、高齢者を無視したり、
冷たく接したりすることを禁止し、高齢の親と離れて暮らす子供たちに
【常に】親元を訪問する事などを義務付けているんですね。


実際、江蘇省無錫市の裁判所が、
娘夫婦に自分の面倒を見るよう求めた77歳の女性の訴えを、
おおむね認める判決を言い渡したそうですから、
これからこうした訴訟が増えていくんでしょうね。
まさに【孝行を したくないのに 親がいる】という状態ですよ。


子供が親の面倒を見るというのは、当たり前と言えば当たり前なんですが、
親子関係があまりうまくいってない場合は、
子供が親元を見舞うという行為が、果たして本当に、
親を慰める事になるのかどうかという不安はありますよね。
「…お母さん、お見舞いに来たわよ」
「来なくていいよ!何しに来たの!?何で来るのよ!?」
「仕方ないでしょう、義務なんだから!」
「全く政府も、迷惑な法律を作ってくれたもんよね」
「…はい、ご飯作ってあげたから、食べなさいよ」
「あんたの作った物なんか、死んでも食べないわよ。
てゆ~か、食べたら死ぬかもしれないしね」
「うるさいわね!私だってね、あんたに食わせるくらいなら、
野良猫にでもやった方がマシよ!」
「……貴子、お陰でお母さん、元気になったわ~」
こんなパターンというのは、考えられるんでしょうかね~?


微笑亭さん太

毎年降霊の神社

一昨日はかけもちでして、
豊田での高座を済ませた後、豊橋の御幸神社に行ってきました。


神社のお祭りでの落語会にて、ヘルさんと一席づつ演ってきました。
我々も、お祭りに呼ばれる事はちょくちょくあるんですが、
同じお祭りで、二度三度と呼ばれる事はあまりありません。
…向こうが懲りてしまうのかもしれませんが(笑)


ところが、この御幸神社の落語会は毎年お声がかかり、
今回で8年連続の落語会という事になります。
まさに狂気の沙汰…いや、ありがたい限りです。


高座に上がる時の出囃子を、スタッフの方に頼んだんですが、
ヘルさんが操作の方法やタイミングを色々説明していたんですが、
お酒が入ってるせいか、なかなかうまく理解してもらえません。
それでも何とか判っていただいて、本番を迎える事に。


出囃子の方、間違えないように
よろしくお願いしますよとばかりにふと見ると、
さっき、さんざっぱら苦労して教えていた方と
別の方が機械の前に座ってました。
…さっきの時間を返せ(笑)


私は3年ぶりくらいで参加させてもらったんですが、
以前参加した時は、子供たちが奇声を発しながら爆竹を鳴らし、
真っ赤な顔のおじさんたちが
酒を酌み交わす中での高座というイメージだったんですが、
一昨日は、ちゃんと客席の座布団に座って、
飲食もなく、普通に聞いて普通に笑っていただけました。
…真っ赤な顔のおじさんは、何人もいましたが(笑)


また来年もあったら、
是非呼んでいただきたいものです。


微笑亭さん太

さん太 VS 乳飲み子

昨日は、豊田市福祉センターに行ってきました。
【親子のふれあい】というイベントにて、1時間ほど喋ってきました。


この【親子のふれあい】というのは、
定期的に行われているイベントのようで、
いつもは、親子で工作をしたり、
様々な体験学習的な事をしているようですが、
今回は『落語を楽しむ』というコンセプトで、
私に声をかけて下さったようです。


イベントの性質上【親子で参加】というのが原則ですので、
子供さんと保護者が、セットで申し込みをされているとの事。


まあでも、落語ですから、
そんなに小さなお子さんはいないんだろうと思っていたら、
小学校高学年が【最年長】くらいで、
小学校低学年はおろか、幼稚園児から乳飲み子(!)まで、
保護者と一緒に、続々と会場へ(汗)


…こ、これはマズい…いくら何でも年齢が低すぎる……
絶対に1時間の落語が我慢できるわけがない、
これは、とんでもない修羅場になりそうだぞと、
微笑亭さん太、落語史上最大のピンチを実感しました。


高座が始まると案の定、
最初から奇声を発している子、
お父さんの膝の上でグルグル回ってる子など、
早くも【奔放モード】に入る子供たちが何人か……


これはもう、腹をくくるしかないと思っていましたが、
そういう子供さん以外は、大人も子供も、
意外にちゃんと聞いて笑ってくれてる事に気付きました。


こういうイベントに参加する大人は特に、
子供が騒いでいる状況でもノイズをカットして、
自分の聞きたい情報だけを聞き取る事に
慣れていらっしゃるのかも知れませんね。


