犬も歩けば猫も歩く

と言いますと、人間に最も親しんでいて
従順で人を裏切らないという、動物の鑑のように言われてますよね。


ただ諺や慣用句を調べてみると、あまり犬に好意的なものはありませんよね。
『犬死に』とか『犬畜生』とか『犬にも劣る』とか
『鬼のいぬ間に洗濯』って…これは違いますけどね。


極めつけは、『飼い犬に手を噛まれる』って言葉がありましてね。
この『噛む』というのは、犬の独自の攻撃手段のように言われておりますが、
犬の方も、滅多やたらに人を噛むわけではないんですね。
やはり『犬が人を噛みやすい状態』というのがあるそうです。


犬というのは、みんな目が悪いそうでしてね。
人間ですと、目が悪いとメガネをかけるとかコンタクトをするとかあるんですけど、
あんまりメガネをかけた犬ってのは見た事ありませんよね。
ですから全ての犬が、目が悪いわけですね。
従って晴れの日よりも、曇りとか雨とか天気の悪い日というのは、
心理的に不安になって人を噛む事が多いそうですね。


男性に比べると女性の方が噛まれやすいそうでして、
そういう天気の悪い日には、女性は出かけないようにしていただきたいですね。
どうしても用事があって出かけなきゃいけない時には、
犬に噛まれない対策を取らなければいけませんから、仲間と思わせるために、
犬の着ぐるみをかぶって出かけていただくのがベストですね。


ただそうなると、犬には噛まれませんけど、
警察に捕まる恐れがありますので、
その時の言い訳を用意しておいていただきたいですね。


どうかすると、昼間はおとなしいんですけど、
夜になると急に人を噛む犬ってのがいるそうですね。
この夜に限って人を噛む犬の事を『晩犬』というそうですけどね。


本当に犬というのは賢い動物のわけですけど、
ある方が飲み屋さんに入りまして、カウンターに座ってふと見たら、
犬と猫が仲良くカウンターのイスの上に丸くなってましてね。


『ああ、ここで飼ってる犬と猫かな』と思って見てたんですけど、
そのうち犬がカウンターの中に向かって
『マスター、ビール一本』って言ったんですね。


その方が驚きまして、
「マスター、今、あの犬喋りましたよ!」
「え?何言ってんですか、そんな事あるわけないでしょう」
「いえ、今確かにビール一本って、そう言いましたよ」
「そんなバカな事ありません。犬がいくら利口だからって、たかが知れてます。
本当に利口なのはね、あの隣にいる猫ですよ」
「…猫?」
「ええ、あの猫はね、腹話術が使えるんです」
…上には上があるもんだと感心したって話がありましてね。


微笑亭さん太
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人の不倫見て我が不倫なおせ

人間、『やってはいけない』と言われている事を
やってみたくなる衝動があったりしますが、
特に【背徳行為】というのは、妙に魅力的な響きがあったりしますよね。


その代表的なものが【不倫】じゃないかと思うんですが、
2002年にカナダで運営を開始した
不倫SNS【アシュレイ・マディソン】が、
日本でサービスを開始して話題になりましたよね。


世界28カ国、1900万人の男女会員が登録し、
アプリ版まで登場してるんですが、日本でサービスを開始して三日で、
会員登録が10万人を越したといいますから凄い勢いですよね。


登録してみると、年齢、地域、身長、体重の他、
【希望する関係】や【私が興奮する事】などを
書き込む項目が表れるそうですから、
不倫に対してガチだというのが判りますよね。
割り切ったセフレを探すツールとして、目的がハッキリしているだけに、
手っ取り早いと世界中で大人気になっているのもうなづけます。


この【アシュレイ・マディソン】を運営している社長が
【不倫王】と異名をとる、ノエル・バイダーマンという方なんですが、
不倫SNSを思いつくだけあって、なかなかユニークな方のようですね。


昨年の夏、米国での宣伝のため、北朝鮮の最高指導者、
金正恩第一書記の写真を大型看板広告に勝手に使用し、
『ルックスなんて関係ない。みんな不倫する』という
キャッチコピーまで付けたんですね。
話題をさらったのは言うまでもありませんが、
完全に【命の危険】を感じるレベルの行為ですよね。


それ以前には、
かつて複数の愛人の存在が次々発覚したプロゴルファー、
タイガー・ウッズに『【アシュレイ・マディソン】に登録している
世界中の人に向けて、メッセージを発信してくれないか』と
5億円でオファーして断られたらしいですね。
この話、オファーを出した社長にあきれるべきなのか、
5億円の楽な仕事を断ったタイガー・ウッズにあきれるべきなのか、
微妙な感じはしますね。


日本での運営開始をきっかけに、今度は広告塔として、
あの矢口真里さんにオファーを出したという話もありますが…
案外、彼女の復帰第一弾の仕事は、これかもしれませんね。


不倫のSNSがあるくらいですから、
様々な嗜好を持った人たちのSNSも存在します。
中にはプリン好きな人たちが集った
【プリンSNS】なんてのがありましてね。
ここに【不倫SNS】と勘違いした人がアクセスしてきましてね。
「どういうのがお好みですか?」
「やはり、プルルンとした柔肌みたいなのがいいですね」
「やっぱりですか。私もそうです。
でも小麦色と言いますか、少し焼けてる感じも捨て難いですね」
「あ~そうですね~。バーナーで表面をあぶったやつですよね」
「いやいや、バーナーじゃ火傷しちゃいますよ。どうやって味わうんですか?」
「まあ、カップに入れたままでも美味しいですが、
やはりちゃんと、カップから出して味わいたいですね…『プッチン』と」
「ホックを外す音ですね。他の会員の方々とも【絡める】んですかね?」
「もちろんプリンですから【カラメル】は大事です」
なんてんで、【不倫】と【プリン】の会話が、微妙にかみ合ったりしましてね。


微笑亭さん太

サマー・クレーム

ちょっと涼しくなってきましたが、
それでもまだまだ暑い日は続きそうですよね。
9月に入っても、
海やプールに普通に行ける気候が続くかもしれません。


海水浴に行ってビーチでする遊びの
代表的な物のひとつに
【スイカ割り】がありますよね。
目隠しをした人が棒を持って、
勘でスイカを叩き割るという単純な遊びですが、
これに関して昔から思っている事があります。


というのも、
あまりにも【損な遊び】だと思われませんか?


わざわざスイカを用意してきて、
周りが囃し立てて盛り上がる割には、
ぶっちゃけ、10秒で終わってしまいますよね。
そして絶対、スイカのリサイクルはききません。


しかも割り方が下手だと、
そこらじゅうにスイカが飛び散って砂がついて、食べる時に苦労します。
てゆ~か、木っ端微塵状態では食べにくいので、
またさらに、刃物でカットしたりしなければいけません。
逆に面倒を増やしています。


準備がいる割には、楽しめる時間が10秒って、
ちょっと損じゃないのかな~と思うのは、
私だけでしょうかね?


同じような事は、
【流しそうめん】に対しても思っています。


大がかりな装置を用意して、
もの凄く面倒な工程を経て、一口づつ食べるって、
そんな苦労しなくても、そうめんは食べられるでしょう、と。


なぜ流さなきゃいけないのか?
流すに見合うメリットはあるのでしょうか?
器に盛った物を、大人しく食べていてはいけないのでしょうか?
そう思うのは……これも私だけでしょうかね?(笑)


微笑亭さん太

扉の鍵はスマイル

ノーベル賞や芥川賞といった超メジャーなものでなくても、
何であれ『賞』をもらえるというのは名誉であり、嬉しい事ですよね。


日本デザイン振興会というところが主催する
『グッドデザイン賞』というのがありましてね。
これは、家電や車といった工業製品を始めとして、
地域づくりなどのコミュニケーションなど、
人によって生み出されるあらゆる物や、
活動を対象とした総合的なデザインの推奨制度なんですが、
昨年、ソニーコンピューターサイエンス研究所が開発した、
『ハピネスカウンター』という冷蔵庫が受賞作品のひとつに選ばれたんですね。


この冷蔵庫の最大の特徴は、
『笑わないと開かない冷蔵庫』という事でしてね。


最近のデジカメにも使われている『笑顔を検知する技術』を取り入れ、
冷蔵庫の扉に埋め込まれたカメラの前で笑顔を作ると、
電子音がして鍵が外れ扉が開くという、
このユニークさが評価されての受賞なわけですね。


