大先輩は、ありがたいものです

一昨日はかけもちでして、
田原での高座を終えた後、三河湾をグルッと回るような形で
碧南市へ移動し、東山区民館に行ってきました。


愛大落研の大先輩にあたる、春雨や軍手さんから依頼を受け、
市会議員さんの報告会の席での
アトラクションとして一席演ってきました。


軍手さんご自身も、『鼠穴』や『天狗裁き』、『文七元結』といった
古典の大ネタを得意とされる社会人落語家です。
本当ならご自分で演られてもいいものなんですが、
わざわざ私に声をかけて下さったという事で
やはり【大先輩】というのは、ありがたいものです。


50名以上の支援者の方々がお見えになったんですが、
別に私の落語が目当てで見えた方は、いないであろうにもかかわらず、
反応もよくて、この日の昼、体育館の生声高座で
心身ともに疲弊していた私を癒してくれました。


終わった後は、近くのお店で食事もご馳走になり
軍手先輩にはお世話になりっぱなしでした。


また私でお役に立てる事があれば
是非ともお声がけください。


微笑亭さん太
スポンサーサイト

♪あ~らよっ、めまい一丁

昨日は田原市の清田小学校に行ってきました。
校区のお年寄り対象の敬老会で、1時間ほど喋ってきました。


落語の会場としては【鬼門】とされる体育館での高座でして、
地元のお年寄りが250名ほどお見えになり、
イスではなく、体育館の床に直に座ってらっしゃいました。


人数も多いですし広い会場なので、
当然の事ながらマイクが必要となります。
高座にはショートスタンドマイクが用意されてましたが、
こういうところのスタンドマイクは拾わない事が多いのです。


案の定テストしてみると、あまり拾わなかったので、
ピンマイクを用意してもらったんですが、
これも故障なのか、音が途切れ途切れになってしまいます。


仕方がないので、スタンドマイクの位置や音量を工夫して、
何とか『これなら』というラインまで持っていく事ができました。
「じゃあこれで行きましょう」
スタッフの方々と、そう話はまとまったのです。


出番まで私が楽屋でスタンバっていると、スタッフの責任者の方が、
「ピンマイク、新しいのがありましたので、これでやります」と言って、
ピンマイクを置いていかれました。
まあ、それならそれでもいいやと思いつつ、
ピンマイクを付けて高座に上がりました。


喋り始めた瞬間、
『……あ、思いっきりハウリングしてる……』
私が喋るたびにピーピー言っていて、どうにも耳障りな状態です。
スタッフの方が調整に来てくれるかと思っていたんですが、
誰も来てくれないので、仕方なくマクラを中断して、
「…すみません、これボリュームを下げてもらえますか?」


色々とスタッフの方が調整を試みるんですが、
耳障りな音は全く解消しません。
このままマイクを使うわけにはいかない状態でしたので、
「…もういいです、生声でやります」
勢いで言ってしまってから、物凄く後悔しました。


何しろ体育館は広いです。
そして暑かった事もあり全ての扉が開け放しになっていたため
雑音が入ってくる上、こちらの声は完全に抜けてしまいます。
元々声の小さい私が、ありったけの声を振り絞って
絶叫しながら落語を1時間喋りました。
あれだけ大きな声を出したのは、落研の時以来でしょうか。


1時間の絶叫高座を終え、
力尽きた状態で高座を下りた私を待っていたものは、
【本気の立ちくらみ】でした(マジで・笑)
いや~広い会場でのマイクチェックは、本当に大切ですね。


微笑亭さん太

ぶらり琵琶湖下車の旅

昨日は滋賀県長浜市に行ってきました。
六荘公民館というところで行われた、落語会に出演するためです。


退職された教員の方々が中心となって企画された
『退教互寄席』という落語会で、
スタッフも、お客さんも、元教員の方がほとんどという会です。


今年3月に、同じ滋賀県の
近江八幡で行われた寄席に出させていただいたんですが、
その時に見に来られていた方からオファーをいただき
再び滋賀県まで遠征する事となりました。


早目に現地に着きましたので、
琵琶湖を見に行きました。
出不精の私ですので、今まで琵琶湖を見た事がなかったんですが、
この年にして始めて【生琵琶湖】を見る事ができました。
…とても大きかったです(小学生の感想か!)


初対面ではありましたが、
地元で活動をされている社会人落語家の方との
二人会という事になりました。


『お文さん』                      遠州亭水仙

『愛しの野球部』(さん太作)              微笑亭さん太

『はてなの茶碗』                    遠州亭水仙

『茂造の恋』(さん太作)                微笑亭さん太


学生時代は、先生から怒られてばかりの私でしたから、
元とはいえ、先生ばかりの前で喋るのは緊張しましたが、
よく笑ってくださったので、何とか無事に終える事ができました。


意外に近くに感じた長浜市ですので、
また是非呼んでいただけると嬉しいですね。


微笑亭さん太

ある意味、平成の時代劇

復讐という行為は、本来は褒められた事ではないですが、
あまりに相手のやる事の度が過ぎると
我慢の限界を超えるという事がありますよね。


ず~っと嫌がらせを受けていた人が、ある日突然キレましてね。
その相手の顔に、生クリームがいっぱい載ったパイを叩きつけて、
「やられたらやり返す、パイ返しだ!」と言ったらしいですが、
今やこの【倍返しだ!】という台詞は、
誰でも一度は使った事があると言っても過言ではないくらいの
流行語になりましたよね。
もちろん、今年の流行語大賞の最有力候補の
一つになる事は間違いないでしょうね。


ドラマ【半沢直樹】は、回を追うごとに視聴率はうなぎ上りとなり、
このドラマ受難の時代にあって、
社会現象と言われるくらいのブームを巻き起こしましたよね。


一話見終えるとスカッとするという、
視聴者に与えるカタルシスは半端ないものがあり、
閉塞感を打ち破るヒーロー像を
世間が求めているのだという事がよく判りますよね。


実際、上司に対して『土下座しろ!』なんて銀行員がいたら、
三日でクビになってしまうでしょうが、結構リアルな部分もあるんですね。
そして、あのドラマを見ている人が一番勉強になった事というのは、
『お役所というのはオネエでも入れる』という事でしょうね。


あの【半沢直樹】が成功した要因の一つに
【女性ウケを狙ってない】という事がありましてね。
別にジャニーズ系のイケメンを多く配置しているわけでもなく、
恋の話題も皆無ですからね。


そこへもってきて最大の要因は、
【ドラマの構造が時代劇的である】という事ですね。
悪役がまさに【悪代官】や【悪徳商人】と見紛うばかりの連中で、
それを主人公が、友人などの【密偵】の力を借りて、
最終的に悪を懲らしめるというのが、完全に時代劇とダブってるわけです。
やはり日本人のDNAの中には、
時代劇を好む体質というのが必ずあるんじゃないかと思いますね。


地上波のテレビからは締め出された感のある時代劇ですが、
また復活して勢いを取り戻してもらいたいと思いますね。
そのためには、これからの日本を支える子供たちに
アピールしなければなりませんから、
遊園地などで、子供向けの時代劇ショーなんか
やってみるのもいいんじゃないかと思いますよ。


「よい子の皆さ~ん!
今日は【水戸黄門ショー】で楽しんでいってくださいね~。
さあ、みんなで黄門様を呼びましょう。黄門さま~!」
子供の呼びかけで黄門様が出てくるんですが、
お爺ちゃんなもんですから、
舞台中央まで物凄く時間がかかっちゃうんですね。


やっと出てきたと思ったら、いきなり印籠を出そうとして、
「あ、黄門様、まだですよ!」なんてんで、
司会のお姉さんに制止されたりするんですね。


でもまだ【水戸黄門ショー】の場合はいいんですが、
怖いのは【必殺仕事人ショー】ですよ。
ショーの途中で、お客さんの一人が、
首筋をかんざしで刺されてバタッと倒れたり、
三味線の糸で上に吊り上げられたりしますから、
油断してると大変な目に遭うわけですね。


微笑亭さん太

災いも飲み干せ

9月は台風の季節とも言えますから、
一年のうち【防災】という事を
最も考える時期だと言っても過言ではないですよね。


ただ防災の話をしようとすると、
どうしても真面目でお硬い話になってしまうので、
もう少し柔らかいトーンで話し合う事ができればいいなと思いますよね。


お酒を片手に、防災などのお硬い話を議論するという
【ドリンクス】と呼ばれる集会の輪が、
若者たちを中心に広がっているそうですね。


居酒屋などで見知らぬ若者同士がテーブルを囲み、
和気あいあいと社会問題について語り合う。
このドリンクスは十年ほど前に、気軽に環境問題を話し合う場として、
英国・ロンドンで生まれたそうですね。
これが世界各国に広がり、日本でもNPO法人の主催のもと、
都内で月一回定期的に開かれていて、毎回百人ほどの若者が集まるようですね。