落語が終わった後、質問コーナーを設けたんですが、
そういう時にも積極的に質問してくださって、
終わってみたら、結構良い落語会になっていました。
どちらかといえば、子供さん相手は苦手な私ですが、
大変いい勉強になりました。


微笑亭さん太

♪ド・ド・ドリップの大爆笑~

昨日は、豊川の西小坂井集会所に行ってきました。
毎度お馴染み、悪質商法の出前講座です。


この出前講座は、申し込みされる団体が、
『最低30名は集める』というお約束で伺う事になっています。
昨日は最初から『30名に満たないであろう』という会だったんですが、
そこへもってきて、出席率が悪く、
開演時間になっても、純粋なお客さんは、
10名ちょっとくらいしか、いらっしゃいませんでした。


しかも、見えていた方が、かなりのご高齢がほとんどでした。
この会は、大体が老人会系に呼んでいただくので、
いつも高齢者ばかりという事は多いんですが、
それよりも、またさらに高齢という感じの集まりでした。


足腰のお悪い方も多いようで、
『これはウケないかな~』と思っていたら、
高座が始まると、何かのスイッチがカチッと入ったように
元気よく笑い始めました。
これはまさに【嬉しい誤算】というやつで、非常に演りやすかったですね。
お客さんを見た目で判断してはいけないと反省しました。


昨日はまた、10月も半ばとは思えない
真夏並みの暑さでして、車の中は特に暑かったです。
喉が渇いたので、帰りにコンビニに寄って、
大きなボトルの冷たい缶コーヒーを買いました。


レジの所に持っていくと、中にいたバイトの女の子が、
「よかったら飲んでみてください。美味しいですよ」と言って、
小さな紙コップ入りのコーヒーを薦めてきました。


最近はよく、コンビニのレジのそばにて、
機械でドリップした、コンビニオリジナルのコーヒーを置いてますよね。
その試飲という事ですから、『気に入ったら買ってください』なんでしょうが、
私、コーヒーを買おうとしてるんですよね……
しかも暑くて喉が渇いているところへ、アツアツのホットコーヒー(笑)


薦められたのでいただいて、確かに美味しかったんですが、
「じゃあ、こっちのコーヒー頂戴」となった場合、
147円のボトルコーヒーをやめて、
100円のオリジナルコーヒーに変える事になるわけですが、
それは単価がダウンしてますが、店的にはOKなんでしょうかね…?


バイトの子も、マニュアルとして
『お客さんに薦めるように』と言われてるんでしょうが、
コーヒーを買ったお客さんにだけは、薦めなくていいという選択肢は
ないんでしょうかね?


微笑亭さん太

はみ出す美しさ

よく違法風俗店なんかが摘発されると、
そこが太った女性ばかりが働いている、
いわゆる【デブ専】の店だったなんて事がありますよね。


痩せてスタイルのいい女性が持てはやされがちですが、
実は太った女性のニーズというのは結構高いわけですよね。
それが証拠に、【ガリ専】の風俗店というのは、
ほとんど見かけませんからね。
男性にとっては【ぽちゃカワ】な女性が最強なのかもしれませんね。


サッカーのワールドカップを控えて盛り上がっているブラジルでは、
【プラスサイズ】と呼ばれる、
ぽっちゃり体形のモデルさんが大人気だそうですね。


経済成長に伴って肥満率も上昇し、
おしゃれに回るお金も増えている事から、
プラスサイズモデルのファッションショーも好評なんだそうですね。
体重97キロ、バスト110センチ、ウェスト95センチ、
ヒップ125センチなんて方が、舞台狭しと闊歩するわけですね。
…実際狭いと思いますが…酸素も足りなくなりそうですよね。


数年前にはほとんどいなかったプラスサイズモデルですが、
今では250人もいるそうですね。
スタイル抜群のモデルよりプラスサイズモデルの方が、
その服を実際に着る消費者の体形に近いわけですから、
着た時のイメージがしやすくていいんじゃないでしょうかね。


元々ブラジルというのは肥満大国でして、
食生活も肉中心で極端に甘いデザートが大好き。
コーヒーには、これがもし青酸カリだったら、
3億人くらい殺せるんじゃないかというくらいの量の
砂糖を入れるのが食習慣なんですね。


