お前も博多人形にしてやろうか!?
『紋屋寄席』に出演してきました。
ちょくちょく呼んで下さるんですが、
とても風情のある建物での落語会です。
『酒場のうさぎ』 微笑亭さん太
『寝床』 鶴橋減滅渡
『宿替え』 鶴橋減滅渡
『催眠商法にご用心』 微笑亭さん太
この紋屋さんは、シカの母子を飼ってみえるんですが、
今、母子揃って山中へ里帰り中だそうで、
残念ながら会えませんでした。
普段飼われているシカが野に放たれ、
『ハナシカ』になっているようです。
その代わりというわけではありませんが、
『桜子さん』がいらっしゃいました。
ご覧の通り桜子さんは、
見目麗しい年齢不詳の女性で、
高座の真横から、我々の落語を見つめてらっしゃいました。
彼女はあまり行動的ではないようで、
めったに動かないらしいですが、私が高座でギャグがスベると、
『何してんねん』とばかりに、ギロッと睨んできました。
インドア派の桜子さん、
髪の毛はよく伸びるそうです。
高座が終わってから、桜子さんの周りに、
何やら『邪気』のようなものを感じたので、
撮影してみると…くっきりと悪霊が写ってました。
お判りいただけただろうか?
桜子さんの向かって左に、
『絶対にこの人、押しの芸だよな~』と感じさせるようなスットコドッコイな表情、
左手が桜子さんにカブっていても全く気にしない自己主張の強さ、
生粋の三河人なのに上方落語をやり続ける胡散臭さを漂わせた
悪霊が写っていたのです。
これは、この霊によって合計3枚も書かれた
『婚姻届の恨み』とでも、言うのだろうか…?
微笑亭さん太