「ドリンクスだったらね、俺たちだって毎晩やってるよ」
なんてんで、顔を赤くしてメガネをずり下げて、
ネクタイを横に曲げた千鳥足のお父さんが言ってたりしますが、
彼らがガード下の赤提灯で
『最近めっきり、アチラの方が弱くなってね~』なんという、
高尚な議題に取り組んでるのとはわけが違いますからね。


ドリンクスで扱われる議題は、【町づくり】、【選挙】、
【エネルギー】、【働き方】など多岐に渡り、
この時期はやはり【防災】に関する話し合いが多いようですね。


『女子にウケるおしゃれな防災グッズを作って
【防災ガール】を流行させたら?』なんというのは、
実際に出席者から出された意見のようですが、
これから流行するかもしれませんよね。


防災ガールは、頭に防災頭巾をかぶり、
いつも避難袋を背負っているという、防災には敏感な女の子ですから、
街角でナンパする時でも、
「彼女、そのあたりで、お茶しない?」じゃなくて、
「彼女、そのあたりで、避難袋に入れっぱなしになってる、
賞味期限切れ間近のミネラルウォーター飲まない?」
なんてんで、公園のベンチで水を飲んだりするわけですね。


「私、非常食の缶詰持ってるから、一緒に食べようか?」
「いいね~」
「ちょっと待ってね。今、避難袋の中から…あ!私ったら、
間違えてネコ缶持ってきちゃった~」
「こ~いつ~、そそっかしいな~、ハハハ…」
会話も弾みますよね。


カップルのデートの定番は【お化け屋敷】だったりしますが、
こういうカップルが行くのは、お化け屋敷ではなく
【防災屋敷】なんですね。


これはあらゆる災害が実体験できる施設で、
中に入るとすぐに床が激しく揺れて、大地震の疑似経験ができるんですね。
次はピカッと光って雷鳴が轟きカミナリを経験して、
その後は何故か、炊事、洗濯、掃除をやらされまして、
最後には彼女のお父さんが怖い顔して立ってるんですね。
ここに入れば【地震、雷、家事、親父】が全て体験できるという、
防災ガールに特化した施設も登場してくるでしょうね。


微笑亭さん太

レールの上の無法地帯

秋は行楽シーズンでもありますが、雪深くなる前に
北海道を訪れてみたいと考える方もいらっしゃるでしょうね。


観光地としても有名な北海道ではありますが、
最近、列車のトラブルというのが頻発してましてね。
JR北海道の特急列車から
出火したり発煙したりという事故が、後を絶たないんですね。
そして新たに、またまた起こってしまいましたよね。


一昨年の5月に石勝線のトンネル内で
特急の脱線・炎上事故を起こし79人もの負傷者を出したんですが、
6月には室蘭線の特急から白煙が上がり、7月には函館線の特急のタンクが
油漏れを起こしたというあたりから事故が激増し、
責任を感じた当時の社長が自殺する事態にまで至っています。


事故やエンジントラブルなどで、
運休か30分以上の遅延をした事故の件数が異常に多くて、
昨年度は189件と、2010年度の91件の倍以上で、
最多記録を更新したんですね。
在来線の走行100万キロ当たりの事故発生割合は3・54件で、
他のJRで最多のJR東日本の1・69件の、やはり倍以上になっているんですね。


原因は合理化による人員整理で、ベテラン社員が不足し、
保守点検が十分にできていないからではないかと言われていますが、
こうなると【JR】というのは
【事故乱発】の略なのかと思ってしまうくらいですね。
これだけ頻繁に出火や発煙をしているとそのうち、
『JRのないところに煙は立たぬ』なんという、
新たなことわざが生まれそうな気さえしますね。


当然、鉄道の売り上げ減少という事態につながるわけで、
車両も会社も【火の車】になったら、シャレにならないですよね。
「最近、売り上げが落ちたんじゃないですか?」
「ええ、そうだったんですけどね、
【乗車切符と消火器のセット】を売り出したら、それが爆発的に売れちゃって…」
お客さんの方も、自己防衛するしかないですよね。


鉄道におけるトラブルというのは海外でもありまして、
つい先日アルゼンチンで、列車運転中に運転士が居眠りや読書などをして、
運転に集中していないという実態が
明らかになったなんて事が報道されました。


政府が運転席に設置した監視カメラの映像が公開されたんですけど、
それによるとスマホを操作してメールを送ってたり、
カバンから本を取り出して堂々と、【安全運転の心得】なんて本を読んでたり、
運転レバーに手を置いたまま熟睡している運転士もいたんですね。
これは、お客さん的にはあり得ないですよね。


列車で居眠り運転なんかされちゃたまりませんが、
あれも運転席が列車の先頭で、一人ぼっちでいるから眠くなるんでしょうね。


これからは車両のど真ん中に運転席を据えたらどうでしょうかね。
周りのお客さんに360度監視されてたら、
さすがに居眠りなんかできないですよね。
ただ一般車両の真ん中にありますから、運転士さんが早く座らないと、
先にお客さんに座られちゃう可能性がありますよね。


運転士さんが首尾よく座れたとしても、
満員の車両にお年寄りが乗ってきたら『…ここ、どうぞ』なんてんで、
席を譲らなければいけないなんて事にもなりかねませんよね。


微笑亭さん太

ぼんさんが、こ~ろんだ!

昨日は新城にある、周昌院というお寺に行ってきました。
檀家さんの集まりにて、一席演ってきました。


この周昌院は新城の山間にある歴史あるお寺で
山や川、田んぼなどに囲まれた、風光明媚な佇まいのお寺です。
このところ毎年、この時期に呼んでいただいていて、
これで、4年連続お邪魔する事になります。


お寺に着くともう既に法要は始まっていて、
私は控え室で出番が来るのを待っていました。
そのうちご住職がお見えになり、ご挨拶をしたんですが、
高座に上がる前にトイレをお借りしようと席を立ちました。


するとご住職は、
私が高座に上がるためにスタンバイしに行ったと思われたらしく
私の後を小走りでついてこようとされました。


「…あ、ご住職、トイレをお借りするだけですから」
私が振り向きざまにそう言うと、
「あ、そうでしたか」と急に立ち止まった途端に、
ツルッと滑ってしまわれました。


よく磨きこまれた廊下で、一回転するご住職……
ご住職、私より先にスベらないでください。
……いや、私もスベっちゃいけませんけど。
急に立ち止まらせてしまって申し訳ありませんでした。


高座の方は例年通り、ご年配の方を中心に
とてもよく笑って下さる方々ばかりで、本当に演りやすい高座でした。
また来年も、
是非呼んでいただきたいと思います。


微笑亭さん太

キーワードは【鍵】

昨日は岡崎の萬徳寺にて、
『萬徳寺寄席』に出演してきました。
【楽語の会】と【豊橋落語天狗連】のジョイント落語会でして、
3月と9月、年に2回行われています。


豊田から萬徳寺までは、30~40分くらいの距離にあるんですが、
ゆっくり行こうと思い、1時間ちょっと前に出発しました。


ところが途中で、今まで遭遇した事のないような
とんでもない渋滞にハマってしまい、
たった2、3キロの距離を進むのに、1時間以上かかってしまいました。


結果、萬徳寺まで1時間50分ほどかかる事となり
集合時間に遅れてしまいました(汗)
事故でも工事でもなかったのに、何であんなに渋滞したんだろ……?


『芋俵』                        愛知家馬舟

『愛しの野球部』(さん太作)             微笑亭さん太

『鷺とり』                       南遊亭栄歌

『茶漬け間男』                     竜宮亭無眠

『崇徳院』                       鶴橋減滅渡


お客さんは48名と、
イスが足りなくなるくらい入って下さり、ビックリしました。
豊橋から来てくださったふりかけさん、ありがとうございました。
もっと驚いたのは、何の予告もなく
山梨県から酔亭化枝さんがお見えになった事です。
もっと早く言って下されば、出演していただいたものを(笑)


寄席も終わり、撤収も完了して、
もう帰るばかりとなった途端、無眠さんが、
「……あれ?車のキーがありません」


なくすわけがないですから、荷物の中に紛れ込んでいるのではないかと、
キャリーバックを引っくり返して探してみるんですが、どこにもありません。
「おかしいですね…腰のキーホルダーに付けてたんですけど……」
段々と顔が引きつってくる無眠さん。


どこかに落としたのではないかと、
ヘルさん、馬舟君、みえさん、私も手伝って、
萬徳寺じゅうを探してみたんですが見つかりません。


いよいよ、車を置いて帰るしかないのかという空気になりかけたら、
「……あれ?…あれ?…これ、何やろ?」
バツの悪そうに、腰のキーホルダーに付いた車のキーを手にする無眠さん。
どうやら、キーホルダーに付いたキーが、
ズボンの中に入ってしまっていた事に気付いてなかったようで、
最初からそこにあった物を、あちこち探していたようです。


