弁当多難

昨日は、豊川勤労福祉会館に行ってきました。
毎度毎度の、悪質商法の出前講座です。


会場は会議室のようなところだったんですが、
会議用テーブルを三つ合わせて高座が作られていました。


「ちょっと不安定な高座ですけど、いいですか?」
「ああ、大丈夫ですよ。私は、あまりそういう事にはこだわりませんから」
てな事を言いながら高座に上がった途端、
予想を上回る不安定な高座だという事が判りました。


高座が、たわむ、揺れる、動く、という三拍子揃っていて、
『高座からの転落死』もありえる状況かと思われました(笑)


40名ほどのお客さんでしたが、
今年の出前講座の中でも屈指のウケで、
非常に演りやすい高座となりました。


この出前講座は、どこの老人会で呼んでいただいても、
10時くらいから始まる事が多く、講座が終了してから、
お弁当などが出る事がよくあります。


昨日も会長さんらしき方が、
「これ、よかったら持っていってください」と、
帰りがけにお弁当をくださいました。


「今日は本当に、ありがとうございましたね。
遠いところ、わざわざ来ていただいてね。
皆さん、楽しく落語を聞いてましたし、とてもタメになったと思いますよ。
そもそもウチの会はですね………」
楽しそうに話してらっしゃる会長さん…しかし私は、
会長さんの持ってらっしゃるお弁当の袋が
気になってたまりませんでした。

明らかに、お弁当が縦に入っている…

そこそこに長い会長さんのお話が終わり、
やっとお弁当の袋が私の手元に。
見てみると、煮物、漬物、フライ、肉団子、フルーツなどが
全てご飯の上で、運動会を繰り広げてました。


料理名は、
『無国籍五目丼・フルーツを添えて』という感じでしょうか。
今まで食べた事のない美味しいお弁当を、ありがとうございました。


微笑亭さん太
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過去過去しかじか

12日も前の事を今さら書くなって話ですが、
今月17日には、天狗連の月例寄席がありました。


この日は非常に不安定な天気で
夕方の豊橋では台風並みの風が吹いていたため、
寄席のお客さんも少なめで、
久々に月例寄席の客席が『アメリカン』な状態でした。


『小言念仏』                  髪家三代

『野ざらし』                  何逸亭やん泥

『病院見学』                  駒久家南朝

『月に群雲』                  南遊亭栄歌


もう4回目の出演となる栄歌さんをゲストにお招きしましたが、
ご存知の方も多いでしょうが、
栄歌さんは内科医、南朝さんは耳鼻科医です。


そして、三代さんとトムマス(やん泥さん)は、
心臓や脳血管などの、輝かしい病歴を誇るお二人ですので、
前半に出た『患者二人』を、後半に出た『医師二人』が診るという
実に、理にかなった寄席となりました。


客席には、わざわざ遠くから
みえさんや、まきぞうさんが来てくださっていました。


まきぞうさんは、自他共に認める栄歌さんの『相方』ですが、
この日は、車でお見えになっていて、
電車で来られていた栄歌さんを、帰りには送っていかれるとの事でした。


このお二人は、
冗談で『愛人関係』なんて言われたりするくらい仲がよろしいので、
まきぞうさんが栄歌さんを車で送っていかれるという話を聞いて、
「あ~なるほど。じゃあ、『公認の愛人』が送っていかれるわけですね?」
と私がシャレで言うと、まきぞうさんが笑いながら、
「いやいや、『公認』ちゃうし……」

……えっ!?否定するのは、そっち!?

『愛人』を否定するのではなく
『公認』を否定するという事は、
『非公認』ではあるけど『愛人』ではあるんですね?みたいな(笑)


「おい、まきぞう、ええかげんにせえよ!」
慌てて否定する栄歌さんが面白かったです。
豊橋でも、まきぞうさんの『天然パワー』は健在でした(笑)


打ち上げで、三代さんが演られた『小言念仏』の話が出たんですが、
この噺は、延々と木魚を叩きながら小言や愚痴を言っていくという
一風変わったネタですが、面白い噺ではあります。
私もかつて演ってみたいと思っていたんですが、
木魚を叩き続けるリズム感に自信がなかったので断念しました(苦笑)


この中で、小言ばかり言っている主人公のお爺ちゃんが、
「ナムアミダブ…ナムアミダブ……おい、メシが焦げ臭いよ……
ナムアミダブ…ナムアミダブ…メシが焦げ臭いってんだよ……
ナムアミダブ…ナムアミダブ……ウチじゃありません?お隣です?
何言ってんだ、お隣だってメシが焦げていいわけはないだろ。
若夫婦なんだから、教えてやれよ…ナムアミダブ…ナムアミダブ…」
と奥さんに言うくだりがあります。


私は、ここの部分が凄く好きなんですよね。
『口うるさいジジイキャラ』であるはずの主人公が、
この一言によって、『結構優しいお爺ちゃん』である事が判るからです。


この『小言念仏』は人情噺でも何でもありませんが、
こういう『押しつけがましくない優しさ』というのが、
色んな落語の随所に表れる感じというのが、たまらなく好きですね。


そしてそういう事に触れるたびに、
『あ~落語っていいな~』と再認識したりします。
やはり落語は、最高ですね。


微笑亭さん太

ああいえば、こうた

昨日は幸田町の、幸田町民会館に行ってきました。
毎年これくらいの時期に行われている
『こうた寄席』に出演するためで、今回で5回目となります。


いつも演者は3人なんですが、
私と減滅渡さんは、初回から連続で出させていただいていてます。
今回はゲストに河太朗さんをお迎えして、
初の、上方2席になりました。


『手水廻し』              鶴橋減滅渡

『一文笛』               川の家河太朗

『井戸の茶碗』            微笑亭さん太


前日までに、800円の前売券が170枚近く売れていて、
お客さんの買いかぶり…いや、勘違い…いや、期待の高さが伺えます。


この『こうた寄席』は、
私自身、非常に思い入れの強い寄席ですので
先輩お二人にワガママを言って、トリをやらせてもらいました。


ヘルさんは、爆笑を取り客席を温め、
河太朗さんは、随所で笑いを取りつつ、じっくりと聞かせ
非常にいい感じで、バトンをいただきました。


私の『井戸の茶碗』は、かなり手が入っていて、
ディテールにこだわらないギャグが、色々なところに入っています。
昨日のお客さんには、その部分を割と受け入れてもらえて、
かなり笑っていただく事ができました。


高座を終えた私に河太朗さんは、
「あれだけイジり倒してると、逆に気分がええくらいですね」
と苦笑いをし、ヘルさんは、
「この『井戸茶』は、誰の音源?」
「多分、志ん朝師匠だと思うんですけど」
「志ん朝師匠ぉ?あんた、志ん朝師匠をナメてんのか!?」
と、プチギレしてました(笑)


すみません、
古典落語の名作を、こんな風にしてしまう私を許してください。
これからはもう、
こんな事は二度としませんとは言いませんから許してください。


幸田町の皆さん、
来年もまた是非呼んでくださいね。


微笑亭さん太

それでもボクはやってない

昨日は、豊田市内の上郷交流館に行ってきました。
私の店から車で数分という、近場での高座でした。


昨年も呼んでいただいた高齢者セミナー的な会で、
80名くらいのお客さんがお見えになっていました。


交流館の若い女性職員の方がお世話してくださったんですが、
確認のために、
「昨年も、この会に呼んでいただきましたよね?」
と聞くと、
「はい、そうです。何か不都合でも?」
「あ、いえいえ。高座に上がった時に、
『昨年に引き続き、ありがとうございます』的な事を言いたいと思って、
確認のためにお尋ねしただけです」
「昨年もお見えになりましたよ。はっきり覚えてますから。
振り込め詐欺のネタを演りましたよね?」
「ああ、はいはい…」


…振り込め詐欺のネタは、その時には演ってなかったんですが…
あえて指摘せずに黙っているという、
さん太も空気が読めるようになりました(笑)


『転失気』『楽しい動物園(さん太作)』『井戸の茶碗』で
1時間15分ほど喋りましたが、大変反応も良く、演りやすかったです。
また是非、呼んでくださいね。


微笑亭さん太

定食について頑張ってます

『焼肉定食』と言えば、今さら言うまでもなく
定食屋さんやレストランの定番人気メニューであり、
その意味を答えられない人はいないでしょうね。
しかし日本国民誰もが知っていながら、
広辞苑には載っていない非公式な俗語のわけですね。


国語のテストの四字熟語の穴埋め問題で
『○肉○食』という問題を出され、
『弱肉強食』と書かなければいけないところ
『焼肉定食』と書いてしまったという話は、
今や古典になりつつあるくらいの有名なネタですよね。
じゃあこれは、解答としてバツなのかというと、
あながちそうとも言えないようですね。