日本の基準で【肥満】とされる、BMI指数25以上の人は、
ブラジル国民の48・5%にあたるそうですから、
ほぼ二人に一人が肥満なわけですよ。
女性でも、【リアル・ドラえもん】みたいな体形の方々が、
普通に街中をのっしのっしと歩いているわけですね。


こういう方が、たまたまお腹の調子が悪くて腹痛を起こしたら大変ですよ。
完全に、妊婦さんが陣痛を起こしたと思われますからね。
ブラジル女性の妊婦さんが陣痛を起こしたという事で、
慌てて産婆(サンバ)が駆けつけたという話があるくらいでしてね…


痩せるためのエクササイズDVDなんかを買って、
ダイエット、ダイエットと目を血走らせている日本女性も、
こういう考え方をした方がいいんじゃないですかね。
『太ってる方がむしろ健康的で、男性ウケもいい』という事になれば、
太るためのDVDなんてのが販売されたりしましてね。


「…さあ皆さん、このDVDを見て、食べて寝ているだけで、
思ったように太れます!運動なんかしちゃダメですよ。
カロリーを消費してしまったら、せっかくの努力が水の泡です。
食生活も、やりたい放題やってください!
バターは友達、生クリームは恋人、マヨネーズは神です!」なんてんでね。
日本にもプラスサイズモデルが、
文字通り幅を利かせてくる時代も、
すぐそこまで来てるんじゃないでしょうかね。


微笑亭さん太

兄の追加注文

我が子が可愛いのは、親として当然の感情ですが、
特に父親が愛娘に注ぐ愛情というのは、
ひとかたならぬものがありますよね。


これは、娘に対して疑似恋愛をしているからだと言われたりしますが、
中には小さな娘と一緒に、お風呂に入るのが
楽しみなんてお父さんもいらっしゃいます。


ところが『一緒に入るのはイヤ!』
言われる時がやってくるのは間違いありません。
ある程度覚悟はしているものの、こう言われた時のお父さんというのは、
結構ショックだと言いますね。


【ハゲのパラドックス】というのがありましてね。
これは『頭に一本しか毛が生えていない人は、ハゲである』という命題と
『ハゲに一本だけ毛が生えても、やはりハゲである』という命題、
これが二つとも正しい事は言うまでもありません。
という事は、三段論法的に考えると
『頭に毛が何本あってもハゲである』という命題が成り立ってしまうわけですね。


これを娘との入浴に応用してみると、
『生まれたばかりの娘は、何の抵抗もなく父親とお風呂に入る』、
『今日、一緒に入ってくれたのなら、明日も一緒に入ってくれるはず』、
この二つの命題が成り立つのなら、
『娘は永久に、父親と一緒にお風呂に入ってくれる』という事になりますよね。
世のお父さん方に、希望を与えるような考え方ですよね。
ただ実際、かなりいい年になってもお父さんと混浴してたら、
色んな意味でドン引きされちゃうと思いますけどね。


早く娘が大きくなってくれというのは、親の願いでもありますが、
生まれた時から大きい子というのもいたりしますね。


先日、40歳の英国人の女性がスペインの病院で、
6・2キロの巨大な女の子を自然分娩で出産しましてね。
大きいにもほどがあるって感じなんですけど、
この女性には既に3人の子供がいるらしいんですが、
6・2キロもあったら、【末っ子】って感じがしないですよね。


子供を育てるには、やはり乳飲み子の時が特に大変なわけですが、
ある程度親の手を離れるくらいの年齢で
最初から生めたら、親御さんは楽ですよね。
いきなり3歳児とか4歳児、
あるいはもっと上の年齢の子供を出産しちゃうわけですよ。
早い話が、【お兄ちゃん】や【お姉ちゃん】を生む事ができるわけですから、
フリーエージェントで入ってきた野球選手みたいなもんですよね。


そうすればきっと、少子化の解消にも繋がるんじゃないかと思いますよ。
「ケンちゃん、またあなたに兄弟ができたわよ」
「え~っ、今度もお兄ちゃん?また香盤が下がっちゃったよ~」
「落語家みたいな事言わないでよ」
「生まれてくるの、お兄ちゃんやお姉ちゃんばっかりじゃん。
いつまで経っても末っ子は嫌だよ~」
なんてんで、兄や姉が追加されていったら、面白いんじゃないですかね~。


微笑亭さん太

翻弄される私

最近は様々な器具が自動化されていて、
便利な世の中になりました。
機械が自動で動くためには、
【センサー】が付いている事が多いわけですが、
このセンサーの感度の良さに、
時々辟易してしまう事があったりします。


トイレなどの手洗いが、最たる物ですね。
洗面台に手をかざすだけで自動的に水が出てくるのは便利でいいんですが、
問題は念入りに手を洗いたい時ですね。


石鹸液をつけて手を洗っていると、
洗い始めた途端に水が出てくるんですよね。
もみ洗いして、石鹸液を手に行き渡らせようとする出鼻をくじくかのように、
つけたばかりの石鹸液を洗い流されてしまいます。


再び液をつけて、
センサーが作動しないような位置にもっていくんですが、
少しでもセンサーの射程距離に入ろうものなら、
すぐにでも洗い流すぞ的空気が洗面台からビンビン伝わってきます。


かといって、完全にセンサーが作動しないであろう位置まで外すと、
洗面台の縄張りから出てしまい、周りを汚す事にもなりかねません。
トイレに入るたびに、あのセンサーとの【バトル】を繰り広げている私です。


それからトイレというと、
今、便座のフタが自動的に開く物がありますよね。
あれも時々、困る事があります。


以前も、あまり広くない空間に、
洋式便器と男性用の小便器が並んでいるような
配置のトイレに入った事があります。


私は小の方だったんですが、小便器に近づいていった途端、
便座のフタがガ~ッと開いたんですね。
自動だと思ってなかったので、その時点でまずビビらされました(笑)


私はフタを閉めて、
再び小便器の前に立とうとすると、またガ~ッ!
まるで『お前さ、男なんだから小だけだなんてケチ臭い事してないで、
大の方もやっとけ!』と言わんばかりの、
並々ならぬプレッシャーをかけてくる洋式便器…あれにも閉口しましたね。


センサー付き器具に対して、
そのような思いをされた方は、いらっしゃいますかね?


微笑亭さん太

高座、ムーブメント!

昨日は名古屋の、いりなかにある法音寺というお寺に行ってきました。
檀家の方々を集めての敬老会にて、一席演ってきました。


昨年から、ご自宅での落語会に何回か呼んでくださっていて
私が【ハイパー前座】と呼んでいる、
満丸亭ゆき寧さんからお話をいただいて、伺う事となりました。
ここの檀家さんを前に落語を演るのは、もう3回目となります。


名古屋でも一、二を争う大きなお寺ですので
会場となった大広間には、200名以上のお年寄りがお見えになりました。
『悪質商法や振込め詐欺系のネタを』というリクエストを受けていたので
そういうネタを30分ほど喋りましたが、
とても反応がよく、私も気分よく演る事ができました。


この日、ゆき寧さんたちは、
食事の支度などでてんてこ舞いされていて
私の高座を聞く暇などありませんでした。


そこでゆき寧さんを始め、調理班の女性方20名ほどを前に
別室で、もう一席演る事となりました。


キャスター付きのテーブルを、
前後に二つ合わせて高座にしていたんですが、
ネタが佳境に入った頃、ふと何気なく視線を下に落とすと、
テーブルとテーブルの間が、開いている事に気付きました。


その隙間がどんどん開いていく気がして、
このままだと、座布団ごと真下に落下する危険があるな~と
ちょっとだけ焦りました。


どうしたものかと思いつつ、
座布団はちょうどつなぎ目の所に乗っているので、
後ろの方のテーブルに体重をかけながら、
仕草にかこつけて、前のテーブルを手前に押してみました。
噺の途中での、劇的高座改造・ビフォーアフターです。


何とか最後まで落ちずにできましたし、
調理班の方々にも喜んでいただけたようでよかったです。


……いや、落語なので、最後は落ちなければいけないわけですが……


微笑亭さん太

久々の中日寄席

昨日は名古屋・栄にて『中日寄席』に出演してきました。
毎月第一日曜日に行われている【楽語の会】の定例公演です。


この中日寄席は人気があって、毎月演者が目白押しなんですが、
今月はなぜか、ポッカリ枠が一つ空いていたので、
出られる予定ではなかった私が、久々に出る事となりました。