一生懸命探していた我々一同は、笑顔で無眠さんを見ていました。
……目は、誰も笑っていませんでしたが。


几帳面でしっかり者の無眠さんでも、
人並みなポカはやらかすものなんですね~(笑)


微笑亭さん太

柔よくお囃子に制される

続きを読む

動物的な変身願望

農作物を食い荒らす動物を減らすため、今年の春から、
【害獣駆除の補助金】というのを国が新設しましてね。
シカ、イノシシ、サルなどを駆除すると、
一頭当たり8千円程度が支給される事になったんですね。


ところが、それを受け取るためには、
駆除した動物の写真に加え、両耳や尻尾、
牙の実物を提出しなければいけないんですね。
これは、一頭の動物を何度も撮影しての【水増し請求】を防ぐためなんですが、
これに対して猟師の皆さんが、
『手間がかかる上、精神的な抵抗が大きい』と反発してましてね。


そりゃそうですよね。
いくら害獣とはいえ、イノシシの両耳を出して、
『耳を揃えて払ってくれ!』とかは言いにくいですもんね。


害獣扱いされて駆除されるのは嫌ですが、
時には『動物になりたい』などと思った方もあるんじゃないかと思います。


『猫になってゴロゴロしたい』とか
『犬になってイケメンに甘えたい』といった空想は、
日頃の欲求不満を表していると言われてましてね。
空想は、心をストレスから守る防御手段であり、
重要なストレス解消の方法だという事ですね。


『なれるとしたら、どんな動物になりたいですか?』という質問をした時、
一番人気の高いのが【ナマケモノ】だそうですね。
人気の理由は、のんびりと木の枝につかまって、
ウトウト寝ているイメージからなんでしょうが、
ナマケモノは筋肉量が少なく運動量も乏しいので、
自然界では食料の確保が十分に出来ないんですね。


摂取カロリーの少なさを補うために、
なるべくエネルギーを使わないよう木の上でじっとしているわけです。
つまりナマケモノは、必死で、命がけで怠けているわけですから、
彼らなりに大変なんですね。


なりたい動物を神様にリクエストしたら、実際ならせてくれたらいいですよね。
「確か【仕事中毒の男】が
【ナマケモノ】になりたいって言ってたよな?どうなったの?」
「ナマケモノにしてやったらさ、
働きたい、働きたいって欲求が抑えきれなくなって、病気になっちゃったよ」
「それは悲劇だね。
【肉食系男子】が【ニワトリ】になりたいなんてのもあったよね?」
「ああ、あったね。ニワトリになったお陰で、
肉食系から【うこっ系】になっちゃったよ」
「何でも上の言う事に従う【イエスマン】の男が
【ペンギン】になりたいって案件は?」
「あれは、イエスマンだから、【肯定ペンギン】になったよ。…そっちには、
【何にでもしょう油をかける人】が【犬】になりたいなんてのがあったよね?」
「ああ、あれはね、【ブルドッグ】にしてやったら、
ソースしか受けつけなくなっちゃったみたいだよ。
…【野心家の男】が【バッファロー】になりたいなんてリクエストもあったね」
「うん、だからバッファローにしてやったんだけど、
相変わらず野心家なところは直らないみたいだね。
仲間うちで色々と企んでるせいで、
【野牛一族の陰謀】なんて呼ばれてるみたいだよ」
なんてんで、神様も色々大変なようですね。


微笑亭さん太

ユー、憲法学んじゃいなよ

法律の解釈というのは我々一般人には、
難しくて判りにくいですよね。
人を殴った場合、刑法で言うところの【暴行罪】になり、
その結果怪我を負わせてしまうと【傷害罪】になります。


ところが、人に当てようとして石を投げつけ、
それが外れた場合、相手が全く無傷であるにもかかわらず
【傷害未遂罪】になるそうですね。
普通で考えると【暴行未遂】になりそうですが、
刑法上、暴行罪に未遂はないんですね。


これだけ取っても、法律の解釈は難しい事が判ります。
ちなみに立小便をして、ミミズにオシッコをかけても
【膀胱罪】になるそうでして…まあ、立小便自体が【軽犯罪法違反】ですけどね。


安倍さんが首相になって以来、
憲法の改正という事が盛んに言われるようになってますよね。
ただ憲法の改正と言われても、法律の中でもとりわけ曖昧で、
難解な印象がある憲法ですから、どう議論すべきなのかも判りにくいですよね。
また法律の条文というのが、読んでも意味が判らなかったりしますよね。


愛知県の大学生が、憲法の全条文を若者風の言葉に翻訳した
【日本国憲法を口語訳してみたら】という本を出しましてね。
テンポのいいノリと語感が同世代の若者に支持され、
憲法改正の議論が盛んになる中、
憲法を勉強しなおす参考書的な役割を果たすのではないかと、
期待を寄せられてましてね。


具体的に、どのように口語訳されてるのかというと、
憲法の憲法全体の理念を掲げる前文では、
『日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、
われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、
わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、
政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する』
なんて書かれているのを、
『俺たちはちゃんとみんなで選んだトップを通じて、
俺たちと俺たちのガキと、そのまたガキのために、
世界中の人たちと仲よくして、みんなが好きなことできるようにするよ。
また戦争みたいなひどいことを起こさないって決めて、
国の主権は国民にあることを、声を大にしていうぜ。それがこの憲法だ』
という、まるでヒップホップの歌詞みたいなトーンに変えてありましてね。
難解な条文が一気に親しみやすくなり、
何だか凄くいい人に諭されてるみたいな気がしますよね。


こういった本をきっかけに、
若年層が憲法を意識する機会が増えるのはいい事ですが、学校なんかでも、
体育会系のノリで憲法を研究するサークルができてもいいですよね。


空手をやりながら、同時に憲法を学ぶという【少林寺憲法部】とかね。
上段突きの稽古をする時の掛け声も、『教育!労働!納税!』なんてんで、
国民の三大義務だったりしましてね。
相手を蹴る時でも『基本的人権の尊重蹴り!』なんてんで、
相手の人権を尊重しながら柔らかに蹴るわけですね。


空手と言えば、手刀で瓦を割る場面が有名ですが、
この少林寺憲法部の場合、そういった瓦は一切置いてないんですね。
やはり日本国憲法は、【かわらない】のが大切みたいですね。


微笑亭さん太

秋の告知

●追加がありましたので、告知をさせていただきます。


9/21(土) 午後1時~
『ささしま寄席』 木戸銭無料
愛知大学名古屋キャンパス(ささしま)厚生棟7階和室
出演 笑風亭プー参 愛知家大楽 微笑亭さん太

愛知大学落語研究会OBの方々が中心になってやられている寄席で、
毎回、現役の落研部員+OBが出演者となっています。
今回は私が出させていただく事となりました。
しかも出演者不足のため、2席演る事になりました(笑)
どなたでもご覧になれますので、是非お越しください。



9/22(日) 午後2時~
『萬徳寺寄席』 木戸銭無料
岡崎・萬徳寺(名鉄東岡崎駅から徒歩数分)
出演 【楽語の会】竜宮亭無眠 南遊亭栄歌
【天狗連】愛知家馬舟 微笑亭さん太 鶴橋減滅渡

3月と9月、年2回行われている、
【楽語の会】&【豊橋落語天狗連】のジョイント寄席です。
私はお手伝いだけの予定だったんですが、
急遽、出演させていただく事になりました。
名古屋と豊橋の中間点・岡崎での
両団体の火花散る戦い(?)の目撃者になってください。
…オカザえもんも、見に来てくれないかな…



9/27(金) 午後3時~
『退教互寄席』 木戸銭無料
長浜六荘公民館(滋賀県長浜市勝町490)
出演 遠州亭水仙 微笑亭さん太

これはちょっと遠方ですが、
滋賀県の退職された教員の方々から声をかけていただいて
伺わせていただく事となりました。
これもどなたでもご覧になれますので、滋賀県の方はもちろん、
たまたまこの日に滋賀県へ行かれる方々、お待ちしております。



9/29(日) 午後1時~
『大草尋常笑楽校』 木戸銭¥500
正楽寺(額田郡幸田町大草寺西6)
出演 ヤスオ君 今井眞 微笑亭さん太 他

(番組)
1時限目 校長先生のありがたいお話

2時限目(音楽)物真似エンタテイナー     ヤスオ君

3時限目(科学)イグノーベル賞に輝く発明   今井眞先生

4時限目(国語)創作落語の世界        微笑亭さん太


今年の4月に初めて出させていただきましたが、
学校の授業形式で進んでいくというユニークな会です。
お客さんのモチベーションも高い、大変素晴らしい会ですので、
是非お越しくださいませ。