というのも、国語辞典によっては、
熟語を『複数の漢字が結合し、ひとつの単語となったもの』
と解釈しているものがあります。


この定義に従えば、『焼肉定食』という語は熟語であり、
かつ四字で構成されるので、
『れっきとした四字熟語である』という事になっちゃうんですね。
数ある定食の中でも『コロッケ定食』や『レバニラ定食』は違うけど、
『焼肉定食』は四字熟語であるから、正解としなければいけないわけですよ。


1980年代にナムコが、
【『○肉○食』は、『弱肉強食』か『焼肉定食』か?】という
風変りなキャッチコピーで求人広告を出した事があるそうですね。
これには【『弱肉強食』という言葉を知っていても
『焼肉定食』と答えるような人材が欲しい】
という意図があったんだそうですね。


この問題を出された若者がどう答えるかによって、
その人の未来が判るそうですね。
『弱肉強食』と答える若者は『普通の社会人』になり、
弱肉強食という単語を知った上で敢えて『焼肉定食』と答える若者は、
気の利いたコミュニケーションが出来るので
『人から愛され、広い人脈を築ける』そうですね。


で、『焼肉定食』しか答えが思い浮かばない若者は、
『バカにされておしまい』だそうですね。


基本的な四字熟語やことわざというのは
勉強しておかないといけませんが、
時代と共に、日本古来のことわざなんかも、
微妙に変わっていくかもしれませんね。


特に昨年の東北の大震災以来、
今までの価値観があてにならないような印象もありますからね。
ですから、『嘘つきは泥棒のはじまり』なんてことわざも、
『嘘つきは東電のはじまり』ですとかね。
『三人寄れば文殊の知恵』も『三人寄れば、もんじゅ再稼動』、
あるいは『48人寄ればアイドル』なんて事も
言われるようになるかもしれません。


ちゃんとした事実、真実を述べたことわざも出てきましてね。
『塵もつもれば山となる』なんてのも
『塵もつもれば汚くなる』と事実を述べたり、
『雀百まで踊り忘れず』も『雀百まで生きられない』なんて変わったり
『猿も木から落ちる』も『猿も木から落ちて死ぬ』なんてことわざが、
何十年先には常識になっているのかもしれませんね。


微笑亭さん太

ついつい、カットしてしまいました

消費税の値上げに関する法案が可決して、
いよいよ一般家庭へのさらなる打撃が
カウントダウン状態に入ってきましたよね。


長引く景気低迷で、お父さんの収入も増えません。
お父さんの収入が増えないという事は、
お母さんの愚痴が増えるという事です。
仕方がないので、何らかの節約をしているご家庭も多いと思います。


そもそも、一口に節約といっても様々なやり方があります。
朝晩、歯を磨く方がほとんどでしょうが、
歯ブラシに物凄く沢山、歯磨き粉をつける方がいますよね。
歯医者さんに言わせると、歯磨き粉は
歯ブラシの毛先の三分の一程度で十分だそうですね。


というのも歯磨き粉には研磨剤が入っているので、
つけすぎると、かえって歯を傷つける事になっちゃうんですね。
高級な寿司屋の握り寿司のネタくらい、
こんもりつけてる方は即刻止めた方がいいですね。
これによって、家族4人で使用量を半分にできれば、
月200円~300円、年に3600円の節約になるそうですね。


別の用途に使う事による節約というのもあります。
例えば、洗面器に大さじ1、2杯の酢を入れれば、
リンスの代用になるそうですね。
シャンプーのアルカリ分を落としてくれるので、
サラサラの髪になるんですね。


だからといって酢を切らした時に、
リンスで酢メシを作ってはいけませんが、
月に一瓶のリンスを使っている家庭なら、
月に600円、年に7200円の節約になるんですね。


それから、強制的に使用量を減らす事でも節約ができます。
掃除に使うクレンザーなんかでも、
容器には穴が5つほど開いてますよね。
一度振っただけで、かなりの量が出てしまい無駄になってしまいがちです。


そこで穴を3つくらいをガムテープなどで塞いでおけば、
出過ぎを防いで無駄がなくなるんですね。
年間に1本減らせるとすれば、90円の得になります。
年に90円ではまどろっこしいという方は、
穴を5つとも塞いでしまえば、その1本で一生持ちますね。


節約すれば何でもいいのかというと、中には効果がないどころか、
家計を悪化させてしまう可能性がある節約も存在するので
気をつけていただきたいですね。


『単価が安くなるから』という事で、
ビールをケースでまとめ買いする方は多いと思います。
確かに金額的には得なんですが、これをやると、
沢山買い置きがあるからという意識から、
飲む量が増えてしまうなんて事になりがちなんですね。
ですから、まとめ買いする場合には、
『一週間に5本まで』とか、先に量を決めておく必要がありますね。


企業なんかにとって、一番節約したいのは人件費ですよね。
とある町工場の社長さんが、大幅な人件費節約を目指して、
従業員を半分に減らしたんですね。


そうしたら、それでも何とか仕事は回せたので、
思い切って、また半分に減らしたんですね。
そうしたら、それでも大丈夫だったので、
従業員を全員クビにして奥さんと夫婦2人でやってみたんですね。
そうしたら、それでも大丈夫だったので、
奥さんも無駄だという事で、離婚して自分ひとりでやってみたんですね。


そうしたら、それでも大丈夫だったので、
自分も無駄だという事で、自殺しちゃったって話がありましてね…
これは行きすぎですけどね。


微笑亭さん太

山梨の爆笑王、降臨

昨日は蒲郡の
『福寿いなり寄席』に出演してきました。
商店街のイベントの一環としての寄席で、
年6回ほど開かれています。


昨日の日記にも書いたんですが、
一旦は『雨天中止』という決定が出された後、
結局『雨天決行』となった、命拾いの寄席です。


この日は、山梨県から
酔亭化枝(よってけし)さんがお見えになっていたんですが、
天気予報通り、朝から本格的な雨降りになってしまいました。


●第1部(11時~)

『お達者バイト』(さん太作)         微笑亭さん太

『ねずみ』                   酔亭化枝


●第2部(13時~)

『結婚相談所』(さん太作)          酔亭化枝

『井戸の茶碗』                 微笑亭さん太


雨降りのため、露店などは出ていないので、
人通りはほとんどありません。
ひょっとしたら1部2部とも、お客さんはゼロじゃないかと
ガチで心配してましたが、
1部は15人、2部は20人ほど入ってくださり、
何とか格好がつきました。


化枝さんは私の提供した創作、
『結婚相談所』と『ねずみ』を演られましたが、
さすがの出来で、蒲郡のお客さんも大満足でした。


終演後は岡崎に移動して、萬徳寺寄席に合流しました。
打ち上げにも参加させていただき、
無眠さん、化枝さん、私の3人で
『タメの会』をやろうなんて話で盛り上がってました。
実現するといいな~。


微笑亭さん太

『スベる』というのは、こういう事さ!

昨日は、新城の玖老勢(くろぜ)というところに行ってきました。
周昌院というお寺での高座で、檀家さんの集まりで喋ってきました。


新城の山間にある大きなお寺で、
3年連続で、この時期に呼んでいただいています。


この日は、今回の池田でも演った『お達者バイト』をかけました。
池田で聞いた方は、ひょっとしたら覚えているかもしれませんが、
ハンバーガーショップにやってきたお婆ちゃん二人が店の前で、
「ああ、ここだね……ウィンドウズ?」
「マックだよ」
という会話をするギャグがあるんですが、
予選も決勝も、このギャグだけはウケたんですね。


自分の予想以上にウケたので、
『ああ、これは意外にウケるギャグなんだ』と思っていました。


この日のお客さんは年配の方がほとんどでしたが、
マクラも本ネタに入ってからも、よく笑ってくださってました。
そしてこのマックのギャグを言った途端、
座布団の下にバナナの皮でも敷いてあるのかと思うくらい
み・ご・と・に、スベりました(笑)


こちらは池田で笑っていただいた記憶も新しいので
当然、ここのお客さんにもある程度は笑っていただけるものと思い、
満を持して放ったギャグに、だ・れ・ひ・と・り、反応しませんでした。


ギャグがスベった私の耳には、
夏の終わりを告げるツクツクボウシの鳴き声が、
いつまでも響いていました。
ああ…静かだ……


やはりギャグというのは、
『信頼』はしても『信用』してはいけない事がよく判りました。
まだまだ勉強が足りませんね。


高座を終えて帰路についた私に、電話がかかってきました。
今日、蒲郡で開催される『福寿いなり寄席』に出る事になっていたのですが、
電話は、その主催者の方からでした。


この寄席は、商店街の縁日のイベントの一環として開催される寄席で
今回は、山梨から酔亭化枝(よってけし)さんに
来ていただく事になっていたんですが、
「明日の寄席なんですが、どうも雨が降るようでして、
雨が降ると縁日自体が中止になってしまいますから、
必然的に寄席も中止という事になってしまいます。
その可能性が高いようなんですよね」
「ああ…そうなんですか…」
「ですから、化枝さんにはお断りの電話を入れておきますね」
「はい、判りました…」


せっかく早くから化枝さんには準備していただいてたのに、
そんな事になってしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいで…
まさか寄席が『雨天中止』になるとは思いませんでした。
化枝さんにもお詫びの電話をかけて
共演を楽しみにしいた私としては、ガッカリしていました。


すると再び主催者の方から電話があり
「やはり、屋内の催しは、雨でも関係ないだろうという事になり
雨天決行となりました~、テヘペロ!」との事。


結果的に予定通り開催という事になり、
化枝さんにもお会いできそうです。
ただ、雨降りだと、お客さんがガチで『0』という可能性もありますので、
是非とも皆さん、蒲郡にお越しください。


9/23(日) 午前11時&午後1時の2回公演
『福寿いなり寄席』 木戸銭無料
蒲郡・福寿稲荷商店街
出演 微笑亭さん太 酔亭化枝


微笑亭さん太

歯医者復活!

