大須ぎず、少なすぎず

昨日は大須演芸場の、
『やせがえるの会』に出演してきました。
『楽語の会』の皆さん、総出演の豪華な寄席で、
その中に混ぜていただき、一席演ってきました。

10/30(大須・高座)

『相撲場風景』       夢の家くっか
『お血脈』         槍太家志ょ朝
『家見舞』         竜宮亭無眠
『雑俳』          お好み家喜楽
『鹿政談』         川の家河太朗
『やかん』         道楽亭かね平
『堀の内』         丸芳楼宇ん鵲
『夢八』          南遊亭栄歌
―仲入り―
『天災』          古都家雄助
『楽しい動物園』      微笑亭さん太
『秘伝書』         隣乃玄張
『井戸の茶碗』       若鯱亭笑天


先月10日にも『寄席ONEなごや大須亭』で
大須演芸場に出たばかりなんですが、
その時には、大須の席亭は、寄席には一切感心なく
ヘッドフォンでず~っとテレビをご覧になってました。

10/30(大須・テレビ)

今日はさすがに違うだろう、
お客さんに愛想のひとつも振りまいてるだろうと思って行ったら、
やはりヘッドフォンで、録画しておいた
片平なぎさ主演の2時間ドラマをご覧になってました。
…10日の日から、全く動いてないとか?

心配された台風の影響もなく、
演芸場につめかけた80名弱のお客さんは、とても温かく、
3時間半に及ぶ長丁場の寄席を、
最後まで楽しんで下さってました。


寄席が佳境に入ってきた頃、
テレビの前を見ると席亭の姿が無かったので、
これは会場の中に入って、皆さんの芸を見て、
『素人もなかなかやりおるわい』と、うなってらっしゃるかと思いきや、
クロスワードパズルに夢中になってらっしゃいました。
どうしても、寄席には興味が持てない席亭のようです。

10/30(大須・パズル)

わざわざ遠くから見に来て下さった
珍歌さんも交えての打ち上げも楽しく、
ご一緒させていただいた皆さんに、感謝、感謝です。


微笑亭さん太
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オチオチ、落語もやってられません

新約聖書の『マタイ伝』第3章の一節に、
『人形は顔が命、落語はサゲが命、アントニオは顔が猪木』という
有名な言葉がありますが、
落語にとってサゲというのは最も大切なものと言われますよね。


少し前に、爆笑問題のやっている番組で、
『漫才にオチは必要ないんじゃないか』という議論をしてました。
そういう問題提起に対して、出演していた芸人たちも盛んに頷いてました。


大体、ネタ構成というのは、後半へ行けば行くほど
笑いも多く盛り上がるように作るものですが、
実は、サゲの直前が一番盛り上がっていて、
サゲの瞬間には、明らかにトーンダウンしてるものが多いんですね。


これは、ネタを収束させるためには仕方がない事なんですが、
総じて『うまい事言う系』のサゲの付け方が多いですよね。
本ネタでは凄くシュールだったり、
エキセントリックだったりするネタを演っていた若手漫才コンビが、
サゲになると急に、『…○○だけに、△△や』みたいな、
昭和テイストぷんぷんでサゲてたりするんですよね。


落語も、古典・新作問わず、そういう噺が多いな~と思います。
かつて、古今亭志ん生師は、
『ウケてるうちに高座を下りないと、下りられなくなっちゃうよ』
後輩たちに仰っていたそうですが、
最近は、その意味がよく判るような気がします。
ウケてるうちに下りるというのは、実に難しいと思います。


ですから、上方落語の、
『…ワ~ワ~ゆうております』でサゲるのは、凄く正しい気がしますね。
例え途中で切ったとしても、一番盛り上げるギャグをポ~ンと言って、
客席がワ~ッと大爆笑したところで終わる、
これに勝るものはありませんよね。


特に江戸落語に多いんですが、
サゲを判らせるために、マクラで丁寧に説明するというのがあります。
『三枚起請』や『ねずみ穴』を演る場合なんかがそうですね。
でも、そんなに苦労しても、サゲを聞いたお客さんは、
『…へえ~、そうなんだ~』止まりで、笑いは、まず生まれません。
そこまで苦労して、サゲを演る必要があるのかな~と、
私は昔からそう思ってました。


私はそういう場合、サゲを変えてしまいますが、
みんながみんな変えてしまったら、
本来のサゲが判らなくなってしまいますから、
それはそれで問題なんでしょうね。


一番良いサゲは何か?
それは、サゲを言う前に時間切れでお囃子が流れて、
聞いてるお客さんに『今の噺のサゲは何だったんだろう?』と、
ず~っと気にさせておくというのが、一番印象に残るサゲですね。
…って、昨年の池田の大会のワシかいっ!(笑)

微笑亭さん太

ヘクトパスカルな寄席

昨日は幸田町民会館にて、
『第3回 こうた寄席』に出演してきました。
一昨年、幸田町から声をかけていただいて始まったこの寄席も、
今回で3年連続という事になり、大変にありがたい事です。

10/28(こうた・高座)

昨年は、思いっきり台風の日に当たってしまい、
開催が危ぶまれました。
何とかギリセーフでやったんですが、
会館の回りの道路の信号は、強風のためほとんどマヒしていて、
警察官の方が出て交通整理をしていた事を思い出します。


今年は大丈夫だろうと思っていたら、
またまた台風がやってきているようで、
どうも『こうた寄席』は、『嵐を呼ぶ寄席』のようです。


『はんどたおる』         橘亭郵便箱

『崇徳院』            鶴橋減滅渡

『楽しい動物園』         微笑亭さん太

10/28(こうた・行列)

開演1時間前から沢山並んで下さって、
130名を超えるお客様方は、仲入りの時に出された
美味しい日本茶と和菓子を堪能して帰られました。
……あれ?落語は?

10/28(こうた・客席)

ここの寄席は、スタッフの方々も熱心ですし、
お客さん方も、毎年本当に良いお客さんです。
わざわざ遠くまで来て下さった、ふりかけさん、はんどさん、
ありがとうございました。


来年も、4回目があるといいな~と思いました。


微笑亭さん太

ご指名で~す

いよいよドラフト会議ですが、
4年前、『ハンカチ王子』として
一躍時の人となった斎藤佑樹投手が、
今回、ドラフトにかかりますよね。


4年前の人気は凄くて、特に少し年配の御婦人方に大人気でした。
というのも、ちょうどヨン様ブームが少し下火になって
『次なる獲物はどこかにいないかしら?』とターゲットを物色している所へ、
恰好の獲物が登場したわけでしてね。
彼は狼の群れに放り込まれたいたいけな子羊も同然でしたからね。
今は、あの時ほどの人気はないわけで、
『半価値王子』くらいになっちゃったんでしょうかね~?


でもまあ斉藤君も、
ハンカチで汗を拭いて絵になるのは今のうちだけですよ。
20年もしたら、喫茶店に入って
オシボリで顔から足から脇の下まで拭いてしまうという、
単なる『オシボリ親父』になっちゃいますからね。


しかし、再びハンカチ王子がブームになりますと、
他の小道具を持つピッチャーが現れるんじゃないですかね。
例えば『携帯投手』なんてんで、
マウンドの上でも携帯電話を手離さないピッチャーが現れて、
球種のサインもメールでやり取りするわけですね。


『次はフォークボールで勝負だ』なんてメールを
キャッチャーに送ったつもりが、
間違えて相手チームの監督のメルアドに送っちゃって、
思いっきり狙い打ちされたりして。
ホームランを打たれてマウンド上でガックリする彼の携帯には
『この馬鹿野郎!』ってメールが2万通ほど、
スタンドから一斉に送信されるわけですね。
バッターだけじゃなくて、お客さんからも『滅多打ち』状態でしてね。


野球界だけじゃありませんよ。
他の業界にも小道具ブームが訪れて、
色んな小道具を持った人達が出てくるんじゃないかと思いますね。
ハンカチじゃなくて、常にタオルを持った
『タオルボクサー』なんてボクシング選手が現れましてね。
相手にパンチを浴びせられ攻め込まれた時には、
いち早くタオルを投げる事ができるという、大変に便利でしてね。


そうかと思うと『スプーン医師』なんてんで、
常にスプーンを持っているお医者さんが登場しましてね。
昼食の時なんかは割り箸を使わずに、
そのマイスプーンで食事をするという
地球に優しいお医者さんでね。


コーヒーに砂糖を入れる時も、患者さんの薬を調合する時も
全てそのスプーン一本でこなしましてね、
しかも手遅れの患者さんが来た時にはすぐに
『さじを投げる』事が出来るという。
これはなかなか、便利じゃないでしょうか。


微笑亭さん太

第2回 社会人落語日本一決定戦・番外編

行かれた方はよくお判りでしょうが、
池田の予選会場は、人の出入りが激しいです。
皆さん、お目当ての噺家さんを求めて会場を回りますので、
一席終わると、客席が総入れ替え的な場合もあります。

ですから、次に上がる人の邪魔にならぬよう、
人の出入りが完全に済むまで、お囃子を流し続けます。
落ち着いたところで演者が上がり、演っている最中は、
途中入場させないように、スタッフの方々が気を配って下さいました。


私の出たコミュニティーセンターの話ですが、
演者が上がって1、2分した頃、
スーツ姿のおじ様が駆け込んで来て、中に入ろうとしたんですね。
当然、スタッフの方に止められまして、
『すみません、ご遠慮下さい』
『そんな事言わんと、入らせてえな』
『いえ、終わるまで待って下さい』と強固に止めるスタッフに一言、
『ワシは審査員や!』…この会場の審査員の方が、トイレから戻ってこられたところだったんですね。
これは…入れないわけにはいきません。スタッフも苦笑いでした。


私が高座を終えて建物の外にいると、
話しかけてきて下さった方がいました。
『自分、オモロかったな~』
『あ、そうですか、ありがとうございます』
『あれ、テッパンネタやろ?何べんもかけてるやろ?』
『え、ええ、まあ、何回かは…』
『せやな~。せやろ思うたんや。せやなかったら、あないに喋られへんわ。
自分、イケる思うてるやろ?決勝はもろたくらいに思ってんのとちゃうん?』
『いやいや、とてもそんな事は…』
『正直ゆうたらええやん。あないウケてんねんから。
決勝進出コメントとか考えてんのと違うか~?』
……え~っと、私はあなたと初対面ですよね?
『20年来の親友』とかではないですよね?
明らかに年上の私にも、『フレンドリーな口調』で話しかけてくれる
大阪のお兄さんに出会いました。


予選の夜、昨年の名人である『五月家ちろりさん』のやられているお店、
『ちりとてちん』にお邪魔しました。
無眠さんや虎や志さんを始め、色んな方が沢山いらっしゃって楽しかったです。
私が2階のお座敷に入っていくと、
『何や、来たんかい』…フレンドリー兄さんがいました。


落語の知識も豊富で、落語についてアツく語ってらっしゃるんですが、
とにかく私は、この方が誰なのかが判りません。
『…出場者の方なのかな?…誰か、この人の芸名を呼んでくれないかな…』
そんな事を考えながら、『自分、どない思う!?』と、
盛んに切り込んでくるフレンドリー兄さんのトーク攻撃をかわしていました。


スキを見て、周りの知っている方々にこっそり、
『すみません、あの方は誰なんですか?』と聞いてみたんですが、
誰も知らないんですね。
じゃあ、親しげに話していた
ちろりさんなら知ってらっしゃるだろうと聞いてみると、
『私も知らんのよ。せやから、誰かこの人の芸名呼んでくれへんかな~って』
…彼女も私と全く同じ事を考えてました。
結局、誰だったんだろ?(笑)

お店には、審査員を務めてらっしゃった桂枝三郎師匠と三歩師匠が、
たまたま飲みに来られていました。

池田(枝三郎師と)

枝三郎師匠は、お酒好きの、とても楽しく良い方で、
ここでは書けない事とか、書けない事とか、
書けない事まで沢山話して下さいました。
師匠、飲みにまで連れていっていただき、大変お世話になりました。

池田(記念撮影)

色々な方々のお陰で、
楽しい思い出が沢山できて、心から感謝しています。


唐突ですが、明日の告知をさせていただきます。

第3回 こうた寄席

10/28(木) 午後7時~ 木戸銭¥800(ティータイムあり)
『第3回 こうた寄席』 幸田町民会館・あじさいホールにて(0564-63-1111)
出演・橘亭郵便箱 微笑亭さん太 鶴橋減滅渡

今年で3年連続となる『こうた寄席』です。
寄席の責任者の方から、『大いに宣伝して下さい』と頼まれてますので、
どうか皆さん、お越し下さい。
仲入りには、美味しいお茶が飲めますよ。
…そこが売りかい!(笑)


微笑亭さん太

第2回 社会人落語日本一決定戦・後編

10月24日、決勝の当日、
今年もまた、石橋の『アゼリアホール』
落語を演らせてもらえるという無上の喜びを感じつつ、
予選を勝ち上がった10名が、次々と楽屋入りしてきました。

池田(楽屋)

『時そば』           二松亭ちゃん平
『天狗刺し』          千里家圓九
『老婆の休日』        浪華家勝平
『手水廻し』          立の家猿之助
『楽しい動物園』       微笑亭さん太
『三方一両損』        喜楽亭笑吉
『お婆ちゃんのお手玉』   芸乃虎や志
『つる』             にしゃんた
『青菜』             甲家達痴
『鰍沢』             ぽんぽん亭遊月

池田(行列)

思えば去年は、予選と決勝が一日だったので、
バスに乗せられて、予選会場からこのホールへ
拉致同然に連れてこられて、ついた途端に、
『…はい、じゃあ20分後に決勝始まりますんで』という、
スタッフの容赦ない言葉の洗礼を受けた覚えがあります。
今年は2日間なので、リハーサルもあったりして、
比較的余裕がありましたね。

池田(アゼリア客席)
池田(アゼリア高座)

皆さん、色んな大会のチャンピオン経験者といった猛者揃いですから、
とても落ち着いてらっしゃいました。
ゆっくりと着物を着る猿之助さんを、『さすがだな~』と思って見ていると、
「アカン、ワシ、襦袢より先に着物着てもうた」との言葉が。
「アンタ、何してんねん。落ち着きいな」と苦笑いする圓九さんは、
着物より先に羽織を着ようとしてました。
…チャンピオンたちも緊張するんですね。

皆さんの出来が本当に良く、客席は爆笑の連続、
他の方がウケを取るたびに、キュッと心臓が縮む思いでした(笑)


私は5番目でしたが、
創作とはいえ、大阪で江戸落語を演る事には、
常に抵抗感というものがあります。
…果たして大阪のお客さんに、受け入れてもらえるのだろうかと。
予想以上に笑っていただいて、
私としては、それなりに満足の高座でした。
今年はちゃんと、サゲまで言えましたしね(笑)


…あ、そういえば、『昨年のネタのサゲは何だったんですか?』
私に聞いてこられた方がいらっしゃいました。
昨年は時間切れで、サゲ前で、強制的に引きずり下ろされましたからね。
きっとその方は一年間、『…あの創作のサゲは何だったんだろう?』と、
悶々とした日々を送ってらっしゃったんでしょうね。
私から『熟女たちの宴』のサゲを聞かされ、
一年ぶりにお通じが来た人みたいな、すっきりしたお顔をされてました。


審査結果は、皆さんご存知の通り、
『名人』が芸乃虎や志さん、2位が浪華家勝平さん、3位が立の家猿之助さん
私は『奨励賞』をいただきました。
3位までの入賞はかないませんでしたが、これだけのメンバーの中で、
一応、賞をいただけたという事は、
本当に感謝しなければいけないと思います。
応援して下さった方々、ありがとうございました。

池田(奨励賞)

余談ですが、会場に来られた方はよ~くお判りでしょうが、
『司会者』がひどかった…いや、ちょっと残念でしたね。
特に女の子の方は、グダグダの噛みまくり(笑)
客席からも失笑の連続で、審査員の三枝師や染丸師から、
『マジのダメ出し』をされてました。
『にしゃんたさん』を『にゃ~んたさん』と読んだ時には、
会場全体から『何でやねん!!』というツッコミの声が聞こえた気がしました。
…飼い猫かっ!


もしも、この大会の審査対象に『司会者』も入っていたら、
彼女は間違いなく
『2代目・名人』になっていたでしょうね。


2年連続で賞をいただけたのは、ラッキー以外の何物でもありません。
とても楽しい、池田での2日間でした。


微笑亭さん太

第2回 社会人落語日本一決定戦・前編

23日、24日の土日、大阪の池田へ行き、
『第2回 社会人落語日本一決定戦』
に出場してきました。
昨年に続き開催されたこのイベント、
アマチュア落語家にとっては、待ちに待った『お祭り』です。

池田(落語みゅーじあむ)

全国からの応募者288名の中から、
ビデオ審査を通過した161名が6会場に分かれて予選を行い、
その中から10名が決勝へ進出します。
持ち時間は10分、これは落語にとっては、なかなか厳しい時間です。


私は昨年、この大会で、時間切れの大失態を犯しながら、
3位に入賞させていただいたという、超ラッキーな大会でした。
前回は全く『ノーマーク』だったからよかったんですが、
今回は『前科』があるため(?)ハードルが高くなるであろう事は、
覚悟しながら会場に向かいました。

池田(Cセンター前)

私の出場した場所は『コミュニティーセンター』というところで、
27名が振り分けられていました。
この中から決勝へ出られるのは、1名か2名という、狭き門です。

池田(Cセンター高座)

私は自作の『楽しい動物園』をかけました。
良いお客さんで、結構笑っていただいたと思うんですが、
その程度では、決勝に残るのは至難の技です。
控え室で待つ演者たちは、当然、会場の空気が気になります。
高座を終えた人が戻ってくるたび、
「お客さん入ってた?重かった?ウケた?」
…何だか、予防注射を終えた後の小学生みたいな状態になってました。


全員が落語を終えると、懇親会となり、
桂三枝師匠や、池田市長が来られて、決勝進出者の発表です。


一人一人、名前が呼ばれるたびに、演者たちから歓声とため息。
『今年はダメかな…』諦めかけたその時、
「次は、『びしょうていさんた』さん!」
……あ~去年も、この発表の時、芸名間違えられたな~と、
そんな事を思い出してました。


やはり素直に嬉しかったです。
メチャメチャ嬉しかったです。
昨年も、この決勝メンバーに名前を呼ばれた時の事は、
鮮明に覚えてます。

池田(決勝10名)

その後、呼ばれるメンバーの凄い事!
立の家猿之助さん、芸乃虎や志さん、千里家圓九さん…
他の大会のタイトルを総ナメにしている横綱クラス
次々と名を連ねてきました。


とにかく明日の決勝は、悔いのない高座を務めたい、
そんな事を思いながら、池田の一日目は終わりました。


微笑亭さん太

デキの悪い人間たち

サメの歯は次から次へと生えてくるみたいですが、
人間の歯というのは、一度しか生え変わりません。
人の歯も、何度も生え変わるようなら、
虫歯っぽくなったらどんどん抜いちゃえばいいから楽ですよね。
寝たきり老人になっても、白い歯がキラリ!なんてのは、
一度お目にかかってみたいですよね。


このように、歯はもちろんの事、
もうちょっとうまく出来てればな~なんて思う
体のパーツはいくらもありますよね。


『足の小指』なんかでも、どうしてあんなに
『タンスの角にぶつける構造』になってるんでしょうかね?
足の小指の外側に、バンパー的な物をこさえるわけには
いかなかったんでしょうかね?
『肘』だって、デスクの縁にぶつけて、
痛さを痛感するためだけにあるような気がしますしね。
また他の部分よりも特別痛いってのが腹立たしいですよね。


「髪の毛ってさ、何のために生えてるの?」
「頭を守るためだよ」
その理屈で言うと、薄くなってきた方は、
『徐々に頭を守る必要がなくなってきたから』という事になってしまいますよね。
頭は一生守る必要があるわけですから、次々と生えてきてほしいですよね。


あと『汗』も、何であんな悪臭を放つように出来てるんでしょうかね。
もう少し芳しい香りを出してくれればいいんですけどね。
「もう最悪~!ウチの課長って汗っかきだからさ、
そばを通ると必ず『レモンライムの香り』が漂ってくるのよ」
「ウチの専務もさ、中年オヤジだから、『キンモクセイ臭』が凄いのよ」
「あの、フローラル系のオヤジたちは、何とかしてほしいわよね~」
なんてんで、会話の中だけでも、
何となく爽やかな感じがしますよね。


人間のパーツの中でも、
実によく出来てるな~と思うのが手ですね。
指も含めて、かなりオールマイティな動きをしますからね。
ただ、それだけ万能な動きをするなら、着脱式で、
『ロケットパンチ』みたく飛ぶようになってたら便利だったでしょうね。
そうすれば、高いところにある物とか、遠くにある物とか、
その場にいながら取れますしね。
プレイボーイの方なんかは、女の子を十人くらいはべらせて、
一番端の女の子からいっぺんに、ギュッと肩を抱き寄せる事も出来ますしね。


ただ、お母さんが料理を作ってて、
うっかり鍋の中に自分の手を落としてしまって、
色んな意味で『手料理』になってしまったりとか、
お医者さんがうっかり、患者さんのお腹の中に手を忘れてしまって、
手抜きのオペだったって事がバレちゃったりなんて弊害は、
起こってくるかもしれませんね。


微笑亭さん太

御津校門

昨日は御津(みと)の二つの小学校で落語を演ってきました。
商工会議所から依頼を受けて作った、
税金に関するネタを、子供たちの前で披露してきました。

10/21(南部小学校)

最初に減滅渡さんが上がって『犬の目』を演ったんですが、
客席アンケートをしたり、指名した子供に『寿限無』を言わせたりといった、
ヘルさんお得意の『コミュニケーション落語』で、
がっちりと小学生のハートを、わしづかみにしてました。


本当に素直な良い子たちばかりで、
噺の途中でヘルさんが、
『…そこに木戸があるやろ?』と、下手奥を指差すと、
ほとんどの子供たちが、その方向を振り向いてました。
…本当には無いからね。


さて自作の『税金家族』ですが、
先日、商工会議所のお偉いさんたちの前で演った時は、
そこそこ感触は良かったんですが、
果たして小学生にウケるかどうか、かなり心配でした。


いざ演り始めると心配は杞憂で、
子供たちは、とてもよく笑ってくれました。
特に『小学生対策』としてネタに折り込んだ、
『ドラゴンボール』や『ポケモン』、『マリオ』などのネタが、
予想以上にヒットしてくれて、とても演りやすかったです。


中でも、ボケ気味のお爺ちゃんを捕まえて、
『ボケモン、ゲットだぜ!』というネタは、
本当に爆笑してくれました。
…商工会議所のお偉いさん方には、全くウケなかったんですけどね。


東海地区の小中学校の先生方、
税金落語やりに行きますから、是非呼んで下さいね~


微笑亭さん太

『沢尻さん、旦那さんとは別れたんですか?』 『別離…』

チリ鉱山落盤事故で救出された後、世界中に
自分の愛人を紹介する形になっちゃったジョニ・バリオスさんですが、
愛人のスサナ・バレンスエラさんが、
インタビューに答えて、その後の事を語ってましたね。


静養先の病院を退院した後、
妻がいるコピアポ市内の自宅に顔を出してから、
近所のスサナさん宅に向かったバリオスさんを彼女は、
セクシーな格好で出迎えたらしいですね。


彼女いわく、
『私はヒョウ柄の下着を着けて、ベッドに来た彼を驚かせたの。
彼のターザンに対して、私はジェーンでありたかった。
彼はベッドで、私を失望させなかったわ』と
放送コードギリギリの発言をされてたようですね。…さすがです。
でも、チラッと彼女の映像を見た限りでは、
『ヒョウ柄』より、『ウシ柄』が似合いそうな感じに見えましたけどね…。


日本で最近脚光を浴びてきた新手のビジネスとして
『別れさせ屋』というのがありますよね。
依頼人が別れたい、別れさせたいと思っている相手に
素性を偽って恋愛関係を結び、破局工作を行って報酬を得る商売ですが、
問題も多いようですね。


夫を愛人と別れさせたり、
DV男と別れる事ができたといった成功例もある一方、
こじれて殺人事件にまで発展するケースもあるわけです。
第一『そんなに成功するのか?』という疑問もありますが、
この商売、『着手金』『成功報酬』に分かれてまして、
失敗しても着手金は手に入るわけですから、
結構成り立ってるんですね。


最初に着手金さえもらってしまえば、
森三中みたいな女性工作員を使ってても判らないわけですね。
…『そりゃ失敗するだろう』みたいなね。


そのうち、別れそうな男女を再びくっつける
『別れさせない屋』なんてのも出てくるかもしれませんね。
冷めてしまった相手に近づいて、
『もう一度、あの人の良いところを見つけてみようよ!』とか、
『他に好きな男ができた?何言ってんの、相手変わったって一緒だよ。
もうちょっと今ので我慢してみようよ』なんてんで、
工作員が別れさせない工作をしてくれるという商売も、
成り立つんじゃないでしょうかね~。


微笑亭さん太

旗迷惑な話

最近、市民権を得つつある言葉の一つに、
『死亡フラグ』というのがあります。
これは、映画やドラマなどで登場人物が、
そういう行動を取った後に死んでしまう確率が非常に高い、
いわば『お約束』に近い言動の事です。


例えば、ヤクザが足を洗う事を示唆したり、
寡黙な人が、急に身の上話を始めたり、
厳格な人が、優しさを見せるなどですね。


戦争で『無事に帰ってくる』とか、
『生きて帰れたら結婚してくれ』などと約束をしたり、
『もし帰れたら、小さな店を開きたいんだ』とか、
『この戦争が終わったら結婚するんだ』などと
ささやかな夢を語るなどもフラグです。
また、一緒に戦う仲間たちに、
『ここは俺に任せて先に行け!』などと叫ぶのも、
典型的な『死亡フラグ』ですね。


我々、落語の世界でも、この後必ずウケないという、
『スベりフラグ』が存在するんじゃないかと思います。


①『高座がお食事会の席だ』
これはもう、『逆テッパン』ですね。
美味しい料理を前にしたら、落語なんか聞いてる場合じゃありませんからね。
ウケた試しがありません。

②『寄席の会場が野外だ』
やはり落語は、お客さんを室内に監禁して、
退路を断ってから聞かせるものですから、
野外では、辛くなったら逃げられてしまいます(笑)
他に楽しそうな事が、お客さんの目に映り、
集中力が散漫になってしまいます。

③『世話人の人だけが、やたら熱心だ』
どこかの寄席で、我々の高座を見て、
「この面白さを、是非とも他の皆さんにも伝えたい!」と、
アツいスピリッツで呼んで下さるんですが、
現場に着くと他のお客さんは、『…何で落語なの?』みたいな冷めた空気の中、
世話人の方の目だけが爛々と輝いている状態ですね。
こういう場所というのは、大抵終わった後、世話人の方が来て、
「いや~、私・は、面白かったですよ~」と言われる率が、異様に高いです。

④『さほど興味の無い人が最前列に座っている』
不思議なんですが、これもよくあるんですよね。
興味がないなら来なければいいし、来たにしても後ろに座ればいいんですが、
なぜか最前列のど真ん中とかに座ってる人がいるんですよね。
で、開演前の演者紹介の時点から力尽きて爆睡しだして、
終演のお客さんの拍手まで起きなかったりして。
最後まで、動機と目的が判らない方がいたりするんですよね。

⑤『明らかに、2時間我慢できそうにない子供が座っている』
やはり落語は、基本的に『アダルトな芸能』ですから、
子供さんには無理な部分が多々あるんですよね。
段々退屈してくるから、ゴソゴソしだすんですが、
それを、一緒に来ているお母さんが注意したりするんですよね。
「…ケンちゃん、静かにしなさい…静かにね」
子供ですから、言う事聞きません。そのうちに、
「もう、静かにしなさいって言ってるでしょう!
お母さんだって我慢してるんだから!」
なんて言ってるのが聞こえると、
死にたくなります。

⑥『他の人と著しく、笑いのツボが違う人が前列に座っている』
お客さんが笑ってくれるのは良い事なんですが、
時々、『…何でそこで笑うの?』と聞きたくなるような方が、
座ってたりする事があるんですよね。
他のお客さんたちも、その人の『笑いのツボ』のおかしさに気付き始めますので、
ふと気付くと、高座の我々よりも、
その人の方が注目を集めちゃったりするなんて事がありますね。

⑦『日本舞踊とカラオケ大会の間に、落語が組み込まれている』
…これはもう、プログラム見ただけで無理ですね(笑)
お祭りの高座なんかでは、実によくある事ですが。


こんな『スベりフラグ』を、ちょくちょく経験しながらも、
我々は、めげずに頑張ってま~す。


微笑亭さん太

あとの祭り

昨日は天狗連の月例寄席でした。
毎年10月は『豊橋まつり』の翌日にあたる事が多いので、
お客さんが薄い印象があります。


『締め込み』            望々亭みるく

『目黒の秋刀魚』          若鯱亭笑天

『家見舞』             微笑亭さん太

『持参金』             鶴橋減滅渡


ところがいざフタを開けてみると、
開演前に満席状態!
そこからはもう、当然の事ながら立ち見のラッシュ。
『…皆さん、他に行くところは無かったんですか?』と、
思わず聞きたくなるような状態でした。
10月の月例では珍しい超満員でした。

月例(笑天さん)

『楽語の会』からゲストの笑天さんは、
アウェイの高座で演りにくかったと思いますが、
それをものともせず、豊橋のお客さんを、
爆笑の渦に巻き込んでました。


私は久々に『家見舞』をかけました。
このネタは営業などでは時々かけるのですが、
下品にならないようにサラッと演るのが、
なかなか難しい噺です。
今日はずいぶんと、お客さんに助けられました。


今日は本当に、
お客さんの入りといい、内容といい、とても良い寄席でした。


微笑亭さん太

今昔、廓噺

昨日は『楽語の会』の皆さんと終日ご一緒で、
中川区の塩竃神社での『日置塩竃カッパ寄席』と、
大府駅前・地蔵院での『大府駅前寄席』に出演してきました。


『寄合酒』         竜宮亭無眠

『江戸荒物』        川の家河太朗

『離婚式』         微笑亭さん太

仲入り

『みどりの窓口』      若鯱亭笑天

『幾代餅』         若鯱亭夢輔

10/17(塩釜)

この寄席は、今回で2回目だそうですが、
お祭りとカブりまくってる中、
100名を超えるお客さんに入っていただきました。
無眠さん、河太朗さん、笑天さん、皆さん素晴らしい高座でしたが、
夢輔さんの『幾代餅』は特筆すべき素晴らしい出来でした。
吉原の華魁と真面目な男との純愛噺に、
お客さんも満足して帰って行かれた事でしょう。


終演後は、すぐに車で移動して大府へ。
『大府駅前寄席』は、地蔵院というお寺で
毎月開かれている月例寄席です。
こちらも地元のお祭りとカブっていたんですが、
25名ほどのお客さんが来て下さいました。


『セリーヌ漫談』      川の家河太朗

『さよなら動物園』     竜宮亭無眠

『替り目』         若鯱亭夢輔

仲入り

『転失気』         若鯱亭笑天

『熟女たちの宴』      微笑亭さん太

10/17(大府)

レギュラー出演の河太朗さんは、
よく行かれるお店で働いている、日本国籍を持たない
『セリーヌちゃん』とのアバンチュール(?)を、
この寄席で毎回ネタとして話されるそうです。
今回も『社長サン、ナンデ来テクレナカッタノ!?』と、
小指を噛み切られそうになった話
喜々として話してらっしゃいました。


『社長サン、マタ来テクレル?』
『行くよ、もち!』
…これもある意味、現代の『いくよもち』と言えますね。
外国人女性と素人噺家の純愛噺(?)に、
お客さんも満足して帰って行かれた事でしょう。


微笑亭さん太

精密奇怪

機械を発明するのは人間ですが、
その『創造主』である人間が、『創造物』である機械に、
凌駕される日なんてのが、来るかもしれませんね。


女流将棋界の第一人者、清水市代女流王将
今年の世界コンピュータ選手権で優勝した『激指』など、
4種類のソフトを組み合わせた『あから2010』というシステムと対戦し、
86手で破れてしまったそうですね。


チェスに比べると、将棋というのは、
『取った駒の再利用』というのがあるだけに、
コンピュータが人間に勝つのは難しいと言われていたんですが、
ついに、という感じもありますね。


ちょっと前に、関西大学の研究チームが、
笑いの程度を数値化して、独自の単位『aH(アッハ)』で表す
『笑い測定機』なる物を開発しましてね。
胸や腹などに張り付けたセンサーで、
笑う際の横隔膜の振動を感知して数値化する仕組みなんですね。
1秒あたり5アッハ以上あれば『爆笑』という事になってるそうでして。
…全く、余分な物を発明してくれましたよね(笑)


で、この機械の恐ろしいのは、いくら笑っていても、
作り笑いの場合にはアッハの数値が上がらないそうでしてね。
日本に古来より伝わる『愛想笑い』という名の、
雅な文化を真っ向から否定するような、困った機械ですよね。


笑いのツボというのは人それぞれですし、
笑い方というのも人それぞれですよね。
我々なんか時には、笑う力がほとんど残ってない年齢層の前で
落語を演ったりする事もありますからね。
…片頬がピクッと動いたら大爆笑、みたいな。
『笑い測定機』より、よほど正確かもしれないですね。


この機械、特許を出願中で、
万歩計のように携帯化を目指してるそうでしてね。
これは容易ならざる事態ですよ。
この『笑い測定機』が携帯化され、
それを会社の上司とかが持ってたら、かなり困りますよ。


「課長、最近また痩せられたんじゃないですか?」
「判るかい、佐藤君。ウチはさ、貧乏だからなかなか太れないんだよ。
『貧乏肥満なし』と言ってね」
「あ、面白いですね、ハハハ…」
「…佐藤君、君、今の愛想笑いだろ?
見てごらん、『笑い測定機』の数値が、1アッハしかないよ」
「え?あ、いや…あ、あの、課長はプロ野球はどこのチームのファンなんですか?」
「プロ野球?私はね、ロッテのファンだよ」
「ロッテですか?珍しいですね~」
「そうなんだ。何を血迷ったかロッテファンになっちゃってね。
『血迷って(千葉ロッテ)マリーンズ』と言うぐらいだからね」
「ハハハ…ハハハ…!」
「…佐藤君、数値が0・2アッハに下がってるよ」
なんてんで、これは人間関係ギクシャクしそうですよね~。


微笑亭さん太

阪神半疑な勝ち方

今年のプロ野球は、セパ両リーグとも稀に見る大激戦で、
終盤ギリギリまで、ペナントの優勝チームが判らなかったですよね。
クライマックスシリーズも、どこの球場で行われるのかが、
なかなか確定しなかったりして、
球団関係者の方々も、やきもきされたでしょうね。


今日からセリーグは、
クライマックスシリーズのファーストステージが始まりますが、
場所が甲子園球場という、ドーム球場ではないため、
最短、『1試合で終わる可能性』があるそうですね。


これどういう事かというと、
仮に初戦を阪神が勝ったとして、
2戦目、3戦目が雨天中止になった場合、
そのまま阪神が、ファイナルステージ進出になるようですね。
これは、予備日が一日しか用意されてないため、
3戦目が中止になった時点で、予備日に巨人が勝っても、
『1勝1敗』にしかならず、2位の阪神にアドバンテージがあるため、
そういう事になるそうですね。


ですから阪神は初戦を勝った時点で、選手全員で
『雨乞いの儀式』とか始めるかもしれませんね。
…それはそれで、見てみたい気が(笑)


今はペナントで優勝しても、
クライマックスシリーズを勝ち抜かないと
日本シリーズに出られないというのが、なかなか悩ましいところですよね。
Aクラス3チームが戦っている間、
Bクラス3チームは暇ですから、いっその事、
『逆クライマックスシリーズ』をやったらどうですかね。


両リーグの下位3チームが戦って、
負け残ったチーム同士が、『日本12位』を目指して
死闘を繰り広げるわけですね。
これ、負けた方は落ち込みますよ。
チーム全員真っ暗になって、まさに『暗いマックス』ですよ。


最下位だったチームは、
リトルリーグのチャンピオンチームあたりと、入れ替えたらどうですかね。
そうしますと翌年は、
プロの球団がリトルリーグに混じってプレーするわけでが、
これは結構大変だと思いますよ。
実力的に、プロが雲泥の差なのは当たり前なんですが、
ちょっと盗塁したりすると、『子供相手に真剣か?』とか
『大人げない』なんてヤジを飛ばされるから、やりにくいですよ。


意外に低迷して、『朝日ケ丘ビッキーズ』の下に、
『横浜ベイスターズ』とかきちゃったりすると、かなり辛いものがありますよね。
…それで身売り話が出てるのかな?


微笑亭さん太

獣医一秒、ケガ一生

かみつきザルが捕まり、
クマが施設に立てこもり、
イノシシが海を渡ったりと、
動物に関するニュースが、最近多い気がしますね。


高齢化社会と言われて久しいですが、
今や、動物園の動物たちにも『高齢化』の波が押し寄せているようですね。
というのも、飼育技術の情報交換が進んだ事で、
環境作りや餌やりが工夫されたため、
飼育動物全体が長生きの傾向にあるんですね。
しかも戸籍上だけじゃなくて本当に生きているわけですから、
飼育員の方々の、健康管理に対する気遣いは、
並々ならぬものがあるようですね。


多摩動物公園には、クレヨンで絵を描く事で知られている
『モリー』という、メスのオランウータンがいますが、
彼女は世界最高齢の58歳なんですね。
彼女の場合は、青梅3キロと氷砂糖を、
黒酢に一ヶ月漬け込んだ物を食べさせているそうですから、
『やずや』も『皇潤』も不要なわけですね。


井の頭自然文化園にいる、
63歳になるアジアゾウの『はな子』は、
歯が1本になっちゃったもんですから、
噛まなくても食べられるようにと、細かく切った青草に
リンゴ、バナナを混ぜて団子にした物を与えてるそうですね。
ほとんど介護食みたいなものですけど、
この『はな子』が認知症にかかって暴れだした日には、
どうなることかという一抹の不安は常にありますよね。


長寿動物は他にもいまして、
静岡の日本平動物園には30歳になる
『ジョッキー』というオオアリクイがいるんですが、
寝てばかりいるので、最近ちょくちょく、
アリにたかられてるそうですね。


熊本には、やはり30歳になる
『トウチャン』というシロクマがいるんですが、
お爺ちゃんになったせいか、
最近黒い毛が生えてきたという噂ですね。


『鶴は千年、亀は万年』と言いますが、
実際に万年生きているカメが動物園にいたら、人気者ですよね。
自分の甲羅についた傷を見せながら、
「…これこれ、この傷じゃよ。
ワシが昔、海岸で子供たちから殴る蹴るの虐待を受けとった証じゃ。
浦島さんも、良いお人だったが、ワシより先に死んでしもうたからな~」
なんてんで、遠い目をしながら語って聞かせたりするんじゃないでしょうかね。


微笑亭さん太

お先に同乗

チリの鉱山の落盤事故で、
やっと救出作業が始まったようですね。


早く地上に出たいと思うのは人情ですから、
順番で揉めたりしないかと心配してましたが、
皆さん、先を譲って紳士的なようですね。
ただこれ、一番最初に助けられる人は勇気がいりますよね。
トラブルが起きるとしたら、一番最初の可能性が大ですからね。
…それで順番を譲ったの?(笑)


猛暑日続きの今年の夏、お酒の好きな方は、
ビヤガーデンなんかに出かける機会も多かったんじゃないかと思います。
帰りは当然、タクシーのお世話になるって方も多いわけですが、
タクシー乗り場というのも、
トラブルの起きやすい場所の一つですよね。
何しろ遅い時間帯になりますと、
お酒が入ってる方が多いですから、
順番争いなんかの些細な事で、マジゲンカになるなんて事もありますよ。


ちょっと前の出来事なんですが、
タクシーの乗車を巡って、3人の男性が口論の末、
殴りあいになり、逮捕されたという事件がありましてね。
54歳の男性会社員が、
『どうぞ先に行ってください』などと順番を譲ったところ、
34歳の男性2人が『いえいえ、あなたこそどうぞ』と、
乗車を譲り合って話がまとまらず口論となり、
最終的に殴り合いのケンカになったらしいんですね。


普通、先を争ってケンカになるものですが、
全く真逆のパターンでケンカになるというのは珍しいですよね。ケンカする前に、
「…ショートコント、タクシー乗り場にて」
とでも言っておいたら、『ダチョウ倶楽部』の新ネタみたいですよね。
「どうぞ、どうぞ、どうぞ!」
「いやいや、そちらこそ、どうぞ、どうぞ、どうぞ…」
 譲り合ってケンカになって、最後は、
「ダメだ、こりゃ!」
と、ドリフ風に落とすという、コントの王道パターンですよ。


しかし、我先にではなく、相手に譲るという
チリの人たちみたいな優しい心を持った3人のケンカですから、
リアルに見てみたかった気がしますね。
「だから、お先にどうぞって言ってんだろ、コラァ!」
「遠慮なくお乗り下さいって言ってんのが、聞こえねえのか、ああん?」
「下手に出てりゃいい気になりゃがって、
『お譲りします』とか、調子こいてんじゃねえぞ、このボケ!」
なんてんで、非常に『紳士的なケンカ』が繰り広げられたと予想できますね。


あと、ケンカの結末も見てみたかったですね。
殴り合いのケンカの末、勝った人が、
「二度とタクシーの順番を譲ろうとするんじゃねえぞ」と、
グッタリした相手をタクシーに乗せるなんというのは、
実にシュールな光景ですよね。


この3人、幸か不幸か、留置場で一晩、
仲良くお泊りという事になったわけですが、
翌日帰るためにタクシーを呼んでもらったら、
『俺が先に乗る!』ってケンカを始めたりしてね…
恐らく、本当にこの3人を殴りたいのは、
タクシーの運転手さんなんでしょうね。


微笑亭さん太

あなたの力になります

タバコが値上がりして禁煙された方もいると思いますが、
とかく健康の大敵に上げられるタバコですが、
実は長生きされてるヘビースモーカーも結構いるんですね。


確かにタバコは、体に物理的な打撃を与えるんですが、
タバコを吸う事で気分がリフレッシュする事も事実なんですね。
『病は気から』という言葉もあるように、
『気』の力というのは大切なんでしょうね。


風水や占いの流行に伴い、
『パワースポット』のブームというのが続いてますね。
エネルギーが得られる場所として、神社仏閣や山、
戦国武将縁の地なんかが、パワースポットと言われる事が多く、
『富士山』、石川県珠洲市の『聖域の岬』、長野県伊那市の『分杭峠』が、
『日本三大パワースポット』と呼ばれていて、
毎日沢山の人たちが押し寄せているようですね。
本当に日本人というのは、
『努力しないで幸せになれる方法を探すためなら、
どんな努力もできる』
って方が多いですからね。


「パワースポットがいいって言うから、
伊勢神宮とか出雲大社とかを巡って歩いてみたら、
持病の肩こりや腰痛がなくなったのよ。
やっぱりパワースポットって効くのね~」
なんてな事を仰ってるオバ様がいましたが、
それはただ、運動量が増えたので
血行が改善しただけじゃないかと思うんですけどね~。


パワースポットに行く事自体はいいんですが、
人が集まってくると、中にはマナーを守らない方というのが
必ず出てくるんですね。
伊勢神宮に行くと、御神木に竹が巻いてあるんですが、
これは害虫予防じゃなくて、
パワースポット信者が樹皮を剥いてしまうためだそうでして。
パワースポット自体がパワーを奪われているという、
本末転倒な状況が方々であるわけですね。


しかしこういう類の事というのは、
女の子は『大好物』ですからね。デートに誘う時に、
「ねえ、お稲荷さんにお参りに行こうよ」
と言っても絶対にOKしてくれないでしょうが、
「ねえ、パワースポットに行こうよ」と言えば、
喜んでついてくる事間違いないんじゃないですかね。


微笑亭さん太

忘れられない、忘れた思い出

一昨日の『寄席ONEなごや大須亭』の打ち上げで権太楼師に、
『今まで落語で、失敗されたり忘れちゃったりした事はありますか?』
命知らずな質問をしたところ、
『そんな事は毎日だよ、ハッハッハッ…』と笑ってらっしゃいました。


大抵は、うまくごまかしてしまうわけですが、
『ごまかしようがない致命的な失敗はありましたか?』
さらに伺ったところ、とある寄席で、
『金明竹』を演っていた時の事を話して下さいました。


『金明竹』というネタは、
上方弁の早口でまくしたてる口上が入っていて、
そこが聞かせどころでもあり、ネタの命です。
『その口上を都合4回言うわけだけど、
その4回目で、全く言葉が出てこなくて真っ白になっちゃったんだよね~』
…これは困ります。ごまかしようがありません。


『それで、どうされたんですか?』
『そりゃもう仕方がないからさ、
《…次は、のいる・こいるです!》って言って、下りちゃった』
…いきなり舞台を譲られた、のいる・こいる師匠はビックリされたでしょうね(笑)
さすがは、百戦錬磨の権太楼師匠(?)


そんな風に、高座で真っ白にならないように、
一生懸命稽古をして、臨む予定の寄席の告知をさせていただきます。


10/17(日) 午後2時~ 木戸銭無料
『塩竃寄席』 名古屋市中川区・塩竃神社にて
出演 若鯱亭夢輔 若鯱亭笑天 微笑亭さん太 竜宮亭無眠 川の家河太朗

10/17(日) 午後6時半~ 木戸銭¥500
『大府駅前寄席』 大府駅前・地蔵院にて
出演 若鯱亭夢輔 若鯱亭笑天 微笑亭さん太 竜宮亭無眠 川の家河太朗

全員『かけもち』で、
一日中、『楽語の会』の皆さんと、ご一緒させていただきます。


10/18(月) 午後7時~ 木戸銭¥100
『月例寄席』 豊橋市神明町・『あんくるとむ』にて
出演・望々亭みるく 若鯱亭笑天 微笑亭さん太 鶴橋減滅渡

ゲスト出演の笑天さんとは、二日連続ご一緒ですね。
やはり5月にゲスト出演された無眠さんに続いて、
豊橋のお客さんを爆笑の渦に巻き込んで下さるでしょう。


10/28(木) 午後7時~ 木戸銭¥800(ティータイムあり)
『第3回 こうた寄席』 幸田町民会館・あじさいホールにて(0564-63-1111)
出演・橘亭郵便箱 微笑亭さん太 鶴橋減滅渡

今年で3年連続となる『こうた寄席』です。
寄席の責任者の方から、『大いに宣伝して下さい』と頼まれてますので、
どうか皆さん、前売りを買って下さい。
仲入りには、美味しいお茶が飲めますよ。
…そこが売りかい!(笑)


微笑亭さん太

第4回 寄席ONEなごや大須亭

昨日は大須演芸場にて、
『寄席ONEなごや大須亭』に出演してきました。
今年で4回目を数えるこの寄席、
初回から皆勤賞で出していただいてるのは、嬉しい限りです。


耐震基準を満たしているかどうか不安になる建物、
狭くて老朽化した楽屋、
お客さんが出入りしても我関せずと、
ヘッドフォンでテレビを見続ける足立席亭…やはり大須演芸場は魅力的です。


『元犬』       三流亭今壱

『悋気の独楽』    桜ん坊恋歌

『不動産屋』     香車亭龍鶴

『離婚式』      微笑亭さん太


第1部はアマチュア、
第2部は柳家権太楼師の独演会という構成になっています。
私の出た第1部の目玉は、
終演後の権太楼師の『ありがたいお話』です。

10/10(大須・権太楼師)

10/10(大須・正楽師)

要は高座上で、我々出演者にダメ出しをしてくれるんですが、
何度経験しても、心臓がバクバクします。
ボロクソ言われるのは悲しいですが、
適度に、傷つかない程度にはイジってほしいような、
『プチSM』な気分になります(笑)
とりあえず、お客さんが笑って下さったお陰で、
キツいダメ出しもなく、ホッとしました。

10/10(大須・打ち上げ)

2部の権太楼師は、『くしゃみ講釈』『文七元結』で、
満員の客席を大爆笑と感動の渦に包んでいました。
権太楼師や正楽師をまじえての
打ち上げにも参加させていただき、大変楽しかったです。


来て下さった、こだまさん、ふりかけさん、うめセンセイ、
HISさん、陽子さん、高橋クリニックのお二人、
大阪から来て下さったスゥ。さんご夫妻、天狗連の方々、
ありがとうございました(漏れてる方いたらすみません・笑)


微笑亭さん太

秋祭りへ、レッツ豪雨!

昨日は、豊橋の御幸神社のお祭りにて、
減滅渡さんと一席づつ演ってきました。


天候が最悪で、洪水警報が発令され、
警戒水域を超えた川を横目に見ながら現場に向かいました。
果たしてこの最中に、お祭りなんかやってるのだろうか…?
我々が心配しながら神社に到着すると、
そこで目にしたものは、
すっかりデキあがったオジサンたちでした。

10/9(御幸・歌謡ショー)

落語の前が、きらびやかな歌謡ショーだったんですが、
それが終わると、歌謡ショー目当てで来ていたオバ様たちが、
『この後、落語がありますから聞いていって下さい!』という
役員さんたちの絶叫を背中に、サッサと引き上げていきました。


客席の半分以上の方がいなくなってしまったんですが、
それでも、『残ってくれている人たちのために頑張ろう!』と思っていたら、
その方たちのほとんどは、
落語の後に行われる、『町民演芸大会』の出場者の方々でした。
つまり我々の落語は、
『歌謡ショー』と『町民演芸大会』の間に挟まれた
『ローテーションの谷間』みたいなものですね。

10/9(御幸・ヘルさん)

肝心の落語の方ですが、
一生懸命聞いて下さってた方も沢山いらっしゃったんですが、
いかんせん、最前列で、
大声で世間話をしながら酒宴を開いているオジ様方がいて、
ちょっと残念な感じになってしまいました。
まあ、お祭り高座は仕方がないですね。


毎年、こういう高座を経験すると、
『ああ、秋がやってきたんだな~』と感じます(笑)


微笑亭さん太

写真忘るべからず

蓮舫行政刷新担当相が、
ファッション雑誌のために国会議事堂内で写真撮影に応じ、
問題化してますよね。


掲載された雑誌は、
『VOGUE NIPPON 11月号』という事なんですが、
普段は攻撃的イメージのある彼女も、
この件では野党から集中砲火を浴びて防戦一方、
身を守るために、『防具』が欲しいでしょうね。


この一件に関して、
国会で蓮舫行政刷新担当相を追求した片山さつき議員ですが、
彼女も以前、国会で雑誌の撮影の取材を受けていて、
『同罪』だという事がバレちゃってましたね。


子供の頃、よくブーメランの練習をしてたんですが、
一度も手元に戻ってきた事がありませんでした。
あの時、片山さつきさんに手ほどきを受けていたら、
『見事に手元に戻ってくるブーメラン』
会得できていたかもしれませんね。


しかしこの問題、
蓮舫大臣だったから問題になったんでしょうね。
同じ国会議員であっても、
あの元金メダリストあたりが、柔道着で撮影の取材を受けて、
『YAWARA NIPPON 拾壱月号』(そんな雑誌あるのか?)
とかに出ても、誰も問題視しなかったでしょうね。


元金メダリストも、ここはひとつ奇をてらって、
寄席に来て写真撮影をしてみたらどうですかね。
必然性はあると思いますよ。
何しろ落語も、柔道の締め技も、
落としたら勝ちですからね。


微笑亭さん太

アイデアを生み出す採尿

化学賞に続いて文学賞もという事で、
期待が集まっていた村上春樹さんでしたが、
惜しくも、ノーベル文学賞を逃したようですね。
作家というのは、常にアイデアを生み出し続けなければならないわけですから、
大変な商売ですよね。


アイデア商品といった物は、日夜生み出されてるわけですが、
今は『エコ関連』の商品が多いようですね。
そんな中、水と油の分離特性を利用して、
油の消費量を従来の半分以下に節約できるという
『ウォーターフライヤー』なる物があるんですね。


これは、同一槽に水と油を入れ、
冷却装置を使う事で上下に温度差をつけ、
水と油の境界は常に55℃に保たれているんですね。
従って、高温の油の下の水の中で、
金魚を泳がすこともできるという優れものなんですね。


実際展示会では、天ぷらを揚げながら、
その油の下で金魚を泳がす
という
デモンストレーションを行ったんですね。
これ、絵的には凄いんですが、
『揚げカス』と『金魚のフン』の区別がつかないような状況が
ちょっと困りものですね。


しかも上で『魚フライ』とか揚げてたら、
下の金魚たちは気まずいですよね。
カラッと揚げられる仲間たちを見ながら、
「俺たちも死んだら、ああなっちゃうんだぜ…」なんてな事を、
戦々恐々としながら、仲間内で話してる事でしょうね。


科学の分野は日進月歩ですが、
実に様々な事が日夜研究されているようですね。
少し前の話ですが、
立命館大理工学部の研究グループが、人の尿から発電し、
要介護者などの尿漏れを知らせるセンサー装置を開発したらしいですね。


尿自体を電解液にして発電する仕組みのため、
湿気で誤放電する恐れもないという、
安全性にも優れているそうです。研究グループは、
『尿成分を使った発電装置は、今までに例がなかった』
成果を強調してますが、そりゃそうでしょうね。
例がないというより、誰も研究しようとしなかったんでしょうけどね。


この装置、百円硬貨大の尿電池と4センチ四方の送信機、
手のひら大の受信機のセットで、1ミリリットルほどの尿で、
約3メートル先まで、数時間にわたって電子信号を送れるそうです。
おむつに装着すれば、尿漏れ感知器にもなるらしいですね。
人の尿というのは、元々通電しやすいみたいですね。
そういえば、オシッコした後、ブルブルッとなるのは
電流が走ってる証拠なんでしょうね。


苦労して発明された装置ですから、
この開発過程をドラマ化してみたらどうですかね。
以前、沢尻エリカ主演で『1リットルの涙』という
大ヒットドラマがありましたが、彼女も復帰した事ですし、
『1ミリリットルの尿』なんてドラマが作られるかもしれませんね。
この発明を発展させていけば『アテント』が、
『携帯型バッテリー』としての役目を果たすようになる日も
近いんじゃないでしょうかね。


微笑亭さん太

のど飴も、ノーベル

鈴木章・北海道大名誉教授ら3名が、
ノーベル化学賞を受賞されましたね。
またまた日本人からノーベル賞受賞者が出たという事で、
おめでたい限りですよね。


言うまでもなくノーベル賞というのは、
誰もが知っている超有名な賞ですが、実はもう一つ、
『イグノーベル賞』という、いわば、
裏のノーベル賞があったりするんですね。


これは、『人を笑わせ、考えさせ、誰も真似出来ない業績』に対して
贈られる賞なんですね。『反』の意味を持つ接頭語、
『イグ』を頭につけてのネーミングなんですが、
選考委員は過去のノーベル賞受賞者が務めていたりして、
満更ウケ狙いだけというわけではないんですね。


1991年に賞が創設されて以来、日本人も数多く受賞してましてね。
初受賞が1992年の神田不二宏さんて方の
『足の悪臭の原因となる化学物質の解明』に対してなんですね。
この方の達した結論というのが、
『自分の足が臭いと思っている人の足は臭く、思ってない人のは臭くない』
…この結論に対して贈られる賞ですから、
おおよそ賞の性格が判りますよね。


1995年に受賞した渡辺茂さんは、
『ハトを訓練して、ピカソとモネの絵を区別出来るようにした』という事でして。
ハトがピカソの絵には反応せず、
モネの絵を見た時だけ反応するんですね。
どうして判るんだろうと思ったら、モネの絵の裏側だけに、
豆が貼り付けられてたらしいですけどね(ウソ)


1997年には、あの『たまごっち』が受賞してるんですが、もう一つ、
『様々な味のガムを噛んでいる人の脳波の研究』でも受賞してるんですね。
噛んでいるガムの味によって色々と脳波が違うそうですが、
中で、味気な~い感じの脳波を出している人がいましてね。
何を噛んでいるんだろうと思ったら、
砂を噛んでいたそうですけどね。


2003年には、『銅像に鳥が寄り付かない事をヒントに、
カラスを撃退出来る合金を開発』
した事で受賞しましてね。
ヒ素が含まれている銅像には、鳥が寄り付かないんだそうですね。
当然、ヒ素にはカラスも寄り付かないわけでして。
結論として、カラスの害に悩んでいる地域では、
街頭に林真○美さんを立たせておけばいいという事になるわけですね。


実はこのイグノーベル賞、
2005年に、あのドクター中松も受賞してるんですね。
ドクター中松が受賞したって聞くと、何かそれだけで、
にわかに『怪しい賞』の雰囲気が漂っちゃいますよね。
彼の研究は、『35年間、自分の食事を撮影し、
食べた物が脳の働きや体調に与える影響を分析』したんですね。
その結果、『食事の影響は3日後に出る』という結論に達したんですね。
つまり、焼き芋を食べたら、
3日後におならが出るって事ですよ。


この結論は正しいらしいですね。
その証拠に、あの『ジャンピングシューズ』を発明した日の3日前には、
何か悪い物を食べたらしいですからね。
それを聞くと、納得って感じになりますよね。


微笑亭さん太

実るほど お腹をたれる メタボかな

随分と涼しくなってきて、
いよいよ『食欲の秋』到来というところでしょうか。
全く下戸の私ですが、大の甘党ですので、
大福だのケーキだの、ついつい沢山食べてしまいます。


人間はポテトチップスやケーキといったような、
脂肪分を多く含む食べ物を欲しがる傾向がありますよね。
太った方は特にそうです。
実は人間には、『甘い』、『辛い』などと同じように、
『脂肪』という味覚を持っていて、
これが肥満とも関係しているようなんですね。


実験により、ほとんどの人が脂肪酸を舌で認識できたそうで、
この感覚が鋭敏な人は、鈍感な人よりも、
脂肪分の摂取量が少ないという事が判ったそうですね。
普通の人は脂肪の摂取が『もう十分』と感じれば、
食べるのを止めるようになってるんですが、
太ってる方というのは、いつまでも食べてましてね…
見てる回りの方が『もう十分!』みたいな状況になっちゃうわけですよ。


肥満が深刻な社会問題となっているといえばアメリカですが、
先頃、ニューヨーク州が炭酸飲料に、
『肥満税』なるものを課税する方針を打ち出して、
物議を醸しましたね。
つまり、肥満の大きな原因は、
砂糖を多く含む炭酸飲料だという事で、
1缶につき11円程度の課税をしようというんですね。


これが導入されれば、飲むのを控える方も増えるでしょうから、
せり出したお腹も、税金のお蔭で小さくなったりしてね…
それで『ぜい肉』と言うんでしょうね。


でも、中にはギリギリの生活をしていて、
税金の分が払えないという方も出てくるかもしれません。
「そういう方はどうするんですか?」ったら、
「炭酸飲料の税金ですから、『ゲップ』で払います」
と言ってましたけどね。


微笑亭さん太

舐めたマネします

万能細胞と言われる『iPS細胞』の発明者、山中教授が、
残念ながら、ノーベル賞を逃したようですね。
次回は是非、取れるといいですね。


医療の世界というのは日進月歩で、
様々な常識が変化するという事もありますよね。


昔は擦り傷をするとガーゼをあてて厳重に殺菌しましたが、
最近ではガーゼはあまり使わないんだそうですね。
ガーゼをあてない方が、
自然の治癒力を引き出せるからだそうです。


以前、アメリカのオハイオ大学が、
『仲の良い夫婦は、ケガが早く治る』という研究結果を
発表した事があるんですね。
夫婦仲がいいという事は、
それだけ楽しい暮らしをしているという事になりますから、
それが自然治癒力のスピードを早めるという事になるんでしょうね。


ですから夫婦仲が悪いご家庭では、
ケンカをして、奥さんに出刃包丁で刺されちゃった時は、
『お前、愛してるよ…愛してるよ~』って、ず~っと言い続けてれば、
傷の治りも早くなるんでしょうね。


「そんな怪我、ツバつけておけば治っちゃうから」なんてな事を、
お母さんあたりから言われた方も多いと思います。
この『傷口にツバを塗る』という『治療法』は、
まさに『マユツバもの』だと思っていた方も多いかと思いますが、
そうでもないようですね。


口の中に傷ができると、
唾液に含まれる『ヒスタチン』というタンパク質の一種が、
別のタンパク質と結合して、歯肉細胞を増殖させて傷をふさぐ事が、
最近の研究で判ったようですね。
単なる言い伝えではなく、傷口にツバを塗ると、
本当に早く治る事が医学的に証明されたわけですね。


ですから今後、『それでは治療を開始します』と言って、
お医者さんや看護師さんが、患者の患部を舐めまわし始めるなんて光景が、
見られるかもしれませんね。


「どうしたんですか?まあ、血が出てるじゃないですか。
今、私が舐めてあげますから」
「い、いや、僕はいいですよ」
「ダ~メ!舐めた方が早く治るんだから。優しく舐めてあ・げ・る」
なんてな事を、男同士でやったりしてね。
ただこの方法、
『痔の治療』にだけは、絶対に取り入れられないと思いますけどね。


微笑亭さん太

ミツバチの血液型はBee型

長野市郊外の飯綱高原で開催されていたマラソン大会で、
参加者がハチに刺されるという事件があったようですね。
マラソンの参加者の小学生18人、大人15人の計33人が
スズメバチに頭などを刺され、長野市内の病院に運ばれたんですが、
いずれも軽傷という事は、不幸中の幸いでした。


物のありがたみというのは、
無くなってみると気付くとよく言われますが、
スイカやメロン、イチゴといった、
様々な果物や野菜の受粉に使われているミツバチの不足が、
かなり深刻化しているようですね。


そういった作物を作っている農家というのは、
養蜂家からミツバチを買って畑やハウスに放ち、
花粉の交配に使っているんですね。
というのも、手作業での受粉には限界があるもんですから、
農家にとって、ミツバチは無くてはならない存在なんですね。


このままミツバチ不足が続くと収穫にも影響して、
作物の値段の高騰という事にもなりかねません。
一昨年は燃料費の値上がりで苦しんだ農家が、
今度はミツバチ不足という事で、
これじゃ『泣きっ面にハチ』ですよね。


何故こんなにミツバチが不足しているのかというと、
オーストラリアで伝染病が発生して、
農林水産省が女王バチの輸入を全面禁止した事が、
大きな原因と言われてます。
ミツバチというのは大きな群れを形成していますが、
中で女王バチというのは一匹しかいないんですね。
ハチの巣を覗いてみると、一匹だけ体が大きくて、
ムチとロウソクを持ってますから、
『あ、これが女王様だな』って、すぐに判りますよ。


で、この女王バチが卵を産んでいるわけですから、
女王バチ不足というのが、
延いては働きバチ不足という事に繋がっていくわけですね。
ですから今緊急に、
世のサラリーマンの方々を雇おうという話も出ていますね。
彼らも日頃、『働きバチ』と呼ばれてますからね。


ミツバチの窮状を見るに見かねたアシナガバチが、
『俺たちが助けてやろう』と救いの手を差し伸べたそうでして。
今や『足ながおじさん』と呼ばれているそうですね。
大切な物を表すことわざで『虎の子』というのがありますが、
これからは『ハチの子』と言い換えようという話も出ているくらい、
ミツバチは貴重なものになってきてるんですね。


蜂蜜というのは非常に体に良い健康食品に数えられていますが、
ミツバチがいなくなれば、当然蜂蜜も不足してきますよね。
そのせいで近頃、ディズニーランドのプーさんが
やつれたという噂もあるくらいです。


さらに、ミツバチの入った巣箱の盗難も相次いでいるようですね。
ミツバチ不足に悩む農家に、きっと高値で売りつけるんでしょうね。
ですから今警察の方でも、ミツバチの盗難を防ぐために、
養蜂家と頻繁に情報交換をして、連絡を『ミツ』にしているようですね。
でも、盗むといっても物が物ですから、
盗む方にもそれなりの覚悟がいりますよね。


ミツバチ窃盗団のアジトに警察が踏み込んで、
「お前達がミツバチを盗んだんだろ!?」
「ミツバチを盗んだ?さあ、何の事だかさっぱり判りませんね~」なんてんで、
思いっきりあちこち腫れあがった顔でしらばっくれても、
一発で犯人だとバレちゃいますからね。


微笑亭さん太

自作他演

昨日は、名古屋の
『ぱんとまいむ寄席』に出演してきました。
天狗連の月例寄席に似た雰囲気の会場で、
5月に初めて出していただき、今回が2回目の出演です。


『団塊居酒屋』          微笑亭さん太

『まめだ』            竜宮亭無眠

(仲入り)

『笑う看板』           若鯱亭笑天

『竹の水仙』           微笑亭さん太


基本的に、2名で2席づつというパターンの寄席ですが、
今回は3名という事で、私が2席演らせていただきました。
4席中、3席が新作という珍しい番組内容でした。

10/2(P寄席・無眠さん)

芸域の広い無眠さんは、
誰が聞いても古典にしか聞こえない『まめだ』という小品を
そつなくこなしておられました。
やはり、ダテにタバコを12カートン、
買いだめしたわけではありませんね(関係ない)

10/2(P寄席・笑天さん)

笑天さんは、微笑亭さん太・作の『笑う看板』を演られました。
自分の作品を、他人がかけるのを聞くのは、
楽しみでもあり、ドキドキしますね。
私の書いた物を、笑天さん流にアレンジされ、
なかなかの出来になっていたのではないでしょうか。


私は自作『団塊居酒屋』と『竹の水仙』を演りました。
『団塊』もよく笑って下さったんですが、
『竹の水仙』は、本当によくお客さんがついてきてくれました。
古典でも、自分が結構手を入れたネタを笑ってもらえると、
嬉しさもひとしおです。


また是非、この寄席に出していただきたいですね。


微笑亭さん太

歌詞状態になりそうな歌

愛知県犬山市で、
スクールバスの運転手さんが、園児を乗せて運行中、
運転席近くに座っていた園児が『ドレミの歌』を歌ったのにつられ、
『ドは毒殺のド レは霊きゅう車のレ ミは皆殺しのミ』などと歌って、
問題になりましたよね。


運転手さんは不適切だったと反省し、
園児たちに今後は歌わないことを約束し、
園児にも歌わないよう求めたらしいですが、
これはまた…難しい問題だと思いますね。


もちろん、不適切だと言われれば、不適切に決まってるんですが、
テレビやネットで、もっと過激な情報が野放しになっている中、
『そこに目くじら立てますか?』という寛大な意見も、
あるにはあるわけです。
子供たちを『無菌状態』で育てるのは、
果たしてベストなのか?という事なんでしょうね。


年代や地域によって異なったりしますが、
そういう『不適切な替え歌』は、
昔から色々あった気がします。

(ひな祭り)
明かりをつけましょ爆弾に お花をあげましょ毒の花
五人囃が死んじゃった 今日は楽しいお葬式

(お正月)
もういくつ寝ると お正月
お正月には餅食って 喉に詰まらせ死んじゃった
はやく来い来い 霊柩車

なんて歌詞は、実際私も歌った事があります。


私は特撮番組が大好きだったんですが、
昔やっていた『レインボーマン』という番組の、
『死ね死ね団の歌』というエンディングテーマは、物凄く過激でしたよ。
…悪の秘密結社の名前が『死ね死ね団』というだけで、
すでにアウトですけどね(笑)

(死ね死ね団の歌  ※グロ注意・笑)
死ね 死ね 死ね死ね死ね死ね死んじまえ
黄色いブタめをやっつけろ 金で心を汚してしまえ
死ね(アー)死ね(ウー)死ね死ね
日本人は邪魔っけだ 黄色い日本ぶっつぶせ
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
世界の地図から消しちまえ 死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
死ね死ね死ね 死ね死ね死ね

…もう何だか、頭がクラクラするような過激さですよね。
これがゴールデンタイムで、しかも子供向けに流れていたわけです。
昭和というのは、いい時代(?)でしたね~。


私も、『ドレミの歌・高座編』というのを
歌ってみる事にします。

♪ドは『どうしよう…』のド  レは『練習不足』のレ
 ミは『見られたもんじゃない』のミ  ファは『不安』のファ
 ソは『そこで噛む?』  ラは『落語じゃない』
 シは『しどい出来』(江戸っ子)
 さあ スベりましょう

我々の寄席では、決して歌わないで下さいね。


微笑亭さん太

TAX・アンド・ザ・師弟

昨日は、御津の商工会館にて、
減滅渡さんとご一緒して、一席づつ演ってきました。
税金に関する創作落語を頼まれ、
自作『税金家族』を演ってきました。

御津商工会館

このネタは、
最終的には小学生の前で演る事が決まってるんですが、
その前に、商工会議所や税務署関係の偉い方々の前で
『テスト高座』です。
とりあえず笑っていただいたのでホッとしてるんですが、
果たして次回、小学生相手に通用するかどうかは…非常に不安です。


高座が終わって、懇親会の方にも出席させていただきました。
その宴席で、ヘルさんと私が、
揉み手をしながらCDを売ろうと小商いに励んでいた6時半頃、
NHKの『ほっとイブニング』では、
私の高座の映像が流れていました。


悪質商法に関する落語を取り上げてもらったわけですが、
予想通り、『師弟の愛情物語』のような
とても良い感じで編集されていました。


途中、流れを無視した感じで、
成田家紫蝶さんの高座がカットインされてましたが、
あれは…『オトナの事情』です(笑)
でも紫蝶さんは、とてもカッコよく映ってましたね。
さすが『後家殺し』です。


ただ一つだけ驚いたのが、VTRが終わった後です。
噺の中で、振り込め詐欺の撃退方法について触れてたんですが、
アナウンサーの方が、
『…この、こちらから値段を吊り上げるという撃退方法を
警察に伺ってみたところ』
…えっ、聞いちゃったの!?
あれはネタ、ネタ!ネタですよ~!
『…こちらから主導権を握るという意味では、良い方法だという事です』
…認めちゃったよ!
いやいやいや、認められても…非常に戸惑ってしまった私でした(笑)
わざわざ、ご覧いただいた方がいましたら、御礼申し上げます。


微笑亭さん太
微笑亭さん太 プロフィール

微笑亭 さん太

Author:微笑亭 さん太
愛知県豊田市在住
豊橋落語天狗連所属

公演依頼される方は、
090-8133-6921
にお電話下さるか、
hohoemiteisanta@yahoo.co.jp
あるいは、
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp
までメール下さい。

アマチュア落語家として高座に上がる一方、創作落語を執筆し、自ら演じたり、プロの師匠方にも提供しています。寄席、イベント等に呼んでいただければ、喜んで駆けつけますので、よろしくお願い致します。

『悪質商法撃退落語』『振り込め詐欺防止落語』『認知症落語』『納税推奨落語』『男女共同参画落語』などの、特定のテーマの落語口演も致します!

また、イベントの司会、台本や原稿等の執筆依頼も受け付けておりますので、お気軽に御連絡下さい。


●エフエムとよた
【ラブィート演芸 楽市・落語】パーソナリティ
日曜日午後6時~6時半(隔週担当)放送中!


《受賞歴》
平成16年 『六人の会』主催 
第1回全国落語台本コンクール
最優秀賞

平成20年 落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成21年 国立演芸場主催
漫才・コント台本コンクール
最優秀賞

平成21年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
3位入賞

平成22年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
奨励賞受賞

平成24年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞

平成24年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成25年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
藤本義一賞受賞

平成25年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作(2期連続)

平成27年 落語協会主催
落語台本コンクール
最優秀賞

平成28年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞(2期連続)









微笑亭さん太 『団塊居酒屋』(さん太・作) 動画

団塊居酒屋 前半

団塊居酒屋 後半


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『こうもり』 春風亭小朝師 林家たけ平師 三笑亭可龍師 林家木久蔵師 春風亭ぴっかり師

『オトナの試験』『恋するオ・ト・メ』『短パン刑事』『同窓会』 桂かい枝師

『身投げ橋』 春風亭昇太師 五明楼玉の輔師

『人面瘡』 春風亭小朝師 桂三木男師 鈴々舎風車師 千原ジュニアさん

『茂造の恋』 春風亭小朝師 五明楼玉の輔師

『お伽村』 林家木久蔵師

『豆腐小僧』 春風亭小朝師 林家正蔵師

『トイレ革命』 三遊亭亜郎師

『こくせん』『幸せの指南書』『改訂版・寿限無』 林家ひろ木師

『地球最後の日』 三遊亭丈二師 三遊亭吉窓師

『罪を憎んで・・・』 月亭遊方師

『かごめかごめ』 桂文雀師

『転校生』柳家小せん師

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