10/21(月) 午後7時~
『月例寄席』  木戸銭¥100
豊橋市神明町『あんくるとむ』(0532-53-5355)
出演 艶目家文鶴 微笑亭さん太 髪家三代 他



10/29(火) 午後7時~
『第6回 こうた寄席』  木戸銭¥800(飲み物・お菓子付)
幸田町民会館(0564-63-1111)
出演 弾家喜苦 微笑亭さん太 鶴橋減滅渡



●『落語で学ぶ悪質商法』の出前講座の申し込みを受け付けております。
講座をやりにきてほしいという申し込みは、
豊川市役所・消費生活センター(0533-89-2238)までどうぞ!
さん太がまいります。


●落語会やイベント出演のご依頼も
24時間受け付けておりますので、よろしくお願い致します!
090-8133-6921(携帯)
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp


微笑亭さん太

純粋なお客さん

一昨日は、丹羽郡扶桑町に行ってきました。
悟渓寺というお寺で行われた落語会出演のためです。


この日は台風が接近していたため、開催自体が危ぶまれましたが、
落語会が夜だった事もあり、問題なく開催されました。


扶桑町には初めてお邪魔しましたが、
お寺の場所が判りにくいとは聞いてました。
お寺に近づこうと脇道を入っていくと、
これがまたどんどん細くなっていって、自動車学校以来というくらいの
細いクランクをクリアしなければならない事態に。


何とか辿り着けましたが、
この悟渓寺というのは小さいながらも歴史があり、
文化財にも指定されているという、非常に雰囲気のあるお寺でした。


主催者の方から、
「お客さん、50人は集まりますから」
と言われていたんですが、とてもそんなに集まる気配はないように思えました。
ところがフタを開けてみると70名近い超大入り!
これには驚きました。


『再就職は楽し』(さん太作)          微笑亭さん太

『天狗裁き』                   川の家河太朗

『厩火事』                    丸芳楼宇ん鵲


スタッフの方々もお客さんも寄席の事はあまりご存知ないようで、
開演前の二番太鼓が鳴りだした途端、
お客さんが一斉に拍手を始めましたので、私が顔を出して
「まだです」
と言わせていただきました(笑)
そんなピュアな感じが、演者的には非常に面白かったですね。


3席とも、心から楽しんで笑ってらっしゃる感じで、
とても良い落語会となりました。
主催者さんは、定期的に開催したいという希望を持っておられるようなので、
是非とも2回目、3回目をやっていただきたいですね。


微笑亭さん太

オー・迷子ォ!

昨日の日記にも書きましたが、
日曜日は豊川での高座を済ませた後、すぐに豊橋へと向かいました。


八丁集会所での高座は、
予定されていた時間よりも早くプログラムが進んだので、
11時30分終了予定のところが、
11時15分には高座を下りる事ができました。


『これなら間に合う…』
私はそう思いながら洋服に着替え、ご挨拶もそこそこに、
石巻の会場へと車を走らせました。


会場は住宅地の中にある、
金田住宅集会所というところです。


もしも遅れるような事があれば、
最初に出るみるくさんが時間をつないでくれる事になっていましたが、
渋滞などもなく、思ったよりスイスイと現場付近まで到着しました。
間に合わないかもという私の不安は、杞憂に終わりました。


よし、ここを入れば現場のはずだから、ここを入って…
……あれ?道が塞がってる……何で???


その辺りをグルグル回ってみましたが、
行けども行けども住宅ばかりで、肝心の集会所が判りません。
時間もどんどん過ぎていくので、これは仕方がないと
主催者の方に電話をして迎えに来ていただきました。


やっとの事で会場に入ると、出番直前のみるくさんが、
「ここ、判らなかったでしょう?私も迷って電話したんだよ」
「そうなんだ」
「だから、さん太さんも必ず電話してくるよって噂してたら
案の定、電話が入ったんだよ」
…まあ、方向音痴の私にしてみれば【当然】なのかもしれません。


時間もないので、着替えに入ろうとして、
ある事に、ふと気付きました。


いつも【さん太CD】を作っていただいている弾家呈茶さんが
お願いしてあるCDを、ここまで持ってきて下さる事になっていたのです。
私も迷い、みるくさんも迷ったという事は……あ、呈茶さんから電話だ。
「もしもし、場所が判らないんだけど」
…やっぱり(笑)


この集会所というのは、
天狗連メンバーを迷宮に誘い込むために建てられたのかと思うくらい
辿り着けない【天狗連ホイホイ】みたいな場所でした。


微笑亭さん太

ハッチョウして、グー!

昨日は八丁集会所に行ってきました。
地元主催の敬老会にて1時間ほど喋ってきました。


先月の終わりくらいに、
主催者の方からお電話をいただき、出演のオファーを受けました。
「敬老会への出演をお願いしたいんですけどね」
「ありがとうございます。場所はどこでしょうか?」
「先日来てもらった【ハッチョウ】です」
「ああ、あそこですか。その節はお世話になりました。
よろしくお願い致します」
そんな感じで、話はまとまったのです。


実はこの日は、既に豊橋の石巻で、午後の敬老会出演が決まっていて、
時間的に、結構ギリギリのかけもちを受ける格好になったのです。
でも、場所が同じ豊橋市内ですから、
あまり余裕はなくても、何とか間に合うだろうと思っていました。


数日前、主催者の方から再びお電話をいただき
最終確認をしていたんですが、その時の会話が
どうも微妙にすれ違っていたのです。


……この違和感は何だろう?
その時、ふとある事に気付きました。
「すみません、会場の名前は何でしたっけ?」
「会場の名前?【八丁集会所】ですよ」


あ゛あ゛あ゛~~~~っ!!!


ちょっと前に認知症落語の会で
豊橋の【八町】というところで落語を演ったものですから、
私は【ハッチョウ】という音だけ聞いて、
豊橋の【八町】だと思い込んでいたのです。


ところが実際は、悪質商法の会で先月お邪魔した、
豊川市の【八丁】だったのです。
おなじ【ハッチョウ】という名前を持つところに
これまた同時期にお邪魔していたという事が、私の勘違いを生みました。
完全に場所を勘違いしたなんて、初めての事です。


先月22日の日記を見ていただくと判りますが、
この八丁集会所は、落語を演ってる最中に車の移動をさせられたという
前代未聞、空前絶後、【忘れられない思い出の場所】なのです。
そして今回の【場所勘違い】が重なったわけですから、
この八丁集会所は、いわゆる
【持ってる場所】という事になるんでしょうかね?(笑)


……はっ、待てよ!
八町ではなく八丁、豊橋ではなく豊川という事は、
午後の会場へ向かうまでの時間が、当初の予定よりかかる事になります。
ただでさえ時間に余裕がなかったのに、さらに【遠くなった】というのは
より厳しい状況になっています。


果たして午後の高座には間に合うのか?
時間もない中、初めてお邪魔する判りにくい会場に
方向音痴のさん太が無事に辿り着けるか?
怒涛のかけもち高座・後編は、明日の日記に続きます。


微笑亭さん太

月見叶って、お仕置きよ!

昨日は、みよし市の『サンアートみよし』に行ってきました。
『月見のゆうべ』というイベントに出演するためです。


このサンアートさんには、昨年のこの時期にも呼んでいただいたんですが、
2年連続で声をかけていただけたのは、とても嬉しい事です。
私も是非伺いたいイベントのひとつではあるんですが、
実はこの催し【雨天中止】という、
落語会ではありえない条件が設定されているのです。


というのも、素晴らしい日本庭園が寄席の会場となるため、
客席が完全な野外に設けられるのです。
たとえにわか雨であったとしても降られたら、
お客さんの逃げ場がないのでアウトです。


ですから、私はこの一週間ずっと、
週間天気予報をこまめにチェックしてました。
人生において、こんなに天気予報を見た時期はないですね(笑)


当初から日曜日は雨模様、
土曜日は曇りという予報はずっと変わらなかったんですが、
イベントが午後6時半からという事もあり、夕立などが心配されました。
そして昨日、雲は多かったものの、何とか開催にこぎつけました。


雨天中止の可能性があったので、
私はブログでの告知を控えていました。
それもあって、果たしてお客さんが集まって下さるかどうかが
本当に心配だったんですが、102名もの方がお運びくださり、
マジでビックリしました。


1時間ちょっとの会でしたが、本当によく笑ってくださいましたので、
来年もまた是非呼んでいただきたいと思います。
…それまでに、日本庭園に屋根を作っていただけるとありがたいですね(笑)


微笑亭さん太

多いお茶

昨日は豊川市の『いかまい館』に行ってきました。
一昨日は、豊橋での単発の悪質商法の講座でしたが、
昨日はいつもの、豊川での出前講座でした。


いかまい館というのは
お風呂なども完備した老人用娯楽施設ですが、
三河弁の判らない方には、この『いかまい館(かん)』というのは
謎のネーミングに思えるかもしれません。


いつものように、老人会の方に呼んでいただき
60名くらいの方々を前にしての高座でした。


上がる前に老人会の方に
「高座に、お茶はいるだかん?」
「いえ、飲みませんので結構です」
そう言ってから高座に上がりました。


非常にお元気な方々の集まりで
よく笑っていただいていたんですが、
ふと気付くと、ペットボトルのお茶を手にして
高座に忍び寄ってくるお爺ちゃんの姿が視界に入りました。


『ワシは、お茶の事に気付いたぞん。気がきくら~?』とばかりのドヤ顔で
正面から仁王立ちで、お茶を置きにくるお爺ちゃん……
あれほどいらないと言ったのに……
あと5分ほどで終わりなのに……
どうして皆さん、高座にお茶を置きたがるんでしょうね?(苦笑)


落語に入る前に、
『携帯をマナーモードに』という注意をしたりすると思いますが、
それと同じレベルで、『高座にお茶を届けないでください』
言っておく必要があるのかもしれませんね。


微笑亭さん太

落語の力?