残念ながら一般発売の予定はないそうなんですが、
このシステム自体は応用できるようでして、
会議室の入り口扉にシステムを設置したら、
発言が活発になり成果も上がったという事例があるそうですね。
やはり笑顔は、人間関係も潤滑にさせるんですね。


それならもっと様々なものに取り入れるべきで、
電車の扉なんかもいいですよね。
山手線の車両の扉あたりに取り入れると、
笑顔の下手なお客さんは、いつまで経っても乗れなくて
『さっきから13本、電車を見送ってます』なんてな方もいますよ。


乗ったら乗ったで、今度は降りるのも大変ですよ。
目的の駅で扉を開けられず、『3周目に入りました』みたいな
笑顔下手もいたりするんでしょうね。


トイレの扉に取り入れると、
ギリギリで駆け込んでくる方なんかは、
漏れそうな状況で笑顔を作らなければいけないから大変ですよ。
脂汗を流し引きつりながらも何とか笑顔を作り、
便器にしゃがんで用を足す。
『ああ…よかった…』そう思いながら満面の笑みになった途端、
扉がガ~ッと開いちゃうわけですね。


笑顔だけでなく『怒りの表情であく扉』なんてのも出来るかもしれませんね。
こういうシステムが玄関の扉についてると大変ですよね。
「ねえ、あなた、早く怒った顔してよ。
じゃないと、いつまで経っても私たち、家の中に入れないじゃない」
「そんな事言ったって、俺は怒った顔するのは苦手なんだよ」
「しょうがないわね……あなた、実は私ね、へそくり30万円ためてるのよ」
「えっ?そうか…まあ、どこの家の奥さんもしてる事だからな」
「まだ怒らないわね…あなたが会社で汗水たらして働いてる間に、
私、友達の奥さんたちと、ホテルの豪華なランチを食べてたの」
「ま、まあ、たまにはそういう事もいいよ」
「…私ね、斉藤さんとこのご主人と浮気してるの」
「な、何?」
「子供の父親も、斉藤さんなの」
「何だって~!?」
もう玄関どころか、家中のドアや窓が全開になったりしてね。
扉ひとつ開けるごとに、家庭崩壊を生んでいくというのも大変ですよね。


微笑亭さん太

トマトっちゃいました

昨日は豊川のプリエールに行ってきました。
ミニトマトを作ってらっしゃる方々の総会にて
40分ほど喋ってきました。


会場は、早い話が結婚式会場で
そのパーティー会場的なところでの一席です。
そういう会場で落語を演られた事のある方ならお判りかと思いますが、
正直【パーティー会場】【落語】の相性は、あまりよくありません。


担当者の方から事前に、
【農産物】【ミニトマト】【認知症】【振込め詐欺】を
ネタに入れ込んで欲しいというリクエストでしたので、
それを踏まえて高座に上がりました。


この日のために、色々とネタを仕込んではきたんですが、
四方を純白の高い壁に囲まれた、パーティー会場独特の
【笑いを拒絶する空気感】にすっかりやられてしまい、
【不発弾】を重ねる私……


一生懸命聞いてくださっていて、
所々、笑ってくださるところはあるんですが、
正直辛い状態が、ずっと続いてしまいました。


ドラマやアニメで、鬱屈した日々を送っていた主人公が、
生きがいを見つけ、それに向かって邁進し、躍動し始めた時、
「……私、いま、生きてる……」なんてんで、
人生の喜びを実感する場面があったりしますが、
昨日の私は、静まり返るお客さんを目の前にして、
「……私、いま、スベってる……」
ウケない現実をひしひしと感じさせられました(笑)


こういう高座を経験すると、
普段、私の落語如きで笑ってくださるお客様というのは
本当にありがたい事だな~と、改めて実感する事ができますね。


客席をわかせられないのは、
私自身の力不足である事は言うまでもありません。
反省しきりの高座でした。


微笑亭さん太

ひかえおろう!この肛門が目に入らぬか!

昨日は十四山スポーツセンターに行ってきました。
毎年この時期に行われている
『十四山寄席』に出演するためです。


私が出させていただくのは3回目なんですが、
いつもは式典のような物があるんですが、
この日は無かったため、フルに演芸タイムという事になりました。


最初にバルーンアートの女性の方が30分ほどやられ、
その後、1時間半ちょっとの落語会です。


『狸賽』                   竜宮亭無眠

『月に群雲』                 南遊亭栄歌

『当たりの行方』(さん太作)        微笑亭さん太

『狸の化寺』                 川の家河太朗


集合時間が早かったせいで、本番まで結構時間があったため、
楽屋で、演者4人+きよきよさんで、色々と世間話をしてました。


そのうちどういう加減か、
『入るはずのない【搬入口】から、体内に異物が挿入された事例』について
議論が交わされ始めました。


栄歌さんは【医学的見地】から、
河太朗さんは【異国女性評論家的見地】から、
野球のボール、電球、モップの柄など、様々な事例が報告され、
喧喧囂囂、侃侃諤諤の激論が交わされる中、
楽屋内は抱腹絶倒の嵐、異様にウケるきよきよさん、
舞台の寄席より面白かったです(こらこら!笑)


そんな中、トップで舞台に上がられた無眠さんはマクラで、
【肛門にフルーツを挿入する小噺】をされ、爆笑を取ってました。
……さっき楽屋で話してた話、そのままじゃん!(笑)


多分、その楽屋話からインスパイアされて、
この小噺をされる事を思いつかれたんでしょうね。
さすがの臨機応変です。


一連の楽屋話は、
楽屋話だけにしておくのは勿体ないので、
是非どなたかが高座で、一席物として演ってもらいたいものです(笑)


微笑亭さん太

割引は無いんですか?

昨日は瀬戸末広寄席に出演してきました。
年4回行われている定例寄席です。


開演前に、常連さんの年配女性が私のところにお見えになって、
先日、中日新聞の【この人】というコーナーに
載せていただいた私の記事を切り抜いて、
わざわざ小さな額に入れて持ってきてくださいました。


「私ね、さん太さんの【隠れファン】なの」
……いやいや、隠れる必要はないですよ(笑)
隠れキリシタンじゃないんですから。


非常に嬉しく思っていると、
他にも新聞記事を切り抜いて持ってきてくださった方が
何人かいらっしゃいました。


多分皆さん、これを持っていったら
木戸銭が割引になるとでも思ってらっしゃったんじゃないでしょうか?(笑)
でも、大変ありがたい事です。


『初天神』                若鯱亭笑天

『狸の化寺』               川の家河太朗

『愛しの野球部』(さん太作)      微笑亭さん太

『さじ加減』               若鯱亭笑天


この日は幾分暑さが和らいだものの
まだまだ、かなりお暑い中、
35名ものお客さんがお見えになりました。


本当に良い寄席で、
私の最も好きな会のうちのひとつです。
また是非、出させていただきたいと思います。


微笑亭さん太

小噺はサゲが命

一昨日は豊川市の光輝集会所に行ってきました。
連日の、悪質商法の出前講座です。
光輝(こうき)集会所というのは、実に縁起の良さそうな名前です。


現場に着くと楽屋に通されましたが、
この日もケンカを売っているような暑さでした。


お世話してくださったオバサマが、
大変に気さくな方だったんですが、エアコンのスイッチを入れながら、
「この間ね、23℃に設定してエアコンのスイッチを入れたら、
全然涼しくならなかったのよね~。
それどころか、何かどんどん暑くなっていったのよ。
どうしてだと思います?」
満面の笑みで、そう問いかけられてきました。


これは、いくら見え見えでも、
『暖房に切り替わってたからですか?』なんて
オチを言ってはいけないんだろうと思い、
「え~?どうしてなんですかぁ?」と聞いてみました。


するとそのオバサマは、ここだとばかりに物凄く嬉しそうに、
「それが何とね、スイッチが冷房に切り替わってたのよ~」


…いや、オチ間違えてますよ~!(汗)
『冷房に切り替わってる』って、普通じゃないですか
やはり、先に言っておいた方がよかったのかな…?


お客さんは、30名ほどの老人会の方々でした。
「落語の前に体操があって、それが終わり次第、落語に入りますから」
そう言われていたので、入り口の前で体操が終わるまで待っていました。


体操ですから、ラジオ体操の類かと思っていたら、
予想に反して、室内に響き渡る坂本冬美の歌声。
……えっ???