数日前から時折、右の奥歯がズキズキ痛んでいました。
『気のせいだ、気のせいだ』と、
一生懸命自分に言い聞かせていたんですが、
歯の痛みは自己暗示では治らないと気付いた昨日、
数年ぶりに歯医者さんに行ってきました。


歯医者さんが好きな方は、
あまりいらっしゃらないと思いますが、
私もその口で、できれば行きたくないと思っている方です。


痛みを感じる歯は、完全に金属がかぶっている歯ですので、
外から見ただけでは、どこが悪いのか判りません。
そこでレントゲンを撮ってみると、金属の下で、
歯の根っこの部分に膿がたまっていて、それが痛みを起こしているとの事でした。


「そういう事ですので、膿をかき出すために、金属を取りますのでね」
「先生、長年私の歯を守ってくれた金属ですので、
取り外したら、その金属を表彰してやってもらえますか?」
「表彰?どうしてですか?」
「金属(勤続)20年の表彰という事で」
「あ、なるほど、ハッハッハッ……」
…こんな小洒落た会話(?)もなく、全てを先生にお任せする私。


麻酔をかけられ金属を外された後、
「じゃあ、膿をかき出していきますのでね」
「先生、そういう事は、母親に聞いてみないとお返事できません」
「どうして、お母さんに聞くんですか?」
「膿(産み)の親、というくらいですから」
「おやおや、また一本取られましたな、ハッハッハッ……」
…当然、こんな小洒落た会話もなく(いや、小洒落てないって!)
相変わらず、全てを先生にお任せする私。


しかし、口に関する治療というのは、
個人的にちょっと緊張したりしますね。
というのも、麻酔をかけられて痺れたまま、
落語ができなくなったらどうしようとか、思わず考えてしまいますね。
「殴るのなら、顔はやめて!私、女優なんだから!」
みたいな世界でしょうか?(いや、違うって)


この治療、膿が出なくなるまで続けなければならないそうで、
暫くは『歯医者通いモード』に突入しそうです。


微笑亭さん太

見ざる、言わざる、嗅ぐサル

動物たちの感覚というのは侮れないものがあって、
野生のニホンザルがキノコを食べる際、
自らの知識と味覚で、毒キノコを判別して
避けている事が最近の研究で明らかになったようですね。


サルがキノコを食べる際、
においを嗅いだり、かじってすぐに吐き出したりなど
『検査行動』を取ってるんだそうですね。


この検査行動なしで食べ始めたキノコのうち、
毒キノコの割合は4・3%と低かったという事は、
安全だと認識しているという事ですね。


逆に、途中で食べるのを止めた物のうち、
55・6%が毒キノコだったという事で、
体に毒だと判っていてもコップ酒を飲み干す人間と比べたら、
はるかに利口だという事は一目瞭然ですよね。


サルの他にも、
様々な物を見分ける動物の能力が開花する可能性はありますよね。


例えば『ゲイの男性を見分ける犬』とかね。
ゲイの男性を見つけると、その男性のお尻のところへ行って
『ここ掘れ、ワンワン!』と鳴いたりするわけですね。


あと、『ヅラの人を見分ける猫』なんてのもいまして、
ヅラを見つけると、その人の頭の上に上がって箱座りしちゃうんですね。
そのうち、爪研ぎなんか始めるもんですから、
徐々に頭皮が『地すべり』を起こしていったりしてね。


人間も、犬並みに鼻の機能が開花するかもしれませんね。
彼氏が彼女の実家に挨拶に行き、
『娘さんをください!』なんて言うと、彼女のお父さんが、
やおら彼氏の体中をクンクン嗅ぎ始めるわけですね。


「ちょっとお父さん、何するの!?」
「…優子、この男は止めておきなさい。
女たらしの臭いがプンプンする。お父さんの鼻に間違いはない!」
なんてんで片足あげて、彼氏の足にオシッコかけたりなんかしたら、
確実に彼氏は二度と来なくなるでしょうね。


微笑亭さん太

線香くさい高座

17日の月曜日は、金沢構造改善センターでの出前講座を済ませた後、
新城へ回り、黒田集落センターというところに行ってきました。
地元の敬老会での高座で、
区長さんから声をかけていただいてまとまった話です。


この会場の住所というのが
『黒田字線香』というそうでして、敬老会で『線香』とは、
これまた凄い住所だな~と思いました。


カラオケや踊り、大正琴などがあって落語という、
敬老会では最もポピュラーな番組構成になっていました。
当然の事ながら、食事もお酒も出ておりますので、
出来上がり気味のお爺ちゃんもいたりします。


私は『竹の水仙』を演ったんですが、
今いちウケには結びつかないものの、
物凄く真剣に聞いてくださってました。…9割方は(笑)


若干、自由に振る舞ってらっしゃる方もいて、
結構なボリュームで雑談したり、
かかってきた電話に普通に出て喋っている方もいました。
ほとんどの方々は熱心に聞いてくださってたので、
それを頼りに噺を進めていきました。


そしていよいよクライマックスの、水仙が咲く場面です。
目線だけで花が咲いたのを表すため、
台詞なしの時間が数秒あるわけですが、そこで静かになった途端、
一番後ろの下駄箱のところで、帰ろうとしていたお爺ちゃんが、
「…ワシの靴が見当たらんな」
確実に、あの場にいた全員に、
お爺ちゃんが靴を探していた事が伝わったと思います。
このクライマックスへきて、
竹の水仙よりも注目を集めるお爺ちゃん(笑)
いつ行っても敬老会というのは、
様々な経験ができて勉強になりますね。


これでやっと今月13日~17日までの、
全ての営業の日記が書けました。
この期間、『5日間で7営業』という状態でしたので、
もっと沢山出ている方はいらっしゃるんでしょうが、
私にしてはハードスケジュールでした。


声をかけていただいた方々、
ありがとうございました。
また、よろしくお願い致します。


微笑亭さん太

ウスのような本当の話

15日の土曜日の夜は、笑楽寄席に出演したんですが、
その日の昼間には、名古屋市内のホテルにて、
久々の『餅つき隊』に参加してきました。


これは披露宴でもって列席者の方々にお餅をついてもらい
新郎新婦の晴れの門出を祝おうというもので、
私は裃を着て口上を述べる担当として、
昨年あたりから、何回かやらせていただいてます。


結婚式ですから、新郎新婦は当然、
20代~30代前半くらいが圧倒的に多いわけですが、
この日のカップルは、新郎が昭和39年、新婦が昭和45年生まれという
なかなか『アダルト』なお二人でした。
…という事は、我々もまだまだ
結婚式を挙げてもいい年齢みたいですよ、無眠さん(笑)


新郎新婦の年齢が、そのあたりですので、
ご両親や親戚など、列席者の世代は結構高齢の方が自然と多くなります。


順番に前へ出てきて、お餅つきをしてもらうんですが、
おひとりで、重い杵を持って大丈夫なのだろうかと
心配したくなるような高齢の方もいらっしゃいますが、
皆さん結構お元気でした。


そんな中、おぼつかない足取りで出てきた方がいて、
これは誰かが手を添えて助けてあげなきゃいけないかな~と思っていたら、
いざ杵を持った途端、杵をブンブン振り回し、
臼を叩き割るんじゃないかという勢いで餅をつき始めるお爺ちゃん!
まさに『荒ぶるお爺ちゃん』です(笑)


車のハンドルを握った途端、性格が変わる方というのは時々聞きますが、
杵を持った途端、性格が変わる方というのは初めて見ました。
餅をつき終わると、何事もなかったように、
ニコニコしながら席の方に戻られました。


高座の日記の場合、
最後に『また呼んでくださいね~』と書けますが、
この餅つき隊だけは、
『また呼んでくださいね~』とは絶対書けませんね(笑)