昨日は豊橋の東部地区市民館に行ってきました。
高齢者セミナーの消費生活講座という事で、悪質商法の会です。


悪質商法の出前講座は、
普段豊川で行っているのですが、
昨日は豊橋の生涯学習課からの依頼で、単発の講座でした。
私の落語が1時間の後、相談員の方のお話が30分という構成です。


企画して下さった担当者の方が、
「普段は真面目なお話ばかりなので、
今回は初めて落語を取り入れて、沢山の集客を期待しています!
多分、50人は堅いと思います!」


蓋を開けてみると、結構空席があり、
そんなに入ってないように見えましたので、
「これは…どうなんですか?」
「……25人…最低記録です…」

…私の責任なんでしょうかね?(笑)

それでも、お見えになった方々は、
ちゃんと聞いてくれて笑ってくれましたので、
私的には全く問題ありませんでした。


豊川だけではなく、是非とも
【ホームグラウンド】である豊橋で講座をやりたいので、
2回目、3回目があるといいですね。


微笑亭さん太

寝床芸の宴

昨日は、豊田市の坂上町公民館に行ってきました。
坂上町というのは、豊田市内にありながら、
田んぼや畑に囲まれた牧歌的な風景が広がるのどかなところで、
【村】ではなくて【市】であるのが、
逆に違和感があるくらいです。


ここでの敬老会には昨年も呼んでいただいたんですが、
再び声をかけていただけるのは嬉しい事です。


坂上町のお年寄りは、空気が良いところに住んでみえるせいか、
皆さんお元気で顔のツヤも反応も良く、非常に演りやすかったです。


高座の後は昼食会となったんですが、
「さん太さんも参加していってください」と言われ、
ご一緒させていただく事に。


着替えを終えて再び会場に入ると、
総選挙で勝ったわけでもないのに、最前列のセンターに座らされました。
美味しいお寿司がふるまわれ、それを食べていると、
世話人の方が三味線を持って登場されました。


お客さんたちから大きな拍手と、『待ってました!』『たっぷり!』の声。
「いや~、ちょっと【さのさ節】をやらせてもらおうかと思ってね。
さん太さんを前座扱いみたいにして、その後ワシがやるのは心苦しいんだけど、
とりあえずやらせてもらいます。
三味線はともかく、唄があんまり得意じゃないもんでね。
顔はいいけど、声が悪いもんだい(笑、の予定)
俳句とか短歌ちゅうのは字数が決まっとるけど、
このさのさというのは、そういうのが特別決まっとらんもんだい、
何でもええんだわ。そもそも、ワシがさのさをやろうと思ったのは…」
…能書きが長い!(笑)
このまま前説トークで終わってしまうのかと思うくらい喋られた後、
いよいよさのさ節に入られました。


その途端、
お寿司を一心不乱に食べ始めるお年寄りたち……聞いてないじゃん!(笑)
これって…【リアル・寝床】?(古典落語のネタ)


私はどんな唄を歌われるのだろうと興味深く拝見していたら、
その歌詞の内容というのが、まさかの下ネタ!!
ここでは具体的な歌詞を書く事すら出来ないような、
【地方によって女性の局部の呼び方が違う】という内容の唄でした。


それをまともに、最前列センターで
顔面で受け止める格好になった私……とても顔を上げていられず下を向くと、
私のお寿司の皿には【マグロ】【赤貝】が残っていたという、
非常にシュールな状況でした。


微笑亭さん太

ギャップ60への挑戦

昨日の日記に書きましたが、
8日の日曜日は、松平志賀での高座を済ませた後、
ご挨拶もそこそこにご無礼して、同じく豊田市内の上丘町にある
上丘児童館というところに行ってきました。


私も、かけもち出演というのは時々あるんですが、
地元である豊田市内でのかけもちは、初めての経験でした。


一応、敬老会の催しだったのですが、
こちらでは、子供たちとお年寄りの触れあいという趣旨のもと、
地元の小学生たちが沢山いたのです。
しかも低学年くらいの子が多いようでした。


要するに『お年寄りと子供を同時に笑わせろ』という
社会人落語界では
【難攻不落のミッション】と呼ばれているもので(呼ばれてるか?笑)
平均年齢にして60歳のギャップがある2つの集団を前にして
高座に上がりました。


興味がある事も笑いのツボも全く違うでしょうから、
どんな噺をするべきなのか頭を悩ませました。


お年寄りを前に【仮面ライダー・ウィザード】や
【ドキドキプリキュア】の話題をフッても全く興味がないでしょうし
小学生低学年相手に、赤城圭一郎や市川雷蔵の話をしても
ポッカ~ンでしょうからね。


色々迷った挙句、40分ほどの持ち時間を、
『親の顔』、『転失気』、『楽しい動物園』(さん太作)という
どの世代にも非常に判りやすく
短い噺でつないで引っ張る方針に決めました。


小学生たちは当然、生で落語を見るのは初めてですから、
公衆の面前で着物を着て、
一段高いところで独り言を言い出すおじさんに興味津々の様子。


それが証拠に、始まってすぐ、
「……ねえ!……ねえ!……ねえ、ねえ!……ねえってば!」
高座で喋っている私に、
ず~っと話しかけてくる最前列の小学生がいました。


…さすがにあの場では、キミの相手をしてる場合じゃなかったんだよ…
何だか無視するような形になってしまって、ごめんね…
キミは、そんなボクの態度が気に入らなかったのかな?
それ以降キミは、床に寝っ転がって、
これ以上、リラックスのしようがない体勢でボクの落語を聞いてたよね…
ああいう光景を、健康ランドの休憩室での高座以外で見かけるのは
なかなかない事なんだ……いい経験させてくれてありがとう……


まあ何とかノルマ分くらいは
どちらの世代にも楽しんでいただけたかな~と思っております。
なかなか悪戦苦闘した高座でした。


微笑亭さん太

青年の出張

一昨日は、豊田市の松平志賀区民会館に行ってきました。
地元主催の敬老会の催しにて一席演ってきました。


実はこの日は、午後の高座(紅茶みたい・笑)が入っていて、
このお話をいただいた時、時間的に伺うのは無理だと思っていました。


ところが、私を名指しでオファーしてくださった
Iさんという方が、とても熱心な方でして、
何とかかけもち出演が可能な時間まで
前倒ししてやり繰りしてくださり、
出演する事ができるようになりました。
まだお若い方なのに、本当に熱心にやってくださったのです。


一度打ち合わせのため、数日前にIさんにお会いしたのですが、
「Iさん、今回は時間の事で
ご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありませんでした」
「いえいえ、私自身が是非、
さん太さんの落語をお聞きしたいと思っていましたので」
「そうなんですか?」
「ええ。ですから、来ていただけるようになってよかったです」
「それは嬉しいですね~。
では当日は、Iさんにも楽しんでいただけるよう頑張ります!」
「それが…当日、私、出張になってしまって現場にいないんですよ」


……え~っ!?
何ということでしょう(劇的ビフォーアフター風)


50名ほどのお年寄りを前に喋りましたが、
とてもお元気で笑ってくださり、伺った甲斐がありました。
Iさんもさぞや、草葉の陰で喜んで……死んでない、死んでない!(笑)


お世話になったIさんに是非聞いていただきたかったので
また次回も、お声がけいただけたら嬉しいです。


微笑亭さん太

あなどれない絵本

一昨日はかけもちでして、
夜は『ぱんとまいむ寄席』だったんですが、
朝イチでナゴヤドームすぐ近くの矢田小学校に行ってきました。


学区のお年寄り対象の敬老会にて、一席演ってきました。
200名ほどのお客さんが集まるという事もあり、会場は体育館でした。
演奏やジャグリングなどの、楽しく派手な出し物があって、
その後シメとして、地味に落語という、
飲み会におけるお茶漬け的な位置付けでした。