『たけのこ』                  丸芳楼宇んじゃく

『当たりの行方』(さん太作)          微笑亭さん太

『振り込め!』                 竜宮亭無眠

『星野屋』                   槍田家志ょ朝


中日寄席のお客さんというのは
いつも熱心な方が多くて、会場作りの準備をする前から
近くのベンチなどで、会場が出来上がるのを待っておられます。


会場が出来上がり、
「はい、どうぞ。入ってください」の声と共に、
ほとんどの席が埋まっていく状態で、
しかも前の方からちゃんと埋まっていくのが、
お客さんのモチベーションの高さを表しています。
昨日も70名以上の方がお見えになり、立ち見もいらっしゃいました。


終演後は楽屋にて反省会などもあったりして、
濃密な時(?)を過ごさせていただきました。


なかなか出られるチャンスがない中日寄席ですが、
また是非、近いうちに出られたらな~と思います。


微笑亭さん太

客席でも独演会

昨日は豊川市の萩町に行ってきました。
【ジャルダンリラ】という、老人介護施設で行われた
落語会に出演するためです。


萩町の福祉会の方が企画され、
町内の方々を集めて、施設を借りる形で行われた落語会です。
ジャルダンリラというのは、
まだ新築の匂いのする新しい立派な建物で驚きました。


会場に入り客席を見ると、100ほどのイス席があったんですが、
下手側の方が大きく空いてました。
どうしてなんだろうな~と思ってたら、開演時間が近づくにつれ、
車椅子の方々が続々と、そのスペースに入ってこられました。


入所者の方が介護士の方に連れられて見に来られたわけですが、
最終的に客数の1/3は車椅子席になっちゃいました。
久々の車椅子率の高さです。


介護施設という事もあり、
最初は認知症ネタを演ろうかと思ってたんですが…
逆に、演りにくい状況となりました(苦笑)


高座の方は、
一般のお客さんはしっかり聞いて下さってたんですが、
車椅子席の方では、ず~っと喋ってるお婆ちゃんがいたりして、
色んな意味で【賑やかな落語会】となりました。


微笑亭さん太

山の神の怒り

気象庁が『異常気象だった』と公式に認めたように、
今年の夏というのは本当に暑かったですよね。


そこへもってきて、超がつくほどのゲリラ豪雨や突風、
竜巻など【天変地異】と呼ぶに相応しいほどの災厄が、
次々と日本列島を襲いました。
【かつて経験した事のない】とか【50年に一度】と表現される豪雨が、
毎日のように起こっていたという印象すらありますよね。


そんな中、先月から、従来の【警報】の上にあたる
【特別警報】の運用が始まりました。
過去に経験した事のない大雨や大雪を想定し、
最大級の警戒を呼びかけるものなんですね。


過去の災害で、特別警報の対象となる例としては、
東日本大震災における大津波や、
伊勢湾台風の高潮などが挙げられるそうですから、
これは尋常じゃない注意喚起ですよね。
実際、先日の台風18号が列島を縦断した折には、
京都や滋賀に大雨の【特別警報】が出され、甚大な被害が出ました。


気象庁では、
『特別警報が発表されたら、ただちに身を守るための行動を取ってください』
としていますが、具体的にどうしたらいいのかが判りにくいですよね。
大雨が来るからと、とりあえず水着を着て浮き輪を身に付けても、
それはアサッテの方向と言いますか、ベクトルが違う気がします。


特別警報のように、強大な脅威に対して
前もって警戒を呼びかけてくれる警報が、
他のジャンルでも生かされるとありがたいですよね。


奥さんが超不機嫌な時を知らせてくれる【妻警報】とかね。
旦那さんの浮気がバレたり、仕事で左遷されたなんて事が判った時に
発令されるわけですね。


「……あ!お前たち、【妻警報】が発表されたぞ」
「お父さん、どうすればいいの?」
「何しろ【かつて経験した事のない怒り】を帯びているようだから、
お前たちも、ただちに【命を守る行動】を取らなければいけないぞ」
「お母さん、最近また太ったらしいから、怒ると迫力あるよね」
「相変わらず【発達を続けている】ようだな」
「何か、鼻息も荒らそうだね」
「うん、【暴風域】を伴っているようだな」
「うわ~、メイクも【地滑り】起こしてるみたいだね」
「これは、未曾有の災害になりそうだな…
お父さんも、命を守る行動を取らないとな」
「どうするの?」
「指輪やバッグを買ってあげる約束をすれば、確実に勢いが衰える」
こんな警報があったら便利なんじゃないでしょうか。


微笑亭さん太

腕のいい時計

昔は高級品のイメージが強かった時計ですが、
最近は安価な物もありますし、100円ショップでも売っているくらいです。


そんな中、良い腕時計
こだわりを持っている方はいらっしゃいますよね。
どうかすると、サラリーマンの年収分くらいを腕に巻いてる方もいるわけでして、
「この腕時計はブランド物で高いから、他の腕時計よりも抜きん出て性能がいいんだよ」
「そうなのかい?」
「ああ。何しろ見るたびに、普通の時計よりも早く進んでるんだから」
それは、メーカー名をちゃんと確かめるべきですよね。
この手の怪しい時計は、【セイコー】と書かれている名前を信用して買ったら、
裏返してみたら【シッパイ】なんて書かれてたりしますからね。


「この腕時計、やたら進むからお宅の店に修理に出したら、
余計に進むようになっちゃったよ。お宅、修理の段階で何か余計な事をして、
失敗したんじゃないの?」
「とんでもない!そんな事はありえませんよ。
何しろ私はその時計に、指一本触れてませんから」
腕時計の現物だけじゃなくて、お店の方も信用できなかったりしますよね。


韓国のサムスン電子が、
【ギャラクシーギア】という
腕時計タイプの多機能携帯端末を発表しましてね。
スマホをポケットやバッグから取り出さなくても電話を受けたり、
届いたメールを読む事ができるんですね。
要するにスマホの機能が腕時計サイズの端末に凝縮されているわけで、
非常に便利だと評価されているようです。


その一方で『既存のスマートウォッチと大差がない』とか、
『期待しすぎだ』、『30万ウォン台(約2万7千円)は高すぎる』といった
厳しい声もあり、賛否両論あるようですね。
ただ真っ先に、007、ジェームス・ボンドが買うような気もしますけどね。


こういった携帯端末などもどんどんと進化していきますので、
普段身につけるような物を携帯端末として
利用できるようになっていくんじゃないでしょうかね。


例えば、靴が携帯端末として使える【靴ケータイ】とかね。
着信音がすると、おもむろに靴を脱いで
耳にあてがい通話するわけですね。
夏場は蒸れて、ケータイから何ともいえない臭いが立ち昇る上、
耳に水虫が伝染りそうですよね。
「……あ、しまった!犬のフンを踏んじゃった!」
その瞬間に着信音が鳴ったりすると地獄ですよね。


それから、ハンカチが携帯端末の【ハンカチケータイ】とかね。
これは間違って洗われてしまうリスクがハンパないですよね。
あと、財布が携帯端末化すると
【リアル・お財布ケータイ】という事になりましてね。
通話しているうちに通話料金として、
中の現金がどんどん減っていくなんて機能があったりするわけですね。


微笑亭さん太

馬の鼻先にアイドル

ハリウッド映画などで日本が描かれているシーンを見ると、
日本の文化と中国の文化が混同されていたりして、
物凄く気持ち悪い違和感を感じたりしますよね。
たとえ有名な大国であったとしても、
その国の文化などは案外知らなかったりしますよね。


フランスというと、年配の日本人の方にとっては、
音楽ならシャンソン、作家ならビクトル・ユーゴー、俳優ならアラン・ドロン、
トイレにセボン、というあたりが主なイメージでしょうが、
その下の世代になると【ベルサイユのばら】のイメージが強いようですね。


逆にフランスにおける日本のイメージというのは、
よく言われる浮世絵や芸者、フジヤマの国から、今の若い世代においては、
漫画やアニメのイメージを持たれつつあるようですね。


フランスでは1980年代から、日本のアニメがテレビで放映され始め
大変な人気を呼び、その後、フランス語訳された漫画の数も
どんどん増えていったようですね。
今のフランスの子供たちは、生まれながらにして
【ワンピース】や【ナルト】、【ドラゴンボール】なんかを
楽しめる環境にあるわけでして、吹き出しの台詞を見ると
『か・め・は・め・波!』が『スィル・ヴ・プレ!』とか、
謎の変換がされてたりするかもしれませんね。


かつてのフランス人たちは、
夏目漱石や森鴎外の作品を読めるようになりたいと願っていたわけですが、
今は漫画やアニメだけではなく、日本のアイドルの歌などを理解するために、
日本語を学びたいと思ってる若者たちが増えてきているようです。