戸惑う私を尻目に、
坂本冬美の『また君に恋してる』に合わせて
謎の体操が始まりました(笑)


なぜ坂本冬美のチョイスなのか、
非常に気になりながら高座に上がった私でした。


微笑亭さん太

夏がくれば思い出す

一昨日は音羽文化ホールに行ってきました。
おなじみ、悪質商法の出前講座です。


この講座、普段は公民館や集会所といった
小規模の建物で行われる事が多いんですが、
この日は、音羽文化ホールという大きなホールが会場でした。


ここは4年前に、柳家権太楼師の独演会が開かれ
私も高座をご一緒させていただきました。
舞台上で権太楼師からダメ出しをしていただくという会でしたが、
その時に権太楼師が書かれた色紙が貼られていて
懐かしく拝見致しました。


講座自体はホールではなく会議室で行われたんですが、
こじんまりした部屋でしたので、
イスを30ちょっと並べると、いっぱいになってしまいます。


企画された商工会のスタッフの方に、
「今日はどのくらいお客さんが見えるんですか?」
「大体、25名から30名くらい見えると思いますが、
チラシで告知しましたので、それを見た一般の方が来られるかもしれません」


チラシで告知したからには、
それなりの人数が飛び込みでこられるでしょうから、
会場に入りきらなかったらどうしようなんて心配していたら、
結局お客さんの数は30名くらいに収まりました。
【杞憂】とはこの事ですね(笑)


いつもは老人会に呼んでもらう事が多いこの講座ですが、
この日は、若いお客さんもお見えになっていて、
また違った、新鮮な感じでやる事ができました。


微笑亭さん太

ひと夏の経験

19日の月曜日はかけもちでして、
月例寄席に行く前に、朝イチで
悪質商法の出前講座をしてきました。


この日は八丁集会所という小さな建物だったんですが、
現場に着くと、さほど広くない駐車場には、
ゴミ袋が山のように置かれてました。


どうやらゴミ置場も兼ねている集会所のようで、
この日がたまたまゴミの回収日だったようです。
仕方がないので、
ゴミ袋ギリギリの所に車を停め、集会所の中に入りました。


30人ほどの老人会のお客さんを前に、
いつものように出前講座は始まりました。
皆さんのウケも良く順調に進んでいたんですが、
そのうち、駐車場にゴミ収拾車が入ってくるのが見えました。


お客さんは窓を背にしていたので、その窓を通して、
私にだけは駐車場の様子が見えていたのです。
車から降りてきた作業員の方が、私の車の前あたりで、
頭をかいて思案しているような仕種が見えた時から、
嫌な予感はしてました。


落語を喋りながらも、私の意識は、
作業員の男性の方に持っていかれてます。
そのうちに作業員の方が集会所の入口の方に向かって歩き出した時、
嫌な予感は、【予感】から【現実】へと変わり始めました。


作業員の方が、老人会の代表の方を呼んで話していたかと思うと、
代表の方が高座に向かって歩いてこられて私の前で仁王立ち。
そして恐れていた一言、
「悪いけどね、ゴミが出せんらしいもんだい、
あんたの車を動かしておくれんやれ」



…ええ、ええ、何も間違った事は仰ってませんよ。
ゴミ収拾の邪魔になるような所に駐車した私が悪いんです…


でも、完全に本題に入っている中、
途中で高座を降りて車を移動させに行くのは、
相当辛いものがありますよ(笑)
私も営業の高座で、それなりに色んな経験をしてきたつもりでしたが、
これは初体験でした。


その後、高座に帰還した私の落語の続きを、
何事もなかったように笑って下さったお客さん方に感謝ですね。
いや~、いい経験になりました。


微笑亭さん太

格差寄席

昨日は天狗連の月例寄席に出演してきました。
先月は小市民寄席があったため、お休みでしたので、
二ヶ月ぶりの月例という事になります。


小市民寄席には2日間で
1150人のお客さんがお見えになりましたから、
月例寄席の方もさぞやお客さんが増え続けるのかな~と思うと
全然そんな事はないんですね(笑)


会場となる【あんくるとむ】にお客さんが詰め掛けて
入りきらなくなるなんて事は、一度たりともありません。
そのあたりが面白いところですね。
小市民寄席に見えるお客さんというのは、あくまで【年イチ】で
【毎月は見たくありません】というスタンスなんでしょうね(笑)


『権助提灯』                  望々亭みるく

『夏の医者』                  鶴橋減滅渡

『太神楽』                   小呂比家念挫

『竹の水仙』                  微笑亭さん太


毎年8月の月例は、客席が寂しい事が多いのですが
この日は、満席に近いくらい来てくださり、
相変わらずの猛暑の影響で、飲み物が大変に売れていました。


私は月例で久々に古典をかけました。
創作のように、イチから作るのもいいですが、
既存の古典にギャグを入れていったりする作業も楽しいですね。


微笑亭さん太

であい系ホラーサイト

昨日は津島市の津島文化会館にて
『であい寄席』に出演してきました。
津島え行われている定例公演のひとつですが、
私は久々に出させていただきます。


『ろくろ首』                  竜宮亭無眠

『肝つぶし』                  隣乃玄張

『おすわどん』                 微笑亭さん太

『幽霊の辻』                  南遊亭栄歌


この日は無眠さんの提案により【怪異譚特集】となり、
演者全員が、幽霊や妖怪だけでなく、
不思議なトーンの噺などを演じる事となりました。


本格的な重い怪談噺はなく、
基本、滑稽噺が中心でしたので、なかなか面白い企画で、
お客さんにも楽しんでいただけたのではないかと思います。


ただ直前で決まった企画でしたので、
全員が結構あたふたした感があり、
あの名人・栄歌さんが楽屋で
一生懸命ネタ繰りをされてたのが印象的でした。
「アカン、アカン!」と盛んに仰ってましたが、
本番はサクッと、トリに相応しい高座を務めるあたりがさすがですね。


無眠さんの秀逸な『ろくろ首』も初めて聞かせていただきましたし、
神戸からの参戦、玄張さんは
『肝つぶし』という、滅多に聞けない噺を演っておられました。


ホラー好きな私にとっては、
普通にお客さんとして聞きたい企画でしたね。


微笑亭さん太

遅れをとるな!

お盆休みも残り少なくなり、
皆さん、また仕事に追われる日々が帰ってくる事と思います。
仕事に遅れるなんというのは以ての外ですが、
始業時刻に遅れてくるのが日常茶飯事なんて方もいましてね。


そういう方というのは、上司に怒られても、
あまり効き目がなかったりしましてね。
「君ね、一体何時だと思ってるんだ!?9時半だよ、9時半!
君はね、9時までに会社に来なくちゃいけないんだよ」
「えっ?私が?9時に?…何かあったんですか?」
「おい!何かあったとかなかったとかじゃなくて。
ウチはね、9時出社が原則なんだよ。本当に君は役に立たないんだね」
「ええ、ですから9時に来てもしょうがないんです」
って言われちゃいましてね。
妙に上司が納得しちゃったって話もあるんですけどね。


やっぱり時間にルーズな方というのはいけません。
男なのに低血圧で、遅刻の常習犯という方がいましてね。
よく遅刻してくるもんですから、上司にもしょっちゅう怒られてますよ。
「君は、また遅刻してきたのか?一体今日は何で遅刻したんだ?」
「すみません…ちょっと寝坊しちゃいまして」
「何だ君は家へ帰っても寝てんのか?」
って言われちゃいましてね。散々油をしぼられましてね。
「いいか、君はな、気合いが足りないからそうやって遅刻するんだ。
今日帰りに時計屋に寄って、
一番大きい音がする目覚まし時計を買って帰りなさい。これは命令だぞ!」
と釘を刺されましてね。


しょうがないもんですから、
彼は帰りに目覚まし時計を買って帰りましてね。
いつも7時に起きるもんですから、7時に目覚ましをセットしましてね。


『明日は必ず起きるぞ!』気合いを入れて寝たわけですよ。
あくる朝ふと目を覚まして時計を見ると、何と9時を過ぎてるんですね。
おかしいな~と思って目覚まし時計を見ると、止まってるんですね。
買ったばかりの目覚まし時計が。


おかしいなと思って裏蓋を開けて中を見てみたら、
時計の歯車の間に大きなゴキブリが一匹挟まって死んでるんですね。
どうもこれが原因らしいんですけども。


しょうがないもんですから、彼はその時計を持ったまま会社に行きましてね。
案の定、上司の方に怒られまして。
「何だ君は、また今日も遅刻してきたのか?
昨日、ちゃんと目覚まし時計を買って帰るようにと言っただろ?
買って帰ったんだろ?だったら、なぜ遅刻したんだ?」
「すみません、これ見てください…運転士が死んじゃったんです」
そう言って、上司の方から座布団を10枚もらったらしいですけどね。
お互い、遅刻だけはしないようにしたいものですね。


微笑亭さん太

小噺創作道場!