小学校という事もあり、
楽屋となった部屋には小学生校低学年向けの絵本などが、
本棚に何冊か置かれていました。


その背表紙を見ていてつくづく思いましたが、
絵本のタイトルというのは、妙に好奇心をそそられる物が多いですね。
ほぼ平仮名で書かれているから余計にです。


ざっと見ただけでも、
『たこのだっこはてとてとて』とか『パンツマンVSくいこみウーマン』、
『ぬい針だんなとまち針おくさん』…何か痛そうな夫婦だな~と思ってたら、
その隣には『パパはウルトラセブン・ママだってウルトラセブン』という、
特撮好きの私のハートをわしづかみにするような絵本が。


中を見てみると、
なぜかパパもママも子供も全てウルトラセブンという家庭が描かれていて、
しかもメトロン星人を倒して帰ってきたパパセブンが、
汚れたバトルスーツを脱ぎっぱなしにしておいたために、
ママセブンに怒られるというシュールな絵が描かれていました。
私はすっかり釘付けになってしまい、危うく着替え忘れるところでした。


この高座で学んだ事は、
『ウルトラセブンのバトルスーツは、汚れたら脱いで洗濯する事ができる』
という事でした。


微笑亭さん太

当たりの寄席

昨日は、ぱんとまいむ寄席に出演してきました。
6月以来、3ヶ月ぶりの出演です。


先日、超ゲリラ豪雨の直撃をくらった名古屋中心部ですが、
ぱんとまいむのある大曽根一帯も大変な事になっていたようです。
ぱんとまいむ自体も、厨房に水が入ってきて、
後処理に苦労されたようです。


『初天神』                 若鯱亭笑天

『猫長屋』(さん太作)          微笑亭さん太

『水屋の富』                若鯱亭笑天

『多事争論』                竜宮亭無眠


夏休みも終わったはずなのに、
この日は何故か子供さんが多くて、
アダルトなネタを演る予定だった笑天さんは、
急遽『水屋の富』に変更。
やはり子供さんがいらっしゃると、
ちょっと艶っぽいネタは抵抗がありますよね。


いよいよ噺が佳境に入ったところで
『ド~ン!!』という大きな音が!


ぱんとまいむというのは、
ちょうど信号交差点のところにあるんですが、
その交差点で、まさかのタイミングでの交通事故です。


距離にしてみたら、
笑天さんが落語を熱演している数メートル後ろで
車同士がぶつかったわけです。
『水屋の富』という富くじが当たる噺で、
車同士の当たりを引き寄せてしまったようです。
怪我はなさそうでしたので何よりでした。


私は久しぶりに『猫長屋』というネタをかけました。
かなり初期に作った創作なんですが、
それなりにお客さんに受け入れていただけたようでホッとしました。


私が擬古典でしたので、
無眠さんは珍しく現代物でトリを取られました。
最近、すっかりスリムになったと評判の無眠さんですが、
古典と変わらず大爆笑を取るあたり、
体は痩せても芸は痩せないのはさすがでした。


微笑亭さん太

全裸急げ!

その昔、衆人環視の中、一糸まとわぬ姿で街中を走りぬける
【ストリーキング】なるものが流行った事がありました。
全裸の人がいたら、やはり見てしまうのが人情というものですが、
それが女性だったらなおさらです。


以前海外で
【トップレス強盗団】と呼ばれる事件がありました。
上半身裸の複数の女性たちが店に押し入り、
お金を奪っていったという派手な事件でしたが、
犯人たちは全く顔を隠してなかったにもかかわらず、
被害に遭った店の男性従業員たちは、全く顔を覚えてなかったんですね。


「犯人の顔は覚えてますか?」
「はい、私の見立てでは多分、【Fカップ】だと思います」
そりゃどうしたって、胸に目がいっちゃいますよ。
それを計算に入れた上での、実にうまい手口ですよね。


先日、似たような事件がありましてね。
米テネシー州で、30代の女性が、近所に住む54歳の男性の自宅のプールで
全裸で泳いでこの男性の目を釘付けにし、その隙に夫が泥棒に入って、
貴重品などを盗み出す事件があったんですね。


泳いでいたのは近所に住む女で、この日夫婦で被害者宅にやって来て、
『プールで泳がせてほしい』と頼んだんですね。
女は自分の夫にたばこを取りに行かせた後、全裸で泳ぎ始めましてね。


被害者はプールで泳ぐ女の姿を20分ほどガン見していて、
その間に自宅から宝石類や銃などが盗まれたと言いますから、
これは奥さんや親戚一同にきまりが悪くて、
被害にあった経過を詳しく話せませんよね。


「全裸で泳がれたら、そりゃ見ちゃうよな~。俺も気をつけないと」
「大丈夫だよ。お前のとこには、泳がせるプールがないから」
それなら安心ですよね。


こういう事件を防ぐためにも、全人類が普段から、
全裸で過ごす事を義務付ければいいですよね。
仕事も遊びも全て、一糸まとわぬ姿でするわけです。
そうすれば痴漢なんかも減ると思いますよ。
反応してるのが丸判りですからね。


感覚的に逆になりますから、普段全裸なんですが、
お風呂入る時だけは服を着たりしましてね。
女性の衣類を狙う泥棒なんかでも、
下着ではなく上着を持っていくようになりますから、
下着泥棒ではなく、【上着泥棒】と呼ばれるようになるんでしょうね。


微笑亭さん太

見る側から見られる側へ

ドイツといえば、ナチス時代に
ユダヤ人を大量虐殺した事というのは、あまりにも有名です。
そのドイツの首都ベルリンにあるユダヤ博物館で、
非常に変った『展示』が行われているそうですね。


それは今月まで続いている
『あなたがユダヤ人について知りたい全ての真実』
という特別展の会場にあるんですが、
ユダヤ人の男女をショーケースに入れて展示をするという事なんですね。
要するに『生きたユダヤ人』を見せているわけでして、
かなりセンセーショナルな試みですよね。


3月から始まったこの催しでは、
ユダヤ人ボランティアの方が交代で展示されてるんですね。
ケースの下には、
『ドイツにはまだ、ユダヤ人はいるのか?』と書かれてましてね。
ケース前面にはガラスがないので、
お客さんは展示物と会話を交わす事も可能でしてね。


当然、展示物がトイレに行ってたり、
食事休憩を取ったりする事もあるわけでして、挑発的な試みの割には、
館内にはまったりとした空気が流れているようですね。


しかし人間をモノ扱いするかのような展示ですから、
人間の尊厳を無視してホロコーストを実行した
ナチズムを想起させるという事で賛否両論あるようですね。


なぜこんな思い切った展示に踏み切ったのかというと、
過去の重すぎる負の歴史ゆえ、未だにぎこちないドイツ人とユダヤ人の関係を、
何とか変えたいという思いからだそうですね。
幸いその思惑が当たり、
『おぞましい』とか『不道徳だ』という批判がある中、
特別展への来場者数は好調に推移してるそうですね。


考えてみると『見る側』と『見られる側』というのは
紙一重なのかもしれませんし、いつ何時、逆転するかもしれませんよ。


動物園なんかでもそうです。
今は人間が動物を見に行ってますが、
逆に動物たちが檻に入った人間を見に来る
『人間園』なんてのもありえるかもしれません。


トラの親子が人間を見に来ましてね、
「パパ、この人間美味しそうだから食べたいな~」
「よしなさい。今人間を食べると、晩御飯が食べられなくなっちゃうから」
なんてんで、人を食ったような会話をしてましてね。


その隣では犬が、
「こいつら、嬉しい事があっても尻尾振れないから可哀相だな~」
同情してたりするんですね。
中年のおじさんが入ってる檻の前ではスカンクが、
「…うわっ!こいつら、俺たちより臭いにおいを出してやがる」
なんてんで、濃厚な加齢臭に驚いてたりするんですね。


セレブなご婦人が入ってる檻の前では、
「母さんは、こいつの持ってるバッグにされたんだ…」
ワニの子供が涙ぐんでますしね。
連れ立ってやってきた、ペリカン、クロネコ、カンガルーは、
「こいつらに、荷物運ばせたいな~」
なんてな事を言ってたりするという、動物たちの本音が垣間見えそうですよね。


微笑亭さん太

現実と戦うヒーローたち

夏休みには子供さんにせがまれて、
遊園地などへ行く親御さんも多かったんじゃないかと思いますが、
そういう場ではよく、特撮ヒーローやアニメのキャラクターが
着ぐるみ出演する
【キャラクターショー】というのが行われますよね。


特撮ヒーローの場合は、実際の撮影でも、
スーツアクターの方が中に入ってますからいいんですが、
アニメキャラの場合はそうはいきません。
オリジナルキャラが、可愛さを演出するために
元々ありえない二頭身くらいだったりするので、
その比率だと着ぐるみを作れない事が多いんですね。