こういう、好きな事のためにモチベーションを上げるというやり方は、
日本の教育界も取り入れていくべきじゃないかと思いますね。


「次のテストで十位以内に入った者は、男子ならAKBの推しメンの子と、
女子ならジャニーズの子とデートできる権利を得られるので、頑張りなさい」
これは頑張るんじゃないかと思いますね。
成績優秀者の方から、超売れっ子アイドル、そこそこのアイドル、
伸び悩んでるアイドル、新人アイドル…とグレードが下っていきましてね、
最後には【わけの判らない地下アイドル】となってくると、
これはもう罰ゲームの領域に入っちゃってますよね。


同じアイドルでも、
クラスいちの美女とデートできる方がいいなんて子もいるでしょうね。
「やった~!テストの成績2位だったから、
美人で頭も良くてクラスの人気ナンバーワン、山下さんとデートできるぞ!
…先生、山下さんとデートできるんですよね?」
「残念だったな加藤。テストの成績1位だった山下さんのご褒美は、
【嫌いな奴とのデートを拒否できる権利】なんだよ」
なんてんで、これは悲しいですよね。


「今回のテスト、生徒たちは目の色変えて勉強しているようですが、
やはり成績優秀者はアイドルとデートできるんですか?」
「いや、今回のご褒美は【嫌いな先生をタコ殴りにしていい権利】だそうですよ」
実はこういう【負のパワー】の方が、
モチベーションを上げるのには効果的だったりするのかもしれませんね。


微笑亭さん太

百獣の王、悟りを開く

日曜日はかけもちでして、豊田市での高座を済ませた後、
すぐに幸田町へ移動して、正楽寺というお寺に行ってきました。
『大草尋常笑楽校』というイベントに出演するためです。


このイベントには、今年の4月に初めて出させていただいたんですが、
学校の授業形式で進んでいくというユニークな会です。
落語以外にも色々な番組があるんですが、
一つの番組が終わるごとに、10分づつ【放課】があるというのも
学校の授業っぽいです。


前回出させていただいた時も、
お客さんのモチベーションが凄く高くて驚いたんですが、
今回も100名を超える方々がお見えになり、
心から番組を楽しんでいる感が伝わってくる
大変素晴らしいお客さんです。


(番組)
1時限目 校長先生のありがたいお話

2時限目(音楽)物真似エンタテイナー     ヤスオ君

3時限目(科学)イグノーベル賞に輝く発明   今井眞先生

4時限目(国語)創作落語の世界        微笑亭さん太


会場に着くと、見るからに西武ライオンズのマスコットとの間に
訴訟騒ぎが持ち上がりそうな感じのビジュアルの着ぐるみが
お寺の中を徘徊してました。

鸞恩くん

それは、東本願寺の【ゆるキャラ】で、
【鸞恩(らんおん)くん】というライオンのキャラクターでした。
京都の東本願寺から宅急便で、【がわ】が送られてきたそうです。


この鸞恩くん、番組が終わった後の休憩時間を利用して、
会場となっている本堂の廊下を周回するんですが、
とにかく頭が大きくて視界がきかないらしくて、
スタッフの方が一人、そばで手を引いて先導してあげないと
満足に歩く事すらできません。
ぱっと見、鸞恩くんは【介護されてる人】にしか見えません。


しかもこの日は風が強くて、
鸞恩くんが歩いてる途中で一度、
フラッとして、本堂の廊下から転落しそうになりました。


どうやら巨大な頭部に強風を受けたため、
【中の人】がバランスを崩しかけたのです。
周りの方が支えてフォローしましたので事なきをえましたが、
一歩間違えたら【大惨事】ですよ。


【風邪】をこじらせて亡くなる方はいらっしゃいますが、
【風】で鸞恩くん死亡なんて、シャレになりません(笑)


でも鸞恩くんはなかなかの人気でして、
お客さんから記念撮影をせがまれたり、
ギュッとハグしている女性のお客さんも、数人いらっしゃいました。


【中の人】は、スタッフの方が交替で入っていたんですが、
着ぐるみだというだけで何の抵抗もなく
抱きついてもらえるんだからいいですよね。
【がわ】を取ったら【中の人】は、
とても抱きつこうなんて思わ…あ、いや、何でもありません(笑)


高座の方は、今年一番のウケといってもいいくらいでして、
私自身が、すっかりこのイベントにハマってしまいましたね。
是非また呼んでいただきたいと思います。


微笑亭さん太

コワモテ攻略法

一昨日の日曜日は、豊田市内の京町区民会館に行ってきました。
地元のお年寄りの敬老会にて一席演ってきました。


現場に着いてスタッフの方に、
「今日は何人くらいの方がお見えになるんですか?」
「え~っと、敬老会にご招待する対象者は130名ほどです」
「あ、結構沢山お見えになるんですね」
「いえ、会場の広さの都合で、全員来られると困っちゃうんです」
「あ~なるほど……」


実際会場に見えたお客さんは50人強で
ちょうど程よい加減の人数が来られたようです。
スタッフの方を見ると、私の方を見ながら
親指を突き出してニヤッと笑いました(ウソです・笑)


高座の方は、普通によく聞いて笑ってはもらえたんですが、
ちょうど私が上下を切って下手を向いた位置に、
コワモテのお爺ちゃんが座ってらっしゃいました。


そのお爺ちゃんの周りの方は、
みんな笑ってらっしゃるのに、
そのお爺ちゃんだけが、何を言ってもコワモテのままで
表情の変化がありません。


真剣に聞いては下さっていたんですが、
どの会場にも、時々こういう方はいらっしゃいます。
ただ、私の下手側のちょうど視線の先に位置しているので
どうにも気になって仕方がありません。


これは最後まで笑ってもらえないかな~と思っていたんですが、
途中一ヶ所だけ頬がピクッと動いて、口角が上がった瞬間がありました。
その時私は『勝った!』と思いましたね(勝ってね~よ!笑)


何となく引きこもりの少年を
部屋から一歩出す事に成功した時のような心持ちでしたね。
……経験ありませんが(笑)


微笑亭さん太
微笑亭さん太 プロフィール

微笑亭 さん太

Author:微笑亭 さん太
愛知県豊田市在住
豊橋落語天狗連所属

公演依頼される方は、
090-8133-6921
にお電話下さるか、
hohoemiteisanta@yahoo.co.jp
あるいは、
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp
までメール下さい。

アマチュア落語家として高座に上がる一方、創作落語を執筆し、自ら演じたり、プロの師匠方にも提供しています。寄席、イベント等に呼んでいただければ、喜んで駆けつけますので、よろしくお願い致します。

『悪質商法撃退落語』『振り込め詐欺防止落語』『認知症落語』『納税推奨落語』『男女共同参画落語』などの、特定のテーマの落語口演も致します!

また、イベントの司会、台本や原稿等の執筆依頼も受け付けておりますので、お気軽に御連絡下さい。


●エフエムとよた
【ラブィート演芸 楽市・落語】パーソナリティ
日曜日午後6時~6時半(隔週担当)放送中!


《受賞歴》
平成16年 『六人の会』主催 
第1回全国落語台本コンクール
最優秀賞

平成20年 落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成21年 国立演芸場主催
漫才・コント台本コンクール
最優秀賞

平成21年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
3位入賞

平成22年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
奨励賞受賞

平成24年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞

平成24年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成25年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
藤本義一賞受賞

平成25年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作(2期連続)

平成27年 落語協会主催
落語台本コンクール
最優秀賞

平成28年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞(2期連続)









微笑亭さん太 『団塊居酒屋』(さん太・作) 動画

団塊居酒屋 前半

団塊居酒屋 後半


《プロの師匠方への提供作品》

『こうもり』 春風亭小朝師 林家たけ平師 三笑亭可龍師 林家木久蔵師 春風亭ぴっかり師

『オトナの試験』『恋するオ・ト・メ』『短パン刑事』『同窓会』 桂かい枝師

『身投げ橋』 春風亭昇太師 五明楼玉の輔師

『人面瘡』 春風亭小朝師 桂三木男師 鈴々舎風車師 千原ジュニアさん

『茂造の恋』 春風亭小朝師 五明楼玉の輔師

『お伽村』 林家木久蔵師

『豆腐小僧』 春風亭小朝師 林家正蔵師

『トイレ革命』 三遊亭亜郎師

『こくせん』『幸せの指南書』『改訂版・寿限無』 林家ひろ木師

『地球最後の日』 三遊亭丈二師 三遊亭吉窓師

『罪を憎んで・・・』 月亭遊方師

『かごめかごめ』 桂文雀師

『転校生』柳家小せん師

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