しかし、アダルトなカップルという事もあり、
落ち着いた中にも微笑ましさを感じさせる、良い披露宴だったと思います。


微笑亭さん太

市長最大の作戦

昨日は、豊川の
金沢構造改善センターというところに行ってきました。


一昨日に続き悪質商法の出前講座でしたが、
この日も、敬老のお祝いの席でして、
『出し物』のひとつとしての出前講座でした。


予想通り、お年寄りたちの前には、
お弁当とお酒が並び、前日のデジャヴュのようでした。


講座の時間は10時45分~11時半までだったんですが、
豊川市長さんがご挨拶に見えるという事でした。


責任者の方が、
「10時45分までに市長がお見えになりますので、
講座前にご挨拶してもらいます」と仰ってたんですが、
ギリギリになってもお見えになりません。


ソワソワする責任者の方…
そこへ市長さんから電話があり、遅れるとの事でした。
「市長さんが遅れるとの事ですので、
講座が終わった後のご挨拶になります。
ですから、市長が来られるまで、しっかりつないでくださいね」
メインイベントは、市長さんのご挨拶のようでした(笑)


市長さんの到着を気にしつつ、
高座で時間調整しながら私が終えたところへ、
ちょうど到着されました。


5分ほどご挨拶されて、またすぐに帰っていかれたんですが、
その背中を見送りながら責任者の方が私に、
「今日は本当にありがとうございました。
お陰で、時間ピッタリで市長のご挨拶ができて良かったです!」
…うん、やはりメインイベントは、
市長さんのご挨拶という事で間違いなかったですね(笑)


微笑亭さん太

やっちまったな~

昨日は、豊川の足山田公民館というところに行ってきました。
悪質商法の出前講座だったんですが、
日曜日にこの講座があるというのは珍しい事です。


大体この講座は、
午前10時くらいから始まる事が圧倒的に多いんですが、
昨日は午後12時半という、比較的遅い時間からのスタートでした。


現場に着くと、お年寄りの皆さんには
赤飯に鯛のお頭付きが入ったお弁当が配られ、
焼酎の紙パックなども並んでいました。


いつもこの講座は、高齢者セミナー的な感じで呼ばれるわけですが、
昨日は『敬老の日』絡みのお祝いの会の
『出し物』のひとつとして呼ばれていたわけです。


私が準備をしている間に飲み食いをして、
どんどん、出来上がっていくお年寄りたち…
これは今日の落語は聞いてもらえそうにないな~と
覚悟をして高座に上がりました。


落語が始まると、うるさかった雑談の声も止んで、
意外に聞いて笑ってもらえたので、逆にビックリしました。
とはいえ、明らかに顔が真っ赤になっているお爺ちゃんも
何人かはいらっしゃいました。


いつもこの講座で演っている『催眠商法にご用心』というネタの中では、
悪徳業者が卵や醤油など、色んな物をタダで配る場面があります。
その場面での業者の台詞、
「…さあ、この卵、欲しい方!」と言った途端に、
客席にいたひとりのお爺ちゃんが、
「……はい!」と言って手を上げたんですね。


恐らく当人は周りの人から
「源さん、なに手を上げとるだん?」
「全く源さんは、ひょうきん者だな、ハッハッハッ…」
くらいのリアクションが返ってくるだろうという想定の元に放った
『会心のギャグ』だったんでしょうが、これが全く無反応


それどころか、
真剣に聞いてるんだから、静かにしてくれ的視線が、
周りのお爺ちゃん、お婆ちゃんから、その方に発せられてました。


お酒も入って良い気分になって、
『このあたりで一発ウケを取ってやろう』という目論見が、
見事にまで外れたわけです。
私は、落語を演っていて、客席がスベったのを初めて体験しました(笑)


この講座、新規の依頼もお寄せください。
『落語で学ぶ悪質商法』、出前講座の申し込みは、
豊川市役所・消費生活センター(0533-89-2238)までどうぞ。
さん太がまいります。
他の市町村からのご依頼も大歓迎です。


微笑亭さん太

年の差なんて…

昨日は名古屋市天白区にある、和風茶屋・笑楽さんにて、
『笑楽寄席』に出演してきました。
美人女将がやっている居酒屋さんなんですが、
5月、7月に続いて、もう3回目の会となります。


私と一緒に3回ともこの会に出ている
もんぜん亭ぴりっとさんが、最初に上がられ、
お得意の三味線を披露なさいました。


途中からお客さんに歌詞を配って、歌を歌わせていたんですが、
お客さんたちが朗々と『月の砂漠』や『黒田節』などを歌う姿は
何かの宗教団体の集まりかと思ってしまいました(笑)


私の方はというと、
『地球最後の日』と『お見立て』を演ったんですが、
この会の楽しみは、終わった後の打ち上げでして、
美人女将の作られる美味しい料理がこれでもかと出てきます。


この日はお客さんとして、
このところ連続で出させていただいている、
『かんでらMONZEN亭』の席亭ご夫妻や、
『ぱんとまいむ寄席』の常連さんである、
Tさんご夫妻や、そのお友達のFさんもお見えになられていました。


このFさんというのは、今年89歳になられるというのに、
とても矍鑠(かくしゃく)としていらっしゃって、
感性も若く考え方も柔軟で声も若々しいという『スーパーお婆ちゃん』です。


そのFさんが仰るには、
「私、ず~っと玉三郎の追っかけだったんだけど、
最近はね、さん太さんの追っかけになったのよ」

…自分で言うのも何なんですが、私は20代の頃から、
三回り以上、上の女性にはウケが良かったんですよね(笑)


Fさんには、この場を借りて、お礼申し上げます。
今後とも、よろしくお願い致します。


微笑亭さん太

チューボーですよ

昨日は、豊橋の高師台中学校に行ってきました。
学校祭での高座で、体育館には全校生徒700名と、
保護者の方々も何人かお見えになってました。


時々こうして、学校でも呼ばれたりしますが、
特に中学校の場合、その学校によって
随分と温度差があったりしますね。


昨日の高師台中学校の生徒さんたちは、
皆さん真面目で良い子たちばかりでしたね。
何しろ私が出ていって座布団に座っただけで、
みんな興味津々という感じで私の顔を見てきました。


今日は演りやすそうだな~なんて思いながら、
『親の顔』『転失気』『楽しい動物園(さん太・作)』『竹の水仙』と、
4席ぶっ通し、仲入りなしで1時間15分喋りました。
大変反応も良く、古典・新作関係なく笑ってくれました。


終わった後、実行委員会の女の子が出てきて、
お礼の言葉を言ってくれたんですが、言い終わった途端、
「…全員起立!」
その声で、体育館の床に座っていた700名の全校生徒が
一斉に立ち上がったので、まず度肝を抜かれました。


どうやら全員で、シュプレヒコールをやってくれるようで、
いわゆる卒業式などでよくやる
「…楽しかった、修学旅行!いっぱい走った、運動会!
見つからなかった、給食費!徐々に消えてく、クラスメイト!」ってヤツですね。
まあ、割とあっさりやっていただいたのでよかったんですが、
本当に良い生徒さんたちでした。


着替えが済んだ後、校長先生とお話させていただいたんですが、
「…どうもありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそ、大変良い生徒さんたちで、演りやすかったです」
「さん太さんが来られる前に、実行委員会の生徒たちが、
スライド映像などを使って、さん太さんの事を紹介してたんですよ」
「あ、そうなんですか」
「さん太さんのプロフィールを読み上げた後、
『これが、さん太さんの写真です』と言って、
サンタクロースの顔を映したんですよね」
「…えっ?」
「生徒たちも大ウケでね、
『本当にそんな顔なのか確かめてみる!』なんて言ってましたよ、ハッハッハッ…」


…どうやら、私が座布団に座った直後の
『興味津々の視線』には、そんな裏事情があったようです。
侮るなかれ中学生、ですね(笑)
また是非、声をかけてください。


微笑亭さん太

あくまで手毬唄

昨日は豊田市内にある、
坂上町公民館に行ってきました。
坂上町というところには初めて行ったんですが、
豊田市東部の割と山間の地域です。


最初、依頼の電話を下さった責任者の方に
公民館の住所を教えていただいたんですが、丁寧に教えて下さった後、
「…でも、その住所で検索すると、公民館とは別の場所が出ちゃうんですよね」
…えっ、じゃあ何故その住所を私に?(笑)


とりあえず、その住所を頼りに向かうと、
どんどん山の中に入っていきました。
道幅が狭くなるごとに、
『果たしてこの先に、人の住む集落があるのか…』という不安が。


何とか現地に着くと、そこには
『手鞠唄になぞらえた連続殺人が起こりそうな田園風景』
が広がっていました(横溝正史かっ!笑)


60名近いお年寄りがお見えになっての敬老会の高座でしたが、
『敬老の日』がらみの会はお食事会が多く、
ほとんど聞いてもらえない事が多いんですが、
坂上町の皆さんは本当によく聞いてくれて反応もよく、
大当りの会となりました。


坂上町の皆さん、
いつでも参りますので、また呼んでください。


微笑亭さん太

ほほえみ大喜利 24

池田の大会も終わって落ち着いたところで、
久々にいってみたいと思います。
第24回目の『ほほえみ大喜利』で~す!