そこで人が入れるような着ぐるみにすると、
八頭身のキティちゃんが出来上がったりしちゃうわけです。
それを見て『こんなのキティちゃんじゃない!』と言って
泣き出す子供が続出するなんてのも、夏休みの風物詩のひとつだったりします。


キャラクターショーの元祖というのは、
『ウルトラマン』でお馴染みの円谷プロだそうですが、
その起源は昭和42年に福島県会津若松市の若松城で開催された、
会津博覧会の【怪獣館】という展示だそうですね。


このイベントでは、怪獣の着ぐるみが集客のために
会場内を回っていたんですが、その時、
怪獣館の隣の自衛隊の展示ブースから、自衛隊員が暇つぶしのため、
怪獣に戦いを挑んできたんですね。


周りの子供や大人は大変興奮して、
司会者である円谷皐さんも即興で司会をしたんですが、
何と自衛隊員は負けてしまったんですね。
日本の国を守るどころか、
イベントに参加していた子供たちすら守れなかったわけです(笑)


そこで円谷皐さんが『ウルトラマンを呼ぼう!』と叫び、
観客と一緒に『ウルトラマ~ン!』と叫ぶとウルトラマンが現れ、
怪獣を倒し周囲は興奮の渦に包まれたというハプニングから、
ショーをすることを思いついたそうですね。


その時に自衛隊員の方々が暇つぶしを思いつかなかったら、
そして自衛隊が怪獣に勝ってしまっていたら、
現在のキャラクターショーはなかったわけですよ。
ですから今の子供たちは、暇で弱かった当時の自衛隊に
感謝しなければいけないわけですね(笑)


それ以降、毎日のように各地でショーが行われているわけですが、
子供相手の生の舞台ですから、
当然ハプニングの宝庫という事になってきますよね。


アクションが売りのヒーロー物では、
戦闘の最中に色々な付属物が落っこちるなんてのは日常茶飯事です。
剥がれ落ちたヒーローの目を、
悪役の怪人が拾って付けてあげるシュールな光景が見られるのも、
キャラクターショーならではです。


見に来ている子供たちも、様々な事を学べますよ。
とあるデパートでのショーで、ウルトラマンが2階から登場し
吹き抜けを飛んで登場するはずが、意外に高かったため、
エスカレーターで恥ずかしそうに降りてくる姿を見れば
『ヒーローにも限界があるんだな』と判りますし、
真夏の【マジンガーZ】のショーで、中の人が暑さでやられて、
口元からルストハリケーンの様にゲロが飛び出せば
『新しい必殺技は、こうやって生まれるんだ』という事が判りますよ。


そしてウルトラヒーローが勢揃いしている中、
【ウルトラの母】の股間がモッコリしていても
『これはツッコんではいけない事なんだ』という、
大人の気遣いも身につけていく事ができるんでしょうね。


微笑亭さん太

ゴーイング・ノルウェー

「ウチの課長ってさ、部下の手柄は自分のものにしちゃうくせに、
自分の失敗を部下に押し付けるよな」
「そうそう、責任感も統率力もないし、最悪だよな~」
なんてんで、トイレで用を足しながら話しているところへ、
後ろの個室が開いて、当の課長が出てきたりすると、
これは気まずさマックスですよね。
でも、そういう状況こそが、
最も部下の本音を知る事ができるのも確かでしょうね。


ノルウェーのイエンス・ストルテンベルグ首相が、
有権者の本当の関心を知るため、タクシードライバーに変装して、
乗客の声を聞いて回ったなんて事がありましてね。


車載カメラの映像をネットで公開し
『国民の真意を聞く事は重要。国民が考えている事を話す場所があるとすれば、
それはタクシーの中だ』と語ってるんですが、
タクシーの中より赤ちょうちんのカウンターの方が、
本音は聞けるんじゃないかと思いますけどね。
…問題はノルウェーに、赤ちょうちんがあるかどうかって事ですが。


ノルウェーでは今月九日に総選挙が控えており、
首相率いる与党の劣勢が伝えられていますので、
その選挙に向けてのパフォーマンスだと言われています。


この首相、割とパフォーマンスがお好きなようで、
去年は自国のサーモンをアピールするため、
回転寿司で寿司を配ったりしてました。
ですから総選挙で負けたら、
いつでもスシローでバイトできる用意はあるようですね。


これ、日本でも安倍総理がやってみたらどうですかね。
もちろん身分を隠してですから、ドライバーの設定は
【越後のちりめん問屋の隠居】か【貧乏旗本の三男坊】あたりが
ベストの設定じゃないかと思いますね。


変装をしてお客さんの話を聞くうちに、
中にはタクシー強盗なんかも混じってたら大変ですよ。


普通のタクシー強盗なら、売上金を全て出せば開放してくれるでしょうが、
どうかすると安倍総理の変装だと判ってて、
省庁のお役人が後部座席から安倍総理を羽交い絞めにして、
「おい!黙って予算を出せ!」
なんてんで、スケールの大きい強盗になる恐れもありますよ。


安倍さんだけじゃなくて、
他の政治家の方々もタクシードライバーをやってみるといいですよね。


【維新の会】の石原代表がやると、当然の事ながら暴走しましてね。
しかも絶対、右にしか曲がらないというんですから始末に悪いですよ。
【みんなの党】の渡辺代表の場合は、よく道に迷いましてね。
特に【江田別れの道】に弱かったりするんですね。
「お客さん、何だったら、いいお店にご案内しますよ」
なんてんで、やたら風俗のお店に詳しい運転手さんだな~と思ったら、
橋下さんだったりなんて事もあるでしょうね。


微笑亭さん太

奥様は魔女、だと危険です

古本屋を回っていると、
時々非常に興味を引かれる珍しい本を見つけたりします。


ある女性が古本屋で、
【魔女入門 ~魔女になる方法~】
というタイトルの本を見つけましてね。
50年近く前に書かれた古い本なんですが、
魔女になる方法が書かれているという事に
興味津々で買って帰ったんですね。


家へ帰って読んでみると、
『魔女になるには、日本に行ってバレーボールを始める事』と書かれてましてね。
あまりのくだらなさにうろたえてしまって、
【動揺の魔女】になったって話がありましてね。
魔力を持った女性を【まじょ】というのなら、
魔力を持った男性は【まおとこ】と言うんでしょうかね?


南太平洋のパプアニューギニアで
【魔女狩り】が深刻化しているそうですね。
『魔術を使った』とされた女性が相次ぎ惨殺され、
議会は反逆罪などに限定されてきた死刑の対象範囲を拡大し、
魔術を理由にした殺人の加害者にも適用できる法改正案を可決したそうですね。


パプアニューギニアでは病気などの不幸が起きた場合、
人に害を及ぼす黒魔術のせいだと考え、
社会的に弱い立場にある女性に【魔女】の濡れ衣を着せ、
不当な報復を加える例が多いんだそうですね。
ミスター・マリックさんがパプアニューギニアに行ったら、
即行で処刑されそうですよね。
魔術を使えるとしか思えませんからね。


日本にもワラ人形に五寸釘を打ちつける
【丑の刻参り】という呪いの儀式がありますよね。
ある意味、【日本の伝統芸】とも言うべき存在ですから、
それを守っていかなくちゃいけませんよね。


夜中、丑の刻参りをしている人たちを回って、
ちゃんと正しいやり方を教える
【丑の刻参り指導員】なんて人が出てきましてね。


「ちょっと、ちょっと!ちょっと待ってください!何ですか、その格好は!?」
「…え?…何がですか?」
「何がですかじゃないでしょう?
そんな普段着でもって、丑の刻参りをやろうってんですか?
これだから素人は困るんですよ…もっと真面目に呪ってください!」
「いや、真面目に呪うって…」
「いいですか?丑の刻参りというのは、まず決意のほどを示すためにも、
白装束でやらなくちゃいけないんですよ。
そして頭には五徳を乗せ、百目ロウソクを3本灯します」
「えっ、五徳とロウソク?そんな物も要るんですか?」
「あと本来は、一本歯の下駄を履き、口にクシをくわえ、
木槌は左手で持ち、決して打ち損じてはいけません。
激しい憎しみの言葉を唱えながら、
わら人形の頭、心の臓、下っ腹の三ヶ所に打つのが
『日本わら人形組合』の決めた、公式の決まりです」
「日本わら人形組合?そんな組合、初めて聞いたよ」
「そして一番大切な事は、
これを7日間続ける事と、誰にも見られない事です。
これを必ず守ってください」
「いや…あの…誰にも見られないって…思いっきり、あなたに見られてますよね?」
「……どうして、言ってるそばから守れないかな!?」
「いや、あんたが声かけてきたんでしょう!」
「さあ、私が見てますから、そこで釘を打って。
…弱い!もっと強く!ダメダメ!
五寸釘を打つ時は、やや内角を狙い、えぐり込むように、
打つべし、打つべし、打つべし!…そうそう!…よ~し、もう一丁!」
丑の刻参りだか運動部の練習だか、
判らないような状況になっちゃうかもしれませんね。