社会人落語家の皆さんも、高座で小噺を使われる事と思います。
私も小噺は大好きで、自分で作ったりしますが、
なかなか爆笑が取れるような小噺というのはできませんね。


小噺のフリだけ考えて、サゲを他人に考えてもらったら
自分ひとりでは思いつきもしなかった面白い発想が出て
良い小噺が出来上がるかもしれません。


そこで、よろしかったら
以下の小噺のサゲを考えてみて下さい。


【ケース1】

ある男が公園に散歩に行くと、
公園内にあるインコや文鳥が数羽飼われている大きな鳥かごの前に
一人の中年男性が立ってましてね、
中の小鳥たちに対して、何かをブツブツブツブツ小声で話しかけてるんですね。
『変な人がいるな~』と思ってその日は通り過ぎたんですが、
次の日公園に行くと、また同じ中年男性が、
小鳥たちに小声でブツブツ話しかけてるんですね。
次の日も、またその次の日も、同じように小鳥に向かって話しかけている。
さすがに気になってきて、何と言ってるのか、
少しそばに寄っていって聞こうとしたんですが、声が小さすぎてよく聞こえない。
意を決して、その中年男性に向かって
「あの~、すみません。
あなた、毎日、小鳥たちに向かって何を仰ってるんですか?」と聞くと、
その男性が……



【ケース2】

一人の若い男性が人通りの多い街中で、
友達との待ち合わせのために待ってましてね。
すると若くてスタイル抜群の美人が彼に近づいてきて唐突に、
「すみませんが、これを持っててもらえますか?」と言って、
高そうな指輪を渡されましてね。
「……え???」彼は何の事だか判らずに茫然としてたんですが、
「すぐに戻ってきますから」
彼女はそう言って、雑踏の中に消えていったんですね。
さっぱり意味が判らない上、
『これを自分が持ち逃げしたらどうするんだろう?』などと
余計な事を心配しながら待っていると、
暫くしてその彼女が、満面の笑みで戻ってきましてね。
「指輪、どうもありがとうございました」
そう言って指輪を受け取ろうとする彼女に、
「どうしてこれを、ボクに預けたんですか?」と聞くと
その彼女が……



さあ、サゲをください!(笑)

フリしか考えてないので、サゲは考えてません。
サゲはスト~ンと一言でもいいですし、
ここからさらに、ひと展開させていただいても構いません。
常識の範囲内で、フリの部分の多少の改変もOKです。
自由な発想でお願い致します。


もしも素晴らしいサゲを提供して下さる方がいらっしゃったら、
遠慮なく無断で高座で使わせていただきます(笑)


お盆休みでナマった脳細胞を活性化させるためにも
ちょっと参加してくださると嬉しいです。


微笑亭さん太

贅沢は味方だ!

連日の猛暑ですが、夏場はやはり、
スタミナのつくウナギの人気が高いですよね。


ところが最近の稚魚の不漁で、ウナギの価格高騰が続いていて、
今年の稚魚の仕入れ量が昨年の80%にとどまったため、
取引価格は、昨年より30万円も高い248万円もするんですね。
今、ウナギの稚魚を持ち歩いていたら、確実に引ったくりに遭うレベルですね。


当然、市販の蒲焼も高くなっていますから、ウナギの代わりに、
鶏肉や豚肉を蒲焼風に焼いた代替商品が人気だそうですね。
そのうちに、鶏や豚だけでなく牛肉まで代替商品に入ってきたら、
土用の丑の日に、本当に牛を食べる時がやってくるかもしれませんね。


昔は『貧乏人は麦を食え』と言われた時代があったのに、
今は『貧乏人は肉を食え』という事になりつつあるわけですから、
高級品の概念というのも、随分変わってきたようですね。


ファーストフードと言えば、
安上がりな食事の代名詞的存在なわけですが、
日本マクドナルドが、高級食材を使った
【クォーター・パウンダー・ジュエリー】という、
1000円のハンバーガーを発売した事で話題になりましたよね。


通常の2・5倍の牛肉を使った大型バーガーのクォーターパウンダーに、
厚切りベーコンやパイナップルを挟み、バーベキューソースで合わせたという、
想像するだけでよだれが止まらないという感じですが、
これはファーストフードにおいては、間違いなく【高級品】と呼べるものですよね。


このように外食産業で、高価格メニューを投入して客単価を引き上げる
【脱デフレ】の動きが出てきているようですね。
吉野屋でも、注文を受けてから肉を焼き上げる
【牛カルビ丼】というのを発売したんですが、値段は480円と、
普通の牛丼より200円も高いんですね。


スターバックスでは、デザート感覚のドリンク
【ストロベリー・チーズケーキ・フラペチーノ】という
670円のドリンクが好調でしてね。
食材の他に『ちょっと贅沢な体験』という付加価値も評価されているようですね。


これからは単に高いメニューを頼むだけではなく、
目立たない贅沢なんてのも出てくるんじゃないですかね。


マックに行くのでもタクシーを使って、しかも少し遠回りをして行くとか、
吉野屋の牛丼を、持参した古九谷の器に移し替えてから食べるとか、
【マイししおどし】を大衆食堂に持ち込んで、
高級店の雰囲気を出しながらサバ味噌定食を食べるなんてのも、
通好みの目立たない贅沢とされるかもしれません。


今後、高級食材が沢山とれるようになって値崩れを起こしたら、
価値観が逆転してしまうでしょうね。


居酒屋に入ったお父さんが、
「エイヒレ頂戴。…えっ、ないの?仕方ないな~、じゃあフカヒレ頂戴」
なんてんで、渋々フカヒレを頼んだりしましてね。


子供たちは飼い犬を使って、【トリュフ探しごっこ】に興じましてね。
トリュフなんか、そのあたりにゴロゴロしてたりしますからね。
マグロなんかも腐るほど水揚げされてくるようになるので、
スキーへ出かける若者たちが、スキー板に
大トロの脂を塗ったりする光景も見られる可能性がありますよね。


微笑亭さん太

クスリと笑えない事態

連日、世界陸上の様子が放送されていますが、
選手たちの熱い戦いはもちろんの事、
織田裕二さんの『我が道を行く』司会っぷりを
楽しみにされている方も沢山いらっしゃると思います。


そんな矢先、水を差すような出来事がありましたよね。
男子100メートルの前世界記録保持者のパウエル選手や、
世界陸上100メートル元王者のタイソン・ゲイ選手に、
ドーピング検査で陽性反応が出てしまいましてね。
残念の一言に尽きますよね。


他にも数人、陽性反応が出たようなんですが、
これからは検査で引っかかるたび織田裕二さんが、
『薬物反応、デターーーッ!』
叫んで知らせてくれるのもいいかもしれませんね。


世界最速の陸上動物といえばチーターという事になるわけですが、
その瞬発力は全人類最速の男、ウサイン・ボルト選手の
約4倍になるという事が判ったそうですね。


英ロンドン大学などが分析した研究成果をまとめ、
英科学誌『ネイチャー』で発表したんですが、
野生のチーターの走りを詳細に記録した初の研究だそうですね。


研究チームは、アフリカで野生のチーターの狩猟活動を調べるため、
5匹のチーターが行った367回の狩りを、
加速度を測る機器などを首輪に組み込んで分析したんですね。


最高速は秒速26メートルで、これまでに計測されていた最高値の
秒速29メートルを下回ったんですが、加速ペースは最大で秒速3メートル、
減速ペースは4メートルで、これが狩りの成功率と強い関連があったそうですね。


要するに狩りにおいては、最高速度よりも、
急に加速したり、向きを変えたりする能力の方が
重要である事が立証されたわけでして、
その瞬発力がボルト選手の4倍にあたるという事なんですね。


チーターというのは、すべからく『三歩進んで二歩下がる』という、
まったりとした移動方法を取っているのかと思ったら、
予想以上に俊敏なんですね。
そうしてみると、大阪のおばちゃんなんかは
結構速く走りそうな気がしますよね。
…チーターに似た柄の服を着てる方が多いですからね。


そのうち速さの単位として、【1チーター】という単位が出来るかもしれませんね。
「いいですか?【1チーター=4ボルト】です」
なんてんで、学校の数学の授業で教えたりなんかしましてね。


陸上アスリートの選手寿命というのは決して長いものではないので、
引退後は第二の人生を歩む事も考えなければいけませんよね。
今話題の高校生スプリンター、桐生選手なんかは引退後、
新聞配達の仕事なんかいいんじゃないでしょうかね。


彼は【ジェット桐生】と仇名されるほどの俊足ですから、
物凄いスピードで新聞を配りましてね。
それをたまたま見た人が、
「じぇじぇじぇっと桐生!」
なんて驚くんじゃないでしょうかね。


微笑亭さん太

乗り乗りだぜ!

お盆休みに入っていますが、
毎年毎年、帰省ラッシュには
うんざりさせられるって方も多いんじゃないでしょうか。


今は分散化が進んで、少しは楽になりましたが、
一昔前は『乗車率200%』なんてんで、
数人は新幹線の屋根にしがみついて乗ってんじゃないかと
心配してしまうような乗車率もありました。


「大・丈・夫・で・す・か?ちゃんと、つかまってます?」
「はい、必死でしがみついてますよ」
「…あれ?さっきまで、そこにつかまって人がいませんね」
「ええ、名古屋過ぎたあたりで振り落とされたみたいですよ。
叫び声が『こだま』してましたから」
「あ~じゃあもう、『のぞみ』はありませんね」


列車の定員というのは、新幹線の場合は、
そのまま座席数が定員数になるわけですが、
普通の電車の場合は、座席数に吊り革の数を加え、
さらにドア付近の手すりにつかまれる分を合計した数なんですね。


ですから普通列車の『乗車率200%』というと、乗っている人の半分は、
吊り革にも手すりにもつかまれない状態を指しているわけで、
周りに人がいるから立っていられるという、
ちょっとした『本立て』みたいな状態なわけですね。
これで座っている人と同じ運賃というのは
納得いかない感がありますよね。


列車事故には気をつけなければいけないわけですが、
世界最初の列車事故というは、
世界最初の鉄道営業開始の当日に起こってるんですね。


1830年9月15日に、リヴァプールとマンチェスターの間で、
史上初の一般旅客鉄道の開通式が開かれたんですが、
記念乗車した議員が、当時の首相、ウェリントン公に挨拶しようと下車して
『どうも~!』と笑顔を作った途端、
反対方向からやってきた別の列車に轢かれて即死しちゃったんですね。
まさに『歴史(轢死)に刻まれた』という感じなんですが、
いつ事故に巻き込まれるか判りませんから、油断は禁物ですよ。


見ていて危なっかしいのは、やはり酔っ払いですね。
泥酔した方がホームを千鳥足でフラフラ歩いている姿を見ると、
思わず後ろから背中を押してあげたくなりますよね。


酔っ払ってホームのベンチでうたた寝していた酔っ払いが、
アナウンスを聞いて急に起き上がりましてね。
ホームの白い線のところまで行ったかと思うと、
『オエ~ッ』と上げたんですね。


何でわざわざそこまで行って吐くのかと思ったら、アナウンスの声が、
「吐く線までお下がりください」
…ある意味、彼なりにルールを守ったんでしょうね。


微笑亭さん太

災害現場の救世主たれ

夏は害虫の季節でもありますよね。
ゴキブリというのは、百害あって一利なしと思われているでしょうが、
そうでもないようですね。


アメリカはノースカロライナ州立大学の
アルパー・ボズカート准教授って方が、
『サイボーグ・ゴキブリ』の開発に打ち込んでいるそうですね。


どういう事かと言いますと、
ゴキブリの触覚に電極をつなげ、リモコンのボタンを押せば、
電気パルスを送る事ができるようにしておくんですね。


これによってゴキブリは、前方に障害物があると錯覚して、
回避するように動くらしいんですね。
つまり、ゴキブリを『操縦』する事が可能なわけですよ。


このシステムを確立する事により、
将来的には小型のカメラやマイクを搭載して、
災害現場での救助活動などに役立てる予定だそうですね。


ただ、反対意見もあるそうでして、
『生き物を道具として使うのは倫理的にどうか』という意見が、
多くの人から寄せられているらしいんですね。


でもその方々もきっと、台所でゴキブリを見つけたら、
殺虫剤で瞬殺すると思いますので、『殺すのはOK』だけど
『生かして利用するのはNG』という事なんでしょうね。


そもそもサイボーグ化するなら、
ゴキブリじゃなくて、カブトムシとかクワガタとか、
もう少し人気のある虫にする事は出来なかったんでしょうかね?


しかし、その『サイボーグ・ゴキブリ』が倒壊した建物に侵入して、
生存者の捜索にあたるようになったら凄いですよ。


生存者の方々が、
助けに来た『救世主』の姿を見てショック死しちゃったりしてね。
そもそも建物の中に入っていったら、
途中で確実に『ゴキブリホイホイ』に引っかかっちゃってますよね。


お知らせですが、
先日の豊橋美術博物館での怪談噺の会の様子が、
本日、午後6時10分からの、
NHK【ほっとイブニング】で放送されます。
よろしければご覧ください。



微笑亭さん太

祟りじゃ!これは祟りじゃ!

8日の木曜日は、かけもちでして、
豊橋美術博物館での怪談噺の会の前に、
豊川の千両地区市民館に行ってきました。
悪質商法の出前講座です。


この千両(ちぎり)地区市民館には昨年も、
この出前講座でお邪魔したんですが、
教えていただいていた住所が間違っていて、
千両地区を30分以上ウロウロしていた事が思い出されます。


やっと市民館を見つけた時には本当に嬉しかったという
個人的に非常にインパクトのある場所でしたので、
今回は大丈夫だと思って行ったら、迷いました(汗)


会場に着くと、老人会の方々が
既に何人もいらっしゃって、会場の準備をされてました。


着替えは2階の部屋へと言われたので2階に上がり、
暫くしてから『会場はどんな具合かな~?』と思って降りていくと、
座布団が敷き詰められた会場には、
誰もいませんでした。


すわ、集団疾走か!?真夏のミステリーか!?
豊川のマリーセレスト号事件か!?
色んな見出しが頭に浮かびましたが、
近くの神社に集団参拝に行かれていたそうです。


この日は、怪談噺の会の取材に見えていたNHKスタッフの方が
『他の場所での、さん太高座を撮りたい』という事で、
千両地区市民館までお見えになっていました。


皆さんよく笑ってくださって良い会だったんですが、
終わった後、NHKスタッフの方が
「悪質商法のネタ、面白かったですよ」
「そうですか?ありがとうございます!」
「思わず、笑っちゃいそうになりました」
……何故こらえる?…笑ってください……


微笑亭さん太

怪談噺、再び

昨日は豊橋美術博物館に行ってきました。
『夏の夕べの怪談落語』
という落語会に出演するためですが、
木曜日に次いで、2回目の会です。


怖い絵ばかりが展示されている展示室にて
怪談噺をする企画なんですが、
中村正義さんという画家の『うしろの人』という
非常に怖い絵を背にしての高座です。
木曜日に経験したばかりとはいえ、
なかなか緊張するものがあります。


お客さんは50名限定となっていたんですが
60名近くお見えになり、木曜日同様、大入りでした。


怪談調の滑稽噺『おすわどん』と
『牡丹灯籠・お札はがし』で1時間ほど喋りましたが、
2、3ヶ所、明らかな間違いをやってしまい、反省しきりです。
お客さんはよく笑って下さって、助かりました。


2日間とも来てくださった、ふりかけさん、華さん、
そしてこの日は、いつもお世話になっていて
私がブログで【ハイパー前座】とお呼びしている
満丸亭ゆき寧ご一行様が、わざわざ名古屋から来てくださいました。
ありがとうございました。


この様子はNHKの【ほっとイブニング】
来週13日の放送で取り上げていただけるそうですので
よろしければご覧ください。


2日間で来てくださった110名のお客様方、
本当にありがとうございました。
また是非、美術館での落語会に呼んでいただきたいです。


微笑亭さん太

道路・どっと・混む

昨日は一宮市に行ってきました。
介護事業などを展開する会社が企画されたイベントにて
一席喋ってきました。


この会社には、先月の頭にも呼んでいただき
同様のイベントで認知症落語を演ってきたんですが、
二ヶ月連続で呼んでいただけるとは、嬉しい限りです。


先月は一般のお客さん対象だったんですが、
昨日は、ケアマネージャーなど、
介護に携る専門家の方々ばかりが30名近くお見えになり
その前での認知症落語という事で
【釈迦に説法】も甚だしい状態での高座となりました。


私の落語から何ひとつ学ぶものは無かったと思いますが、
それなりに楽しんで笑っていただいたようで
とりあえずはノルマ分くらいはクリアできたかな~と思います。


猛暑が続いておりますが、
昨日はまたとりわけ暑かった上、
お盆休み突入直前という事もあったのか
道路がやたら混んでしまって参りました。


先月に続いて、色々とお骨折りいただきましたMさん、
大変お世話になりました。
また是非、お声がけいただきたいと思います。
今後とも、よろしくお願い致します。


微笑亭さん太

怪談より怖い音

昨日は豊橋美術博物館に行ってきました。
『夏の夕べの怪談落語』という
落語会に出演するためです。


怖い絵ばかりが展示されている展示室にて
怪談噺をする企画なんですが、
中村正義さんという画家の『うしろの人』という
非常に怖い絵を背にしての高座という事で
私にとっても初体験づくしです。


ところが高座の準備をしている最中、
突然館内に響き渡る緊急地震速報


『震度7の地震が起きた』という情報が飛び交い、私も
『これは落語会なんかやってる場合じゃないか!?』と緊張したんですが、
結局大した事はないと判り、ホッとしました。
これが一番『怖い話』でしたね。


お客さんは50名限定となっていたんですが
60名くらいお越しになり、大入りでした。


怪談調の滑稽噺『おすわどん』と
『牡丹灯籠・お札はがし』で1時間ほど喋りました。
怪談噺の会なのに結構笑って下さって、
とても良いお客さんばかりで助かりました。


ふりかけさん、こだまさん、はんどさん、華さん、
そして天狗連からも、初音さん、鈴音さん、和音さん、みるくさん、が来て下さり
かなり【知り合い率】の高い落語会となりました(笑)
ありがとうございました。


この様子はNHKの【ほっとイブニング】で
来週13日の放送で取り上げていただけるそうですので
よろしければご覧ください。


この会は明日の土曜日も午後6時半より行われますので
お時間のある方は、豊橋美術博物館までお越しください。



微笑亭さん太

薔薇族より百合族

昨日は名古屋・栄の『アイリス愛知』に行ってきました。
『愛知県花き温室園芸組合連合会』の総会にて
1時間ほどの落語会でした。


お花を作ってる方々の集まりで、
【百合の間】という和室で行われました。
昨日は【洋ラン部会】という事で、
胡蝶蘭やシンビジウムなどの関係者ばかり
25名ほどお見えになりました。


このお話は、毎年小市民寄席のお手伝いをしてくださっていて
洋ラン部会に所属してらっしゃるTさんからいただいたもので、
Tさんと仲の良いみるくさんと私が出演する事となったのです。


アイリス愛知は宿泊施設なんですが、
我々の控え室は、それぞれ普通の客室を用意していただきました。
いつも廊下の隅的なところで着替えている我々にとっては、
こんな豪華な【楽屋】は、そう滅多にある事ではありません。


カードキーを受け取る時に
チケットがついていたので、何かな~と思っていたら、
「それは【朝食チケット】ですので、
よろしければこのまま宿泊されていかれても結構ですよ」
…え~っ!マジで~!?
う~ん、明日朝イチでの高座がなければ、泊まっていきたいところでした。


高座の方は、働き盛りの男性ばかりで、
落語は聞き慣れていない方がほとんどという事で
かなり苦戦が予想されました。
みるくさん曰く
「顔はニコニコ笑ってるんだけど、なかなか笑いに結びつかなくて…」
私も覚悟して上がりました。


少しお花に関するネタをふるようにリクエストされていたので
10分ほどの花漫談的マクラをふりました。
これが興味を引いてくれたのか、
思ったより笑っていただけたのは嬉しい誤算で、
お話を下さったTさんの顔も潰さずに済み、ホッとしました。
その後、懇親会にも参加させていただき非常に楽しかったです。


帰りのエレベーターTさん、みるくさんと一緒に乗ると、
既に中年の女性が一人乗ってらっしゃいました。


自分の高座の出来具合に
今いち納得がいってなかったらしいみるくさんがTさんに、
「…ねえねえ、今日の私の落語、面白くなかったかな~?」
「いや~面白くなかったってゆ~か…」
「……そこはウソでも面白かったって言えよ!」
「いや、ただ、マクラが少し長かった事と、
いつもに比べてテンポが少し悪かった事と、
ネタのチョイスを少しミスった事を除いては、
結構面白かったんじゃないですか?」
「それはもう【面白くない】って事だよ!」


2人にとっては、いつものトーンの会話なんですが、
エレベーターに乗っていた中年女性が、
一生懸命笑いをこらえていた事を、私は見逃しませんでした。


微笑亭さん太

明日は、豊橋美術博物館へ!

昨日は豊橋美術博物館に行ってきました。
今週の木曜日と土曜日に行われる
怪談噺の会の打ち合わせのためです。


夏休み企画の【こわい絵】という展覧絡みで
怪談噺を演る事になったのですが、
私自身も本格的な怪談噺は初めてですので
結構プレッシャーを感じております。


今回はNHKの番組
『ほっとイブニング』のカメラが入るという事で
その打ち合わせの様子なども撮影に見えてました。

うしろの人

中村正義さんという画家の『うしろの人』という
非常に怖い絵を背にしての高座という事になりますので
雰囲気はバッチリでしょうが、
その絵の怖さに勝てるような落語ができるかどうか…


無料公演ですので、
8/8(木)と10(土)は
是非とも豊橋美術博物館にお越しください。


8/8(木)&10 (土) 午後6時半~7時半
『夏の夕べの怪談落語』 木戸銭無料
豊橋市美術博物館
出演 微笑亭さん太

入場は無料ですが、
12歳以上である事と、整理券が必要となりますので、
豊橋市美術博物館までお問い合わせください。
Tel (0532) 51-2883 Fax (0532) 56-2123


微笑亭さん太

鬱憤晴ラスメント

企業で働く人で、職場での優越的な地位を背景にした嫌がらせ、
いわゆる『パワーハラスメント』に遭ったという人は
過去3年間で、4人に1人に上っているそうですね。


『同僚の前で無能扱いされた』とか、
『無理な仕事を一人でやらされた』、『土下座をさせられた』、
『一人だけ情報をくれなかった』などなど、
『人間が思いつく嫌な事トップテン』みたいな仕打ちが並んでるわけですが、
その反面、被害を受けた半数近くが、特に何もしなかった事が、
厚生労働省による初めての調査で判ったそうですね。


企業も相談窓口などを設けてはいるんですが、
実際に相談した人はわずかで、
人事査定への影響や他人に知られる事を心配し、
ためらっている人が多いんですね。


パワハラをしている本人に知られたりしたら、かなり致命的ですよ。
「渡辺君、私が部下にパワハラをしているなどという事を、
会社の相談窓口にした人間が3人もいるという事だが、
その3人に心当たりはあるかね?」
「えっ、そうなんですか?じゃあ、あと2人は誰でしょうね……?」
不用意な発言は、控えた方がいいですよね。


パワハラ防止には、単に相談窓口を設けるだけではなく、
社員向けの研修や、就業規則に対策を盛り込むなどの、
総合的な取り組みが重要だという事ですね。


そういったパワハラが横行してしまう背景には、
日本の伝統文化とも言うべき、和をもって尊しとなす的な考え方が、
ずっと根付いているという事もあるでしょうね。


例えば『我慢が美徳』と考えられてますよね。
正しいか間違っているかは問題とせずに、
組織の平穏を保つためには、どれだけ酷い仕打ちを受けても、
どれだけ理不尽な扱いをされても『仕方がない』と言って耐える事、
それが大人の姿である、という風ですね。


他にも、黙って周囲と同じ行動をする『協調性の重視』、
正しいか間違っているかは問題とせず、
目上を常に敬う『上下関係の重視』、
家や職場など、個人の人格よりも組織や世間を大事にする『組織や世間の重視』、
自由や個人を主張する者は、わがままな人間だとする
『自由と個人の否定』といった事が挙げられます。


お酒の席でも、若手社員をつかまえて、
『寺か自衛隊に入って自分を鍛えてこい!』とか、
『被災地に行ってボランティアしてこい!』とか、
『選ぶから仕事がないんだろ?』、
『少し贅沢だよ。人間は粗食が一番!』なんてんで、
もっともらしい説教をしている方がいらっしゃいますが、
言われっぱなしというのはよくないですよね。


こういうタイプの方は、強気に出られるとたじろぐ事が多いですから、
たまには言い返してみるといいですよ。
「寺か自衛隊に入って自分を鍛えてこい!」
「じゃあ、まずご自分で行って、鍛えてきたらどうですか?」
「被災地に行ってボランティアしてこい!」
「ええ、行ってもいいですが、そもそもなぜ、ご自分は行かないんですか?」
「選ぶから仕事ないんだろ?」
「そう仰るなら、あなたがもっと給料や待遇の良い会社見つけて
転職されたらどうですか?」
「少し贅沢だよ。人間は粗食が一番!」
「では金輪際、パーティーとかに参加しないでくださいね」
これくらいの事は言っても、バチは当たらないんじゃないでしょうかね?


微笑亭さん太

決め手は交換度

子供の頃、遠足などに行って、
お昼のお弁当のおかずを、友達と交換したりした経験のある方は多いでしょうね。
「ねえねえ、そのハンバーグ頂戴。代わりに、しば漬けあげるから。
…あ、そのカラアゲも頂戴。代わりに、ひじきあげるから。
…あ、そのエビフライも頂戴。代わりに、パセリあげるから」
「いい加減にしてよ!」
交換というのはやはり、同程度の価値のある物でないといけませんよね。


アベノミクスの効果が取り沙汰される昨今ですが、
長引くデフレから、どこの家庭もやり繰りが苦しいというのが現状です。
そんな中『物々交換』というのが静かなブームを見せているようですね。


ネット上の物々交換サイトには、生活雑貨はもちろんの事、
米や大豆などの食料品から、パソコンや家電、
自転車、バイク、自動車までも交換の申し出があるそうですね。


ただ他人の使っていた、いわば『お古』ですから、
ある程度の瑕疵は覚悟しなければいけないでしょうね。
『ウィルス対策は万全です』なんて書かれたパソコンと交換したら、
パソコンにマスクが被せてあるだけとか、
それくらいの事は覚悟しておくべきなんでしょうね。


物々交換と言うと、
昔は生活防衛のためというのが主な目的でしたが、
今は変わってきてるそうですね。
というのも、東日本大震災や原発事故を経て、
物との関わりを見直すための物々交換というのも出てきているようです。


直接品物を見て選ぶという交換会が各地で開かれていたりしますが、
そういうところに並んでいる品物には、
『エピソードタグ』が付けられていたりする事が多いようです。
その品物がどういう物なのかが、
前の持ち主のメッセージとして添えられいるわけですね。


『二人の娘たちが着た物です。
どなたか着ていただければありがたいです』なんて一言が添えられていると、
使っていた人の温もりも受け取ったような心持ちになれるからいいというので、
非常に好評だそうですね。


ただ内容にもよりますよね。
『このシャツについていた口紅が原因で離婚しました。
慰謝料の足しにしたいので交換してください』とか
『このネックレスの持ち主が代々謎の死を遂げています…挑戦してみてください』
なんて書かれてたら、これは交換しにくいですよね。


中にはとんでもない物を交換する方もいたりしましてね。
「おい、お前、俺と宝くじ十枚を交換したって本当か!?」
「ええ、本当よ」
「自分の亭主と宝くじを交換するなんて、何を考えてるんだ!?」
「だって宝くじは当たるかもしれないけど、
あなたは明らかに『ハズレ』だったんだもん」
…奥さんの言い分にも一理あるんでしょうかね?


微笑亭さん太

猛暑日を乗り切る告知

●告知をさせていただきます。


8/8(木)10(土) 午後6時半~7時半
『夏の夕べの怪談落語』  木戸銭無料
豊橋市美術博物館
出演 微笑亭さん太

数年前、豊橋市美術博物館の展示室にて、
『品川心中』をテーマに描かれた絵画の前で
『品川心中』を演るという会に呼んでいただいたんですが、
今回は趣向を変え、『怪談噺の会』という事になりました。

ライトな怪談と、本格的な怪談の2席を予定しておりますので、
お盆直前の夕涼みがてらに来ていただきたいと思います。
怪談という事もあり、
お客さんが果たして来て下さるかどうか本当に心配ですので、
何とぞ、よろしくお願い致します。
8日と10日、2回公演ですので、どちらでも結構です。
8日にはNHKの取材が入る予定です。

入場は無料ですが、
12歳以上である事と、整理券が必要となりますので、
豊橋市美術博物館までお問い合わせください。
Tel (0532) 51-2883 Fax (0532) 56-2123



8/18(日) 午後2時~
『であい寄席』 木戸銭¥500
津島市文化会館
出演 微笑亭さん太 竜宮亭無眠 隣乃玄張 南遊亭栄歌


津島市での定例公演ですが、久々に出させていただきます。
今回は、無眠さん、栄歌さんの【横綱】2人に加え、
大阪からはるばる、隣乃玄張さんが参戦。
その抱腹絶倒の高座は、見た人がちょっとクセになる事間違いなし。
なかなか愛知では聞く機会がありませんので、
是非ともお越しください。



8/19(月) 午後7時~
『月例寄席』  木戸銭¥100
豊橋市神明町『あんくるとむ』(0532-53-5355)
出演 望々亭みるく 微笑亭さん太 鶴橋減滅渡 小呂比家念挫

先月は小市民寄席があったために
お休みとなりました月例寄席ですが、
また今月から、毎月第3月曜日に行われます。
小市民寄席に、2日間で1150名のお客様がお見えになったからといって、
月例寄席に数百人のお客さんがお見えになって
会場に入りきらなくて困るわけではないというのが
天狗連七不思議のひとつです(笑)



8/24(土) 午後2時~
『瀬戸末広寄席』  木戸銭¥500
瀬戸末広亭
出演 若鯱亭笑天 微笑亭さん太 川の家河太朗

ちょくちょく出させていただく瀬戸末広寄席ですが、
とても雰囲気のいい小屋での落語会です。
スタッフの方々も皆さん凄く熱心で、
そのモチベーションの高さに、いつも感心させられます。
是非ともお越しください。



9/7(土) 午後6時~
『ぱんとまいむ寄席』 木戸銭¥500
名古屋市東区徳川町2501マルカネビル1F
喫茶『ぱんとまいむ』にて(052-935-8441)
(JR中央線・名鉄瀬戸線・地下鉄名城線『大曽根駅』より南へ徒歩5分)
出演 若鯱亭笑天 微笑亭さん太 竜宮亭無眠 

6月以来の出演です。
この時期は、まだまだ残暑厳しい頃だと思いますので、
夕涼みがてらお越しください。



『落語で学ぶ悪質商法』の出前講座の申し込みを受け付けております。
講座をやりにきてほしいという申し込みは、
豊川市役所・消費生活センター(0533-89-2238)までどうぞ!
さん太がまいります。


それから豊田市内の方向けの告知ですが、
『とよた広報』最新号の10ページに、私の記事が載っております。
実物は豊田市民しか手に入らないと思いますが、
記事自体はHPなどで見られますので、
興味がおありの方は、是非ともご覧ください。
http://www.city.toyota.aichi.jp/division/am00/am04/1252370/130801/shimin.pdf


落語会やイベント出演のご依頼も
24時間受け付けておりますので、よろしくお願い致します!

090-8133-6921(携帯)
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp


微笑亭さん太

オレオレの進化形

人間年を取ると、誰でも記憶力は衰えるものですよね。
お年寄りのお宅に、振込め詐欺の電話がかかってきましてね。
「爺ちゃん、オレオレ、オレだけど」その声が孫に似てたものですから、
「ああ、お前は孫の……」
孫の名前が思い出せなかったりしてね…
お陰で被害に遭わずに済んだわけでして、
『人間万事塞翁が馬』とはよく言ったものですよね。


相変わらず振込め詐欺の被害は多くて、
昨年一年間の被害金額は363億4745万円という事で、
前年から78%も増えて、史上最高額だったんですね。
今までの最悪の年は、2004年の280億円でしたから、
昨年がいかにひどかったかという事がよく判りますよね。


そんな中、警視庁が
『振込め詐欺』に代わる新たな名称を募集しましてね。
先日、応募のあった約一万四千点の中から、最優秀作品として
『母さん助けて詐欺』というのが選ばれましてね。


最近の振り込め詐欺は、
手渡しで現金を受け取る手口が主流という事で、
名称と犯罪の実態が合っていないとして新名称を募集したんですね。


ちなみに、その他応募作品としては
【なりすまし詐欺】だとか【金クレ詐欺】、
【サギノミクス】、【AKB(あんた金ぶっこみなよ)詐欺】、
【おサギとピーポ】なんてのもありましてね。
あと【ふりーこみゅこみゅ】なんてのもありましたが、
ネタとしては面白くても選ばれる可能性は薄いですよね。


そもそもこの手口は『オレオレ詐欺』と言われていたわけですが、
それだと『母親に金を無心する例』しか表現できないという事で
『振り込め詐欺』に変えたわけです。
それで手渡しが増えたため、
『犯罪の実態を的確に表現していない』という事で
『母さん助けて詐欺』に変えたんですが、
結局『母親に金を無心する例』に限定しているわけですから、
戻っちゃってますよね。


変えた意味があまりない気がしますが、
持って回った言い方だと、騙され続ける
人のいいお年寄り達に伝わらないかもしれませんので、
このくらい直接的な方がいいのかもしれませんね。


今、一件あたりの平均被害金額が445万円という事で、
どんどんと金額が大きくなってます。
取られたお金は自ら取り返さなくてはいけないという事で、
そのうちお年寄りたちが、電話をかける側に回るかもしれませんよ。
『ワシワシ詐欺』なんてんでね。


「…あ、もしもし、ワシワシ、ワシじゃよ」
「…ワシって誰だよ?」
「お爺ちゃんだよ。お前のお爺ちゃん」
「お爺ちゃん?何言ってんの、俺の爺ちゃんはね、三年前に死んでるよ」
「それはお前の気のせいじゃ」
「何だ、気のせいって」
「実はな、車で事故してしまってな、示談金が50万要るんじゃ」
「車で事故?」
「そうそう、ワシの乗っておった霊柩車がぶつかって…」
「やっぱり死んでんじゃん!」
こういう手口はやがて『孫助けて詐欺』と名称が変わるんでしょうね。


微笑亭さん太

偉人の話を奇行

日本では村上春樹さんの新作が大ベストセラーになっていますが、
ドイツでは『彼は戻ってきた』という小説が
ベストセラーになってるんですね。


これは、ナチス・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーは死んでおらず、
現在のベルリンで突然目を覚ましたんですが、
その風貌や言動から『風変わりなコメディアン』と勘違いされ、
テレビスターになっていくというストーリーなんですね。


昨年9月の発売以降、既に40万部を超すヒットとなり、
日本を含む20カ国以上での翻訳が決まっているそうですね。


しかしヒットラーが生きていて、
芸人として劇場に出ていたら大変ですよね。
毎日大入りで、お客さんも『入るヒットラー』となるんでしょうね。


歴史上に大きな足跡を残す偉人の方々というのは、
基本的にエキセントリックな方が多いようですね。


『人魚姫』や『親指姫』などの作品を残し、
童話作家として最も有名と言っても過言ではない
『アンデルセン』という方は、極度の心配性だったそうですね。


旅行の際には、いつも脱出用のロープを持参していたり、
寝ている間に埋葬されないよう、常に枕元に
『私は死んでません』というメモを置いて寝ていたそうですね。
ひょっとしたら、家に放火されるんじゃないかという恐怖感から
『マッチ売りの少女』を書いたのかもしれませんね。


あと、本は読めても空気が読めないタイプだったようですね。
好きな女性にラブレターを書いても、自分の生い立ちから書いてしまい、
延々と貧乏時代の話を綴ってしまうそうですね。
それはラブレターじゃなくて、自伝で書けよって話ですよね。


フラれても当然なんですが、判っているだけで、
それを三人の女性に繰り返しているという事ですから、
学習能力もなさそうですね。
当人は、空気が『読みにくいアヒルの子』だったんでしょうね。


微笑亭さん太

無事登山

夏山登山のシーズンですが、山登りの好きな方というのは、
『そこに山があるから』という理由だけで登っちゃいますよね。


ほとんど条件反射に近くて、
地面より僅かに出っ張ってるところがあれば
果敢にアタックするという事で、
どうかすると人間の頭の上に登ってる方がいましてね。
「どうして人の上に登ってるんですか?」って聞いたら、
「この人はギャンブル好きで、借金の山なんです」と言ってましたけどね。


少し前に、富士山の世界遺産登録が決定しましたよね。
世界遺産は、人類全体のために残すべき顕著で普遍的な価値を持つ文化、
自然遺産が登録されるわけでして、
日本では文化遺産が12件、自然遺産が4件が登録されており、
富士山は17番目となるんですね。
非常におめでたい事である一方、世界遺産登録による登山者数の増加で、
事故の増加やごみの散乱などが心配されてまして、
まさに問題が【山積み】という感じになってるんですね。


ここ数年の登山ブームで、
富士山の登山者数は年間30万人前後と、既に飽和状態を迎えてましてね。
さらにこの登録で2、3割増え、35万人前後に達すると予想されてます。
富士登山に整理券が要るような状況が、現実になりつつあるわけです。
登山者が増えれば、ゴミの散乱に対する罪悪感が薄れたり、
トイレが足りずに、山中で用を足す登山者が出てくる懸念もあります。


こうした事態を避けるために、入山料が導入されましたよね。
現在のところ、試験的に千円の入山料を取るとういう事になってますが、
そのうち『山でお金を取るんなら、海でも取ろうじゃないか』という事で、
海に遊びに来た人間からも千円づつ取るようになりましてね。
これがいわゆる【海千山千】というやつですね。


実際、千円では登山者数を抑える効果は薄いそうでして、
最終的には7千円くらい取るのではないかと言われてますから、
おいそれとは登れなくなりますよね。


世界遺産登録は名誉な事ですが、
ある日突然、何の変哲もない一般家庭が
世界遺産に登録されちゃったら大変ですよね。


方々から見物客がドッと押し寄せてきますから、
家の周りは常に人でごった返してましてね。
家に入るのに、入家料7千円取られるんですが、
それでも家の中は人でいっぱい。


家族は常に衆人環視の元、
三度三度のご飯を食べる事になりましてね。
居間にお爺ちゃんが入ってくると、
「………あ、ご来光だ!」
なんてんで見物客たちが、
お爺ちゃんの頭を見て手を合わせて拝んだりしましてね。


そんな生活が毎日続くもんですから、
家人たちはストレスがたまって胃をやられちゃいましてね。
遺産になったがために【胃酸】を飲まなければいけない事態に
なったりする事もあるんでしょうね。


微笑亭さん太
微笑亭さん太 プロフィール

微笑亭 さん太

Author:微笑亭 さん太
愛知県豊田市在住
豊橋落語天狗連所属

公演依頼される方は、
090-8133-6921
にお電話下さるか、
hohoemiteisanta@yahoo.co.jp
あるいは、
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp
までメール下さい。

アマチュア落語家として高座に上がる一方、創作落語を執筆し、自ら演じたり、プロの師匠方にも提供しています。寄席、イベント等に呼んでいただければ、喜んで駆けつけますので、よろしくお願い致します。

『悪質商法撃退落語』『振り込め詐欺防止落語』『認知症落語』『納税推奨落語』『男女共同参画落語』などの、特定のテーマの落語口演も致します!

また、イベントの司会、台本や原稿等の執筆依頼も受け付けておりますので、お気軽に御連絡下さい。


●エフエムとよた
【ラブィート演芸 楽市・落語】パーソナリティ
日曜日午後6時~6時半(隔週担当)放送中!


《受賞歴》
平成16年 『六人の会』主催 
第1回全国落語台本コンクール
最優秀賞

平成20年 落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成21年 国立演芸場主催
漫才・コント台本コンクール
最優秀賞

平成21年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
3位入賞

平成22年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
奨励賞受賞

平成24年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞

平成24年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成25年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
藤本義一賞受賞

平成25年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作(2期連続)

平成27年 落語協会主催
落語台本コンクール
最優秀賞

平成28年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞(2期連続)









微笑亭さん太 『団塊居酒屋』(さん太・作) 動画

団塊居酒屋 前半

団塊居酒屋 後半


《プロの師匠方への提供作品》

『こうもり』 春風亭小朝師 林家たけ平師 三笑亭可龍師 林家木久蔵師 春風亭ぴっかり師

『オトナの試験』『恋するオ・ト・メ』『短パン刑事』『同窓会』 桂かい枝師

『身投げ橋』 春風亭昇太師 五明楼玉の輔師

『人面瘡』 春風亭小朝師 桂三木男師 鈴々舎風車師 千原ジュニアさん

『茂造の恋』 春風亭小朝師 五明楼玉の輔師

『お伽村』 林家木久蔵師

『豆腐小僧』 春風亭小朝師 林家正蔵師

『トイレ革命』 三遊亭亜郎師

『こくせん』『幸せの指南書』『改訂版・寿限無』 林家ひろ木師

『地球最後の日』 三遊亭丈二師 三遊亭吉窓師

『罪を憎んで・・・』 月亭遊方師

『かごめかごめ』 桂文雀師

『転校生』柳家小せん師

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