久々ですので、
原点に立ち返って『なぞかけ』です。
と言っても、名立たる社会人落語家の方々を相手にしてますので、
普通のなぞかけでは『ハードルが低すぎる!』と怒られてしまいます。


そこで今回のなぞかけは、
『秋に関係するもの』『秋に関係するもの』で解いていただきます。
題して『あきのこない、なぞかけ』、できた人!
はい、さん太。


『秋分の日』とかけまして、
『ペナントレースの優勝』と解きます、
そのココロは、
『どちらも彼岸(悲願)です』



なるほど、まあ例題としちゃそんなもんだね。
とりあえず、座布団一枚いっとこうか。
はい次、さん太続けていくかい?


『文化祭の合唱』とかけまして、
『柿』と解きます、
そのココロは、
『ヘタもあるでしょう』



なるほど、さん太は人前では歌わないもんね。
でも、歌が苦手という割には、
ネタの中では、ちょくちょく歌ってたりするんだよね。
さっきの座布団、取っちゃおう。
もうひとついくかい?


『秋雨』とかけまして、
『惜しくも2位になった徒競走』と解きます、
そのココロは、
『前線(善戦)の結果です』



あ~これはまあ、綺麗だね。
座布団2枚、あげておこうか。
最後、さん太しめてね。


『松茸』とかけまして、
『運動会の玉入れのカゴ』と解きます、
そのココロは、
『高くて手が届きません』



あ、これはマジだね。
毎年、秋に一度は食べてみたいもんだね。
座布団2枚、取っちゃって!
…何だ、結局ゼロになっちゃったね。


さあ、皆さんも、どんどん答えてね~!
…あ、社会人落語家以外の方も参加してくださいね。


微笑亭さん太

残暑厳しい告知

※告知させていただきます。


9/15(土) 午後6時半~
『笑楽寄席』 木戸銭¥500
名古屋市天白区古川町148 和風茶屋・笑楽(052-896-0908)
出演 もんぜん亭ぴりっと 微笑亭さん太

5月と7月に、会を演らせていただいた笑楽さんで
また落語会を演らせていただきます。
ここの会は落語もさる事ながら、
美人女将の自慢の手料理による打ち上げが楽しいです(そっちメインかい・笑)
どなたでも参加できますので、是非そちらも楽しんでいってください。


9/23(日) 午前11時&午後1時の2回公演
『福寿いなり寄席』 木戸銭無料
蒲郡・福寿稲荷商店街
出演 微笑亭さん太 酔亭化枝

何回か出させていただいている、福寿稲荷商店街での寄席です。
当日は商店街が歩行者天国になり、出店が立ち並ぶ中、
その道沿いの小屋が寄席会場になっております。
午前と午後の2回公演となっています。
今回は何と、山梨の爆笑王・酔亭化枝(よってけし)さんが
わざわざこのために来てくださいます。
滅多にない機会ですので、是非とも『山梨の爆笑王』を見に来てください。
…ハードル上げまくり~(笑)


9/27(木) 午後7時~
『第5回 こうた寄席』 木戸銭¥800(コーヒー&お菓子付き)
幸田町民文化会館・あじさいホール(0564-63-1111)
出演 微笑亭さん太 鶴橋減滅渡 川の家河太朗

単発で終わる予定だったのが、
好評につき(本当か?)今年で5回目となる恒例の寄席です。
今回は河太朗さんをお招きして、初の上方が2席。
『江戸の粋、上方の賑わい』なんというサブタイトルも付いております。
美味しいお菓子を目当てにお越しください。


10/6(土) 午後1時半~
『愛大落研 ささしま寄席』 木戸銭無料
愛知大学名古屋校舎10階(名古屋駅・笹島交差点を南、Zep名古屋隣)
出演 愛知家馬舟 微笑亭さん太 成田家紫蝶 他(現役&OB、総勢12名)

初めての企画ですが、愛知大学落研OB会プレゼンツによる記念寄席です。
現役、OB含めて12名が出演するという大がかりな寄席です。
何しろ、それなりに歴史の長い愛大落研ですので、
私自身も、当日初めてお目にかかる先輩や現役生が何人かいます。
天狗連からは、馬舟君、紫蝶さん、私が出させていただきます。
集客にかなり不安ありですので、入場無料でどなたでも入れますから、
是非とも、愛大名古屋校舎まで足をお運びください。


10/13(土) 【1部】午前11時~【2部】午後2時~
『第6回 寄席ONEなごや大須亭』
木戸銭 1階指定席 ¥3500  2階自由席 ¥3000
大須演芸場
出演 【1部】微笑亭さん太 ぽんぽん亭遊月 他
   【2部】柳家権太楼 柳家右太楼 他

こちらも恒例の寄席で、例年通り、
アマチュアの会&権太楼師の独演会、という構成になっております。
この会の売りは、1部の終了後、権太楼師が舞台上で我々に
『公開ダメ出し』をしてくださるという事です。
アマチュアがプロの大御所に怒られて、
どんどん小さくなっていく姿を見に来てください。

今回の目玉は、昨年の『福井ちりとてちん杯名人』
ぽんぽん亭遊月さんがお見えになるという事です。
ひょっとしたら、さん太作品を演ってくださるかも…(あくまで願望)
前売りは当日までに完売すると思いますが、
1部だけでしたら当日券でも見られます(1部はガラガラなので・笑)
チケットを買われた方は、是非とも1部から見ていただきたいですね。


『落語で学ぶ悪質商法』、出前講座の申し込みは、
豊川市役所・消費生活センター(0533-89-2238)までどうぞ。
さん太がまいります。
他の市町村からのご依頼も大歓迎です。


微笑亭さん太

先生攻撃と生徒防衛

池田の大会翌日である一昨日の朝は、
大阪のホテルで目覚め、無眠さんたちと一緒に、
6時台の新幹線で名古屋に戻ってきました。


そして、そのまま安城に向かい、
『昭林落語会』に出演してきました。
半年に一度行われている定例寄席で、
今年3月に初めて出させてていただいたんですが、
連続での出演となりました。


『時そば』                   若鯱亭夢輔

『鹿政談』                   お好味家喜楽

『お菊の皿』                  若鯱亭笑天

『竹の水仙』                  微笑亭さん太


残暑厳しい中、
100名を超えるお客さんがお越しになり、
大入り満員となりました。
とても良いお客さんで、池田の翌日という事もあり、
若干燃えつき症候群気味の私も助けられました。


終わった後は近くの喫茶店で、
演者、スタッフを交え、打ち上げをしました。
いつもこの落語会は、主催者である喜楽さんがやってらっしゃる
落語教室の生徒さんたちが、お手伝いをしてくださってます。


『生徒さん』といっても、
皆さん『それなりの年齢』の方ばかりなんですが、
打ち上げにも参加されてました。


先生である喜楽さんは、
落語を始められた年齢が40代半ばという事もあり、
還暦を過ぎられた今も、無眠さんや笑天さんを
『先輩』として扱っておられます。


「私はね、無眠さんや笑天さんに
追いつこうと思って頑張ってんだけど、
私の実力が少しアップすると、それ以上に無眠さんたちがアップするから、
なかなか追いつけないんだよね~。だから、追いつくのはあきらめたよ」
と言うと生徒さんたち3人が、さも納得した感じで声を揃えて、
「ああ~」


隣にいた私がすかさず、
「…いやいやいや、そこは『ああ~』はマズいでしょう。
それじゃいかにも『そりゃそうですよね、無理ですよね』
みたくなっちゃいますから。
そこは『いえ、先生、そんな事はありませんよ!』が『正解』じゃないんですか?」
「あ、すみません!私たち、素直なもんですから、つい…」
…いやいや、『素直』もマズいですよ。
それじゃ心底、そう思ってるみたいですから(笑)


でも、朗らかな妙齢の生徒さんたちに囲まれて、
とても上機嫌の喜楽先生でした。


微笑亭さん太

第4回 社会人落語日本一決定戦

一昨日は大阪に行ってきました。
毎年恒例となっている
『第4回・社会人落語日本一決定戦』
に参加するためです。


この大会は、事前審査で約330名から
160名ほどにしぼられた社会人落語家の皆さんが、
頂点の『4代目名人』を目指して戦うというものです。


昨年、一昨年は2日間に渡ってでしたので予選は6会場なんですが、
今回は一日で予選&決勝という事で、8会場となりました。
各会場、ほぼ一人しか決勝に行けないという、
なかなか厳しい条件となりました。


無眠さん、栄歌さん、圓九さんという、
超強豪がひしめく『地獄の池田会館』を尻目に(笑)
私は池田駅前北会館が予選会場でした。


運営にあたるスタッフの方が何人かいるんですが、
中で、我々出演者のお世話をされる年配の男性スタッフの方が、
非常に『めんどくさい方』でした(笑)


出演者一人一人に、見台が必要かどうか尋ねる時でも、
「〇〇さんは、見台いるん?」
「使います」
「ほな、500円。…冗談やがな…△△さんは?」
「使いません」
「何や、愛想ないな~」
これでもかと言うくらい、余計な事を挟んでくるくせに、
肝心の『必要事項の伝達』という事が全くできてないという、
ホンマ『めんどくさい、コテコテの大阪のおっちゃん』でした(笑)


そんな中、高座に上がった私のネタは、
自作の『お達者バイト』。
昨年暮れにネタ下ろしして以来、様々な営業の高座でかけて、
それなりに練ってきたつもりの創作です。


ところが、高座に上がって、
最初の2つ、3つのツカミのギャグがスベり、
めちゃめちゃ焦りました。
その後は、多少は笑っていただきましたが、
自分の中ではとても
ファイナリストに選んでもらえるようなウケではありませんでした。


高座を下りてから、地下3階分くらいまで落ち込みました。
今年はもう、絶対ダメだと。
第1回からの連続決勝進出記録(?)も、
これで途切れるな~と覚悟をして、
決勝発表の会場である池田小学校の体育館に向かいました。


私の会場の審査員である、
笑福亭仁嬌師匠が決勝進出者の名前を発表される瞬間は、
まるで死刑判決を受けるような心境でしたが、
信じられない事に、私の名前を呼んでくださいました。
本当に嬉しかったです。
何度経験させていただいても、この瞬間が一番嬉しいですね。


決勝は、クーラーのない蒸し風呂のような体育館の中でしたが、
自分でも納得できるくらい笑っていただいて、
お客さんには大感謝でした。
残念ながら入賞は逃しましたが、
名人をとられた楽々さん、おめでとうございました。


一応今年も決勝に残していただいたので、
これからは『日本で唯一、4年連続決勝進出した社会人落語家』
というのを売りに、頑張っていきたいと思います(笑)


…あ、そうだ。
チョコボールでも、『銀のエンゼル』を5枚集めると
『おもちゃのカンヅメ』が貰えるように、
もし私が来年も決勝に残していただけるような事があれば、
『5年連続』という事で
『なんちゃって名人』くらいの称号は、いただけませんかね?(笑)


聞きにきてくださった方々、ありがとうございました。


微笑亭さん太

ちょっと小休止…

ついさっき、
大阪から帰ってきました。


少し休んでから、
安城の昭林公民館に行き、
午後2時からの『昭林寄席』に出演してきます。
よかったら、来てください。


池田の大会については、
今夜書きますので、よろしければ、また見てくださいね。


微笑亭さん太

降雨と劉邦

今日は、全国的にお天気が優れないようですね。
暑い時には『おしめり』もいいんでしょうが、
外を歩かなければならない日などは、
やはりは、あまりありがたくないですよね。


ちょっと前に気象庁が『物凄い豪雨』の表現手段として、
『かつて経験した事もない雨』
という言い回しを導入したんですが、
そうしたら早速先日、九州の方で
『かつて経験した事もない雨』という表現を使う事になりましてね。


数多くの死者や家屋の被害を出した雨だったわけですが、
相変わらずゲリラ豪雨の被害は、あとを絶たないですね。


このゲリラ豪雨が、いつ、どこにくるのかが
完璧に予測できれば被害も減るんでしょうが、
地表近くで上昇気流に巻き込まれた小さな虫の動きを気象レーダーで追跡し、
ゲリラ豪雨を引き起こす積乱雲の発生を予測する新手法を、
気象庁の研究チームが開発したそうですね。


目に見えない空気の流れを、
流される虫を目印にして把握し、
上昇気流で積乱雲ができる前兆を解析するという、
まさに『リアル・虫の知らせ』というやつですね。


今までも、
雨粒そのものをレーダーでとらえる事は出来たんですが、
それだと既に積乱雲が発達していて、
防災上あまり役に立たなかったんですね。


しかしこの新手法だと、
まだ空が晴れている状態で兆候をつかむ事が出来るのが
最大のメリットなんですね。


突然のゲリラ豪雨に遭った場合は、
下手に逃げようとすると、その逃げる過程で流されたりして
被害に遭う可能性もありますので、その場で何もしないで、
されるがままになっておくのが最善だそうですね。
これがいわゆる、
『豪雨に入っては豪雨に従え』というやつですね。


微笑亭さん太

仰げば尊し、我が死の怨

大人は子供のお手本になる存在であるべきなのに、
そうではない大人が圧倒的に多いですよね。


大人の中でも、
とりわけ子供たちのお手本にならなければいけないのが、
学校の先生です。
昔は聖人君子、人格者のイメージが強かった教師ですが、
最近は残念ながら、情けないと感じるような事件が多いですよね。


全国民の注目の的になってしまった大津市の
『いじめ自殺事件』なんかでもそうですよ。
常日頃子供たちに、『ウソをつくな』とか、
『悪い事をしたら素直に謝れ』とか、
『見苦しい言い訳をするな』と教え諭しているはずなのに、
全部自分たちが正反対の事をやっちゃいましたからね。


見ていた子供たちが、
『ああいう大人には、なりたくないな~』
…これじゃ『教師』じゃなくて、『反面教師』ですよ。


特に顰蹙(ひんしゅく)を買っていたのが『教育委員会』の皆さんですが、
今度、教育委員会監修の『浦島太郎』の本が出るそうですね。
ただ、普通の昔話とは若干内容に違いがあるそうです。


例によって浦島太郎が海岸を歩いていると、
複数の子供たちが寄ってたかってカメをいじめてるんですね。
「こらこら、お前たち。カメをいじめてはダメだよ」
「これはいじめてるんじゃありません。あくまでも、ふざけているだけです」
「いやいや、どう見ても、これはいじめだろ?」
「いえ、ふざけているだけです」
「いや、いじめだろ!」
「……もし、どうされましたか?」
そこへ通りかかったのが、教育委員会のお役人。


「この子たちが、カメをいじめてるんですよ」
「いじめてる?いえ、そう即断するのはよくないですから、
とりあえず子供たちにアンケートを取ってみましょう」
子供たちにアンケートを取って、集計結果がまとまるんですね。


「浦島太郎さん、やはり、いじめはありませんでしたね」
「そんなはずないでしょう!アンケートを見せてくださいよ!
…ほら、ご覧なさい!『カメが無理矢理、引っくり返されて、
起き上がる練習を何度もさせられていた』とか
『ガムテープで亀甲縛りをされていた』とか書いてあるじゃありませんか!」
「…それは…見落としましたね」
「見落とした!?いやいやいや、見落とすわけないでしょう!
こんなにはっきり書かれてるのに」
「…いいですか、浦島さん。この子たちの親はね、村の実力者なんですよ」
「関係ないでしょ、そんな事!
村の実力者の子供だろうと、悪い事は悪いんですから、ちゃんと認めさせないと」
「そんなに騒ぎ立てる必要はありませんよ。
この子たちは来月、遠い村の学校に転校しますから」
なんてんで、昔話らしからぬ、モヤッとした結末を迎えるそうですね。


微笑亭さん太

いなりんの秘密

昨日は豊川市の勤労福祉会館に行ってきました。
いつもの悪質商法の出前講座なんですが、
普段はこの会、地元の老人会や学校に呼ばれてお邪魔しているので、
中には付き合いで仕方なく、嫌々来ている人もいると思います(笑)


しかし昨日の会は『一般向け講座』という事で、
個人単位で申し込まれた方ばかりの集まりで、
100%ご自分の意志で見えた奇特な方ばかりという会でした。


30名ほどの方が見えましたが、
さすがは積極的に申し込まれただけあって、
最後まで満遍なく笑っていただけました。


豊川市には『いなりん』という、
キツネと稲荷寿司を合体させたような、
ゆるキャラ(?)がいます。


この出前講座で、
豊川市内の様々な公共施設に行かせていただきますが、
必ずそのポスターが貼られています。

9/5(いなりん)

昨日の勤労福祉会館内にも当然貼られていたわけですが、
非常に可愛い『いなりん』の後ろ姿が
描かれている事に初めて気づいて、愕然としました。

95.jpg

何たるグロい後ろ姿!

稲荷寿司のご飯を模している事は判るんですが、
どう見ても、背中から無数の卵を出産しているようにしか見えません(笑)
このインパクトは、なかなかのものです。
ちょっと『いなりん』を甘く見ていました。


そんな衝撃を受けた私が、
ふと視線を脇にやると、空のゴミ箱がありました。
9/5(ゴミ箱)

ところがその上には、
『ゴミ箱ではありませんので、ゴミを捨てないでください』という
信じられない貼り紙がしてありました。
しかもWで!


どう見てもゴミ箱にしか見えなかったんですが、
あれは一体何だったのか……
非常にモヤモヤしながら帰路についた私でした。
…う~ん、気になる(笑)


微笑亭さん太

考察 『猫の皿』

私は大雑把な性格なので、あまり細かい事は気にしないんですが、
落語を聞いていて、細かい事が妙に気になるなんて事があります。


古典落語に『猫の皿』という噺があります。
元々は小噺だという事もあって、
あっさり演れば、5、6分で終わってしまうような短い噺ですが、
ポピュラーな噺で、演じ手も多い佳作です。


『猫の皿』は、
道具屋の男が、とある田舎の茶店に立ち寄るところから始まります。
お爺さんがひとりでのんびりやっている茶店で、
その男がお茶を飲みながら休息していると、
縁台の下で、猫が一生懸命エサを食べているのが目に入ります。


猫嫌いの男でしたが、猫がエサを食べている器を見てビックリ。
それは『高麗の梅鉢』という高価な茶碗で、
捨て値で売っても、三百両はしようという代物です。


恐らくは、お爺さんがその価値を知らずに
猫のエサ入れに使っているのだと踏んだ男は、一計を案じます。
奥から出てきたお爺さんに『猫を三両で売ってくれ』と持ちかけ、
お爺さんは、そんな破格の話にびっくりしながらも了承します。


男は『ついでに、エサ入れに使ってる、その器もくれ』と頼みますが、
お爺さんは、かたくなに拒否します。
男が理由を尋ねると、『それは高麗の梅鉢という高い物なので譲れない』と。


騙し取る事に失敗した男が腹を立てながら、
「じゃあ何故そんな高い器で、猫にエサを食わせてるんだよ!?」
「ええ、この器で猫にエサを食わせておきますと、
不思議な事に時々、猫が三両で売れるんでございます」


この噺の結論は
『器を騙し取ろうと企んだ男が、一枚上手の腹黒いお爺さんの
【爺さんトラップ】にはまってしまって残念でした』

みたいな感じで結論づけられると思うんですが、
果たしてそうなんでしょうか?


この結論に到達するためには、
『お爺さんが、全てを承知の上でやっていた』というのが大前提となります。
本当にお爺さんは『確信犯』だったのかどうか、
それを一つ一つ、検証してみます。


お爺さんが、自分の持っている器が『高麗の梅鉢』であり、
非常に高価な物だという認識を持っていたのは間違いありません。
しかしその器を『エサ』にして、二束三文の野良猫を三両で売るという
『悪徳商法』を重ねていたかについては疑問が残ります。


まず第一に、そんな物でエサを食わせていたら、
価値を知っている人間に盗まれる危険性が大です。
この主人公の男は計略で騙し取ろうとしていましたが、
持ち逃げしたってよかったわけで、そういう危険性は常にあるわけです。


そして陶器の器ですから、割れる心配があります。
猫のエサの奪い合いで三百両がパーという可能性は
盗難の危険以上にあると思います。
お爺さん自身が、誤って蹴飛ばして割ってしまう可能性だってあります。


つまり、
『猫の餌入れとして高麗の梅鉢をキープしておく状況』というのは、
かなりリスキーな事だと言わざるをえません。
猫が三両で売れる事を期待するより、さっさと器を三百両で売ってしまった方が、
安全かつ合理的なのは間違いありません。


それでもなお、猫のエサ入れに使っているというのは、
案外このお爺さんは、『判ってない部分』があるのではないかと思います。
高い器だから、人にあげちゃったりはできないけど、
それを猫のエサ入れに使っていると、猫が三両で売れる理由について、
100%自覚していない気がするのです。


要するに、
『高麗の梅鉢を猫のエサ入れに使って、儲けてやろう!』
と企んでいるのではなく、
『よく判らないけど、何か猫が三両で売れるから、このままにしておこうか…』
その程度の認識ではなかったかと思うのです。
決して『確信犯』ではないのではないかと…。


この噺は、お爺さんが『有罪』か『無罪』かで考えると
『故意犯』であり『有罪』であると思われるような演じ方になると思うんですが、
私は『過失』の部分が大きく『ほぼ無罪』ではないのかと考えます。


『猫の皿』を知っている方も、知らない方も、
『お爺さんの罪』に関して、どう思われるのでしょうかね?


微笑亭さん太

尿意ドン!

長かった夏休みも終わってしまいましたね。
この夏に海水浴に行かれた方も多かったでしょうが、
は綺麗である事に越した事はありません。


海の汚染の程度や生物の状況などから
『海の健康度』を数値化して求める方法を
米国とカナダの研究グループが開発し、世界の約170の海域を調べ、
100点満点で評価したそうですね。


1位は86点で、南太平洋のジャービス島という、
南太平洋の米国領の無人島だったんですね。
以下トップスリーは全て無人島なんですが、
人間がいない方が海は綺麗というのは当たり前の話ですよね。


日本周辺の海はどうだったかというと、
100点満点中69点で、世界平均の60点を超え11位だったそうですね。
この調査、もしも7、8月に行っていたら、
きっと日本の順位はもっと下っていたでしょうね。
何しろその時期は、全国の海水浴場で子供たちが、
海の中でブルブルっとしてるでしょうからね…
海をトイレ代わりに使ってたら、順位も落ちるんじゃないですかね。


泳いでる途中に用を足してしまうのは、
子供の専売特許かと思っていたら、どうもそうではないみたいですね。
先日のロンドン五輪競泳で、金メダル4つ、銀メダル2つを獲得し、
五輪メダル獲得数を史上最多の22に伸ばした、
『怪物』と仇名されるマイケル・フェルプス選手が、
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、
『みんなプールの中でおしっこすると思うよ。
2時間も水中にいて、わざわざおしっこのために出たりしない。
競泳者にとっては普通の事さ』と、さわやかに答えて話題になりましたよね。


これは、メダル剥奪してもいいくらいのカミングアウトですが、
『塩素の消毒作用があるから大丈夫』と、
今いちフォローになってない事も仰ってました。
これを聞いて、日本の銭湯経営者の方が嫌な顔をしてたそうですね。
…ますます客足が遠のくと。


これからはフェルプス選手の仇名が、
『怪物』から『汚物』に変わってしまうかもしれませんね。
もっとも、外国人の9割は
トイレに行った後の手洗いをしないというデータもあるくらいですから、
日本人が騒ぐほど問題視されてないのかもしれませんね。


では、実際おしっこをするとどうなるのかという話ですが、
人の体から出た尿や汗、脂などがプールの中の塩素と結合すると、
クロラミンという物質が生成されるんだそうですね。
このクロラミンは、塩素臭や目の痛みを招く原因になるという事ですので、
プールの中で用を足すという行為は、まさに『イエローカード』なわけですね。


しかし、一旦そういう事を聞いてしまうと、
水泳選手の一挙手一投足が、全て怪しく思えてしまいますよね。


泳ぐ時のバタ足は、用を足した後、
ごまかすためにかき回してるんじゃないかとか、
選手が早く泳ごうとするのは、ライバル選手が用を足した時、
その選手よりも後ろで泳いでるのが嫌だからなのかとか、
シンクロナイズドスイミングの選手たちは、
する時のタイミングも一緒なのかとか、色々勘繰ってしまいますね。


こうなるともう、かつての北島康介選手の名言、
『チョ~気持ちいい~!』とか『何も言えねえ~』ってのは、
用を足した後の『素直な感想』なのかとさえ思ってしまいますね。


微笑亭さん太

あくまでも、事故責任

高齢者のドライバーに多いんですが、
アクセルとブレーキを間違えて、コンビニなどのお店に
突っ込んでしまうという事故が多発してますよね。


初めて行くお店だったりして、
迷いながら到着してホッとして気が緩むんでしょうかね。
駐車する時に、ブレーキを踏むつもりで
アクセルを思いっきり踏み込んでお店の中にド~ン!
…途端にカーナビが『目的地です』…


突っ込まれるお店の方もたまったもんじゃありませんから、
何か有効な防止策があるといいですよね。


江戸時代のお城のように、
コンビニの周りにを掘ってみてはどうですかね。
アクセルとブレーキを間違える車が続出しても、
全て水の底に沈んでくれるので、お店に実害はありませんよ。
濠に落っこちて、ずぶ濡れになって上がってきたドライバーに店員さんが
『温めますか?』と声をかけるという、
心暖まる光景が見られるんじゃないでしょうかね。


痛ましい交通事故というのは日々起こってたりしますが、
自動車メーカーの方も手をこまねいて見ているわけではなく、
事故を未然に防ぐ車の開発に力を入れてますよね。


富士重工業が開発した『アイサイト』なんて新技術は、
車載カメラが前方の歩行者や車を捉え、
近づくと自動的にブレーキがかかるというシステムなんですね。
これなら衝突事故はゼロになるんじゃないかというくらい
素晴らしいシステムに思えるんですが、
ただこのシステム、前方の物体との速度差が、
30キロ以内じゃなきゃ止まれないんですね。
という事は時速80キロで走ってる車でしたら、
時速50キロ以上で歩いている歩行者をはね飛ばす心配はないという事ですね。


一方、衝突した歩行者のダメージを減らす
『傷害軽減ボディー』の研究も進んでましてね。
車が歩行者とぶつかった場合、ボンネット越しに
内部のエンジンに頭を打ちつけて死亡する割合というのが高いんですね。


そこでボンネットの衝撃吸収性を高めたり、
エンジンとの隙間を確保したりして歩行者を守ろうという研究ですね。
衝撃吸収性を高めた方が安全なら、いっその事、
スライムみたいなブヨブヨのボディーにした方がいいんじゃないですかね。


歩行者にぶつかっても、みんな車体の中に吸収されていくという、
『妖怪・ぬりかべ』みたいな車なんですね。
下手なドライバーが運転して一回りして帰ってくると、
通りすがりの人が五、六人取り込まれて戻ってくるわけですね。


あと最近では、衝突時にあえてボンネットを跳ね上げて、
エンジンに頭を打たせない新技術が登場してきたようですね。
車が歩行者にぶつかってセンサーが衝撃を検知すると、
火薬式の機器が作動してボンネットが跳ね上がる仕組みになってるんですね。
思わず『たまや~!』と叫びたくなるようなシステムですが、
ボンネットに跳ね飛ばされた歩行者が、
壁に激突して死んじゃったって、それじゃ何もなりませんけどもね。


あるいは、ボンネットに跳ね飛ばされた歩行者が、
別の車のボンネットに当たってまた跳ね飛ばされ、
再び戻ってきてボンネットに跳ね飛ばされみたいな、
テニスのラリーのようなシュールな光景が見られるのかもしれませんね。


微笑亭さん太

ワイルドじゃない事故

今、最も売れてると言っても過言ではない芸人、スギちゃんが、
テレビ朝日の特別番組収録中に胸椎を骨折し、
全治三ヶ月の怪我をしてしまったようですね。


千葉県習志野市内のプールで
高さ10メートルの飛び込み台から着水した際、骨折したという事ですが、
芸人さんがバラエティ番組の収録中に怪我をするという、
こういったニュースは、定期的に起こったりしています。
そしてその手の報道を見るたびに、
私は非常に残念な気持ちになります。


よく芸人さんが番組で、無理矢理バンジージャンプをさせられたり、
ワニと対決させられているのを見た視聴者が、
『あれはけしからん!ひどい!』と、クレームを寄せる事があります。


それに対して若手芸人たちは、
『俺たちはイジられてナンボなんだから、余計な事を言わないでくれよ』
若干、『営業妨害』のように思う事もあるようです。
それで仕事をもらってるんだから、放っておいてくれよ、
というところでしょうか。


実際、『熱湯風呂』は、実は『適温』だったり、
『激アツおでん』も『食べごろの温度』だったりして、
芸人が熱がっているのは『演出』だという事はよくあります。
それはそれで面白く見られれば、成立している『やらせ』だと思っています。


ところが中には、『芸人はイジられてナンボ』という大前提を隠れ蓑にして、
かなり危険な事を強要している番組が存在している事も事実です。
そうやって作る『お笑い』は、果たして『お笑い』と言えるのでしょうか?


人間は『人の不幸を笑う』という性(さが)があると思います。
落語でも、例えば『愛宕山』なんて噺では、
お金に目がくらんで、狼が出るという深い谷底に降り立った幇間が、
帰りの事を考えてなかった事に気付いて、狼に食われるんじゃないかと
慌てふためく様子を見て、お客さんは笑います。
『岸柳島』なんて噺では、
渡し舟の上で威張りちらしていた若侍が、向こう岸に置き去りになり、
今まで大人しくしていた舟の客たちが、侍に向かって一斉に悪口を浴びせます。
ところが、その侍が川に飛び込み
舟底に穴を開けにくるようだと知った途端、大騒ぎになります。
そのめちゃめちゃうろたえる客たちの様子に、お客さんは笑うわけです。


人は『自分が安全圏に置かれている状況での人の不幸』というのは
面白がるものだと思います。
そういった法則を利用して作られた
落語や漫才、コントのネタは、実に沢山あるでしょう。


でもそれは、現実に起こってないから、
悲惨な状況になってないからこそ、安心して笑えるものだと思います。


『愛宕山』の幇間が、
狼の群れに寄ってたかって無残に食われるところを見て笑えないでしょうし、
『岸柳島』の客たちが、
舟を沈められて、『助けて~!』と叫びながら
全員が溺死するところを見て大爆笑なんて事はないと思います(笑)


やはり、あってはならない事は、
あってはならないのです。



今回の事故でも、テレビ局は安全対策は万全だったと言ってますが、
仮にそうであったとしても、『起こってしまったらアウト』なんだと思います。
『努力をしたから、結果が悪くても勘弁してね』という理屈は、
この問題に関しては通じないと思います。
『安全に終える』、その結果が全てなんだと思います。


スギちゃんの一日も早い回復と、
テレビ局の猛省を期待したいと思います。


微笑亭さん太

取りつく島がある

夏の甲子園大会も終わりましたが、
将来のプロ野球を担うような逸材が沢山出てきて、
野球ファンにとっては、これからが楽しみですね。


以前、石垣島にある日本最南端の高校、八重山商工が
春夏連続で甲子園出場をはたして話題になった事がありました。
21世紀枠以外で、離島の高校が甲子園に出場するというのは、
高校野球の歴史において初の快挙となったわけでして、
素晴らしい事ですよ。


しかし、そこに到達するまでには、
『若者の島からの流出』なんという
深刻な問題を抱えた茨の道だったようですね。


部員もたった22人ほどしかいなくて、
これは甲子園に出場する高校としては異例の少なさですよ。
紅白戦やって審判出したら誰も残りませんからね。
場所も島ですから、デカい当たりのホームランを打つと、
全て海に落ちてしまうという…


決して条件のよくない離島の学校でも、
これだけ頑張ってるんですから、
たまには、この石垣島で大会を開いたらどうですかね。
しかも地元に敬意を表するために、
地元の有名な品々を巧みに織り込んでいくわけですよ。


石垣島といえばサトウキビとパイナップルが有名ですから、
バットがサトウキビ、ボールがパイナップルですよ。
試合中に選手が『ちょっと疲れたな~』と思ったら、
バットをかじれば、程よい甘味が口の中に広がって
リフレッシュ出来ますよね。


ただ、ボールが少々デカいんで、
試合中、万が一頭に当たると死んでしまう恐れがありましてね。
…これを『果実致死』と言うそうですが。


応援団がスタンドで、
物を叩いて音を出して応援してたりしますけど、
石垣島は鰹節も有名なので、みんなが2本づつ手に持った
鰹節を叩いて応援するんですね。
ただ、それを脇から狙ってる、
イリオモテヤマネコには気をつけないといけませんが…
あと、豚も有名なので、疑惑の判定なんかが出た時には、
ブーイングもバッチリなわけですね。


こんな感じで地元を盛り上げていけば、
必ずやフジテレビが、石垣島を舞台とした
『Dr.リトー』ってドラマを作ってくれるんじゃないでしょうか。


微笑亭さん太
微笑亭さん太 プロフィール

微笑亭 さん太

Author:微笑亭 さん太
愛知県豊田市在住
豊橋落語天狗連所属

公演依頼される方は、
090-8133-6921
にお電話下さるか、
hohoemiteisanta@yahoo.co.jp
あるいは、
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp
までメール下さい。

アマチュア落語家として高座に上がる一方、創作落語を執筆し、自ら演じたり、プロの師匠方にも提供しています。寄席、イベント等に呼んでいただければ、喜んで駆けつけますので、よろしくお願い致します。

『悪質商法撃退落語』『振り込め詐欺防止落語』『認知症落語』『納税推奨落語』『男女共同参画落語』などの、特定のテーマの落語口演も致します!

また、イベントの司会、台本や原稿等の執筆依頼も受け付けておりますので、お気軽に御連絡下さい。


●エフエムとよた
【ラブィート演芸 楽市・落語】パーソナリティ
日曜日午後6時~6時半(隔週担当)放送中!


《受賞歴》
平成16年 『六人の会』主催 
第1回全国落語台本コンクール
最優秀賞

平成20年 落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成21年 国立演芸場主催
漫才・コント台本コンクール
最優秀賞

平成21年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
3位入賞

平成22年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
奨励賞受賞

平成24年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞

平成24年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成25年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
藤本義一賞受賞

平成25年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作(2期連続)

平成27年 落語協会主催
落語台本コンクール
最優秀賞

平成28年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞(2期連続)









微笑亭さん太 『団塊居酒屋』(さん太・作) 動画

団塊居酒屋 前半

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『オトナの試験』『恋するオ・ト・メ』『短パン刑事』『同窓会』 桂かい枝師

『身投げ橋』 春風亭昇太師 五明楼玉の輔師

『人面瘡』 春風亭小朝師 桂三木男師 鈴々舎風車師 千原ジュニアさん

『茂造の恋』 春風亭小朝師 五明楼玉の輔師

『お伽村』 林家木久蔵師

『豆腐小僧』 春風亭小朝師 林家正蔵師

『トイレ革命』 三遊亭亜郎師

『こくせん』『幸せの指南書』『改訂版・寿限無』 林家ひろ木師

『地球最後の日』 三遊亭丈二師 三遊亭吉窓師

『罪を憎んで・・・』 月亭遊方師

『かごめかごめ』 桂文雀師

『転校生』柳家小せん師

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