微笑亭さん太

9月の告知

●9月の告知をさせていただきます。

9/7(土) 午後6時~
『ぱんとまいむ寄席』 木戸銭¥500
名古屋市東区徳川町2501マルカネビル1F
喫茶『ぱんとまいむ』にて(052-935-8441)
(JR中央線・名鉄瀬戸線・地下鉄名城線『大曽根駅』より南へ徒歩5分)
出演 若鯱亭笑天 微笑亭さん太 竜宮亭無眠 

6月以来の出演です。
まだまだ残暑厳しい頃ですので、
夕涼みがてらお越しください。



9/21(土) 午後1時~
『ささしま寄席』 木戸銭無料
愛知大学名古屋キャンパス(ささしま)厚生棟7階和室
出演 愛知大学落語研究会精鋭 微笑亭さん太

愛知大学落語研究会OBの方々が中心になってやられている寄席で、
毎回、現役の落研部員+OBが出演者となっています。
今回は私が出させていただく事となりました。
どなたでもご覧になれますので、是非お越しください。



9/27(金) 午後3時~
『退教互寄席』 木戸銭無料
長浜六荘公民館(滋賀県長浜市勝町490)
出演 遠州亭水仙 微笑亭さん太

これはちょっと遠方ですが、
滋賀県の退職された教員の方々から声をかけていただいて
伺わせていただく事となりました。
これもどなたでもご覧になれますので、滋賀県の方はもちろん、
たまたまこの日に滋賀県へ行かれる方々、お待ちしております。



9/29(日) 午後1時~
『大草尋常笑楽校』 木戸銭¥500
正楽寺(額田郡幸田町大草寺西6)
出演 ヤスオ君 今井眞 微笑亭さん太 他

(番組)
1時限目 校長先生のありがたいお話

2時限目(音楽)物真似エンタテイナー     ヤスオ君

3時限目(科学)イグノーベル賞に輝く発明   今井眞先生

4時限目(国語)創作落語の世界        微笑亭さん太


今年の4月に初めて出させていただきましたが、
学校の授業形式で進んでいくというユニークな会です。
お客さんのモチベーションも高い、大変素晴らしい会ですので、
是非お越しくださいませ。



『落語で学ぶ悪質商法』の出前講座の申し込みを受け付けております。
講座をやりにきてほしいという申し込みは、
豊川市役所・消費生活センター(0533-89-2238)までどうぞ!
さん太がまいります。


●落語会やイベント出演のご依頼も
24時間受け付けておりますので、よろしくお願い致します!

090-8133-6921(携帯)
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp


微笑亭さん太

質より涼

まだまだ暑い日が続きますが、
子供の頃、夏の暑い日に冷蔵庫の扉を開けて、
中から出てくる冷気で涼んだ覚えのある方も多いんじゃないでしょうかね。


基本冷蔵庫というのは、熱を後ろから出して
庫内の温度を下げているわけですから、扉を全開にしたら、
後ろからガンガン排熱して室温は上がりまくりですから、
かえって暑くしてるみたいなもんですよね。
できれば体ごと冷蔵庫に入りたいと思ってしまうわけですが、
最近は、実際やっちゃう人が多くて困りますよね。


どこでもエアコンを使っている現代人からすると、
エアコンがなかった時代の人たちは、
この暑さをどうしのいでいたのか疑問に思いますよね。


今はエアコンで無理やり涼を作り出してますが、
江戸時代の庶民たちは、自然に寄り添う形
涼しく暮らす工夫をしていたようですね。


暑さがピークになる真昼は、昼寝や行水をしてなるべく動かず、
夕方になれば縁側に打ち水をして風を起こし、
風鈴の音に涼を感じるというという具合ですね。
家の玄関口に【よしず】を立てかけ、
直射日光を避けて室内に風を通すのも古人の知恵ですね。


暑い時期は冷たい物が欲しくなりますが、
取りすぎるのは体に良くありません。
先人たちは、ブドウ糖が多く含まれ、
乳酸菌による整腸作用もある【甘酒】を、あえて夏場に飲んだようですね。


現代人も冷たい物は体を冷やすという事で、
【常温】の飲み物を愛用する方が増えているようですね。
確かに体には優しそうですから、そのうち自販機の表示も、
【あったか~い】、【つめた~い】の他に、
【びみょ~】なんてのも出てくるかもしれませんね。


ラーメン屋さんでも、常温好きな方のために
『冷やし中華、始めました』ではなく
『冷めたラーメン、始めました』なんて貼り紙がされるようになるでしょうね。


近い将来、
熱い物と冷たい物が逆転した食べ物というのが開発されましてね。
【温かいアイスクリーム】なんてのが出てきますよ。
フ~フ~吹きながらアイスを口に運ぶんですが、
口の中でも全然溶けないもんですから、なかなか食べるのが大変でしてね。


夏の定番、カキ氷なんかでも、
「夏はやっぱり、温かいカキ氷で汗をいっぱいかくに限るな~。
お前のカキ氷は何味?」
「おでん味。ダシが染みこんだ大根の味が、
よく再現されてるシロップだよ。お前のは?」
「鍋焼きうどん味!」
なんてんで、話を聞いてるだけで滝のような汗が出てきそうですよね。


微笑亭さん太
微笑亭さん太 プロフィール

微笑亭 さん太

Author:微笑亭 さん太
愛知県豊田市在住
豊橋落語天狗連所属

公演依頼される方は、
090-8133-6921
にお電話下さるか、
hohoemiteisanta@yahoo.co.jp
あるいは、
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp
までメール下さい。

アマチュア落語家として高座に上がる一方、創作落語を執筆し、自ら演じたり、プロの師匠方にも提供しています。寄席、イベント等に呼んでいただければ、喜んで駆けつけますので、よろしくお願い致します。

『悪質商法撃退落語』『振り込め詐欺防止落語』『認知症落語』『納税推奨落語』『男女共同参画落語』などの、特定のテーマの落語口演も致します!

また、イベントの司会、台本や原稿等の執筆依頼も受け付けておりますので、お気軽に御連絡下さい。


●エフエムとよた
【ラブィート演芸 楽市・落語】パーソナリティ
日曜日午後6時~6時半(隔週担当)放送中!


《受賞歴》
平成16年 『六人の会』主催 
第1回全国落語台本コンクール
最優秀賞

平成20年 落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成21年 国立演芸場主催
漫才・コント台本コンクール
最優秀賞

平成21年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
3位入賞

平成22年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
奨励賞受賞

平成24年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞

平成24年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成25年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
藤本義一賞受賞

平成25年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作(2期連続)

平成27年 落語協会主催
落語台本コンクール
最優秀賞

平成28年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞(2期連続)









微笑亭さん太 『団塊居酒屋』(さん太・作) 動画

団塊居酒屋 前半

団塊居酒屋 後半


《プロの師匠方への提供作品》

『こうもり』 春風亭小朝師 林家たけ平師 三笑亭可龍師 林家木久蔵師 春風亭ぴっかり師

『オトナの試験』『恋するオ・ト・メ』『短パン刑事』『同窓会』 桂かい枝師

『身投げ橋』 春風亭昇太師 五明楼玉の輔師

『人面瘡』 春風亭小朝師 桂三木男師 鈴々舎風車師 千原ジュニアさん

『茂造の恋』 春風亭小朝師 五明楼玉の輔師

『お伽村』 林家木久蔵師

『豆腐小僧』 春風亭小朝師 林家正蔵師

『トイレ革命』 三遊亭亜郎師

『こくせん』『幸せの指南書』『改訂版・寿限無』 林家ひろ木師

『地球最後の日』 三遊亭丈二師 三遊亭吉窓師

『罪を憎んで・・・』 月亭遊方師

『かごめかごめ』 桂文雀師

『転校生』柳家小せん師

『リベンジ商店街』古今亭駒次師



【微笑亭さん太 創作落語CD発売中】

①『こうもり』&『幽霊談議』(¥1000)新発売!

②『お伽村』&『死ぬなら今』(¥1000)新発売!

③『身投げ橋』&『改訂版・寿限無』(¥1000)

④『トイレ革命』&『民衆主義でいこう』(¥1000)

⑤『再就職は楽し』&『税金家族』(¥1000)

⑥『優しく見守る認知症』&『当たりの行方』(¥1000)

⑦『家政婦は三田』&『三者面談』 (¥1000)

●DVD『熟女たちの宴』&『お伽村』(¥1500)

ご希望される方は、上記アドレスまでメール下さい。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード