体で払います

昨日は豊川にある桜ヶ丘ミュージアムに行ってきました。
悪質商法の出前講座です。


この出前講座は大体、公民館や集会所といった、
こじんまりとした建物でやる事がほとんどなんですが、
ミュージアムなんという、格調高い場所でやるのは珍しいです。


会場はミュージアムの中にある会議室だったんですが、
呼んでいただいたのが【不老会】という
献体や臓器移植などを推進されている集まりでした。


以前、全く別の営業で、
不老会の方々の前で落語をやった事がありますが、
もしも私の落語が面白くなかったら、
臓器を抜き取られるという鉄の掟がありました(ウソです・笑)


昨日もよく笑っていただけたので、
終わった後、抜き取られたのは腎臓ひとつだけでした(ウソです・笑)


微笑亭さん太
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将棋の沙汰じゃない

将棋を扱った漫画
【3月のライオン】が実写映画化された事もあって、
今、将棋教室がちょっとしたブームになっているそうですね。


ただ単にゲームとして楽しむだけでなく、集中力や持続力、
相手の事を察する力が身につくとして、教育の一環としても
注目されているようですね。


将棋の対局は、
必ずどちらかが『負けました』と言って勝負がつくわけですね。
そこに運はほとんど介在せず、自分の指した手だけが勝敗を決めるわけですから、
勝敗は自己責任という事になります。


『負けました』という言葉は、大人になるとなかなか言いませんが、
将棋では『負けました』と毎回言います。
それにより相手を慮る事ができるようになるそうですね。


最初は勝つと『勝った、勝った!』とはしゃいでいた子供たちも、
負けを経験していくと、相手の事を考えて、
はしゃがなくなるそうですね。


勝ちにこだわるあまり『負けました』と言えずに、
泣き出す子供もいるそうですが、
逆のパターンもあるそうですね。
「・・・よし、君の負けだ!君は負けたんだぞ!」
「もっと・・・もっと言ってくれるかな・・・ボクを罵倒してほしいんだ」
負けて恍惚の表情になっている、ドM体質の子もいたりしましてね。


『負けました』というのは、
相手に対して『脱帽した』という事にもなりますから、
そういう事が言える子供は、大人になって頭が寂しくなった時でも、
サッとカツラを取って『ハゲました』と言えるんじゃないでしょうかね。


子供たちに社会の厳しさを教えるためなら
『世の中、金持ちが一番強い』という事を教えるべきですね。
将棋のルールも改正して、お金持ちはその財力で、
勝負を優位に進める事が出来るようになるわけですね。
「・・・あれ?君の陣地に、何で【飛車】が五枚、【角】が四枚もあるの?」
「この飛車角は、僕にお金で雇われた駒なのさ。
今はお金があれば、何枚だって手に入るからね」
「王様の周りの守りも、やたら固いね」
「王様のSPとして、【金】を沢山配置してるからね。守りは鉄壁だよ」
「畜生、金持ちは卑怯だな。そんな不正行為は訴えてやる!」
「ハハハ・・・訴えてもいいよ。
【歩】を身代わりとして出頭させるだけだから、僕は痛くも痒くもないさ」
「そんな資金は一体、どこから出てるんだよ?」
「数ある【桂馬】の中で、
どの桂馬が速いかを当てさせる博打の胴元をやって、大金を稼いでるのさ」
これなら社会の厳しさは、十分学べるんじゃないでしょうかね。


微笑亭さん太

マスクのリスク

この時期、花粉症の方にとっては
【マスク】が必須アイテムという事になるんでしょうが、
本来マスクは、インフルエンザの予防や、
風邪を他人に伝染さないためという目的でつける物ですよね。
ところが、そうでない目的のために
つけている方もいらっしゃいます。


『人からどう見られているか?』という事が気になり、
対人場面や社交場面で過度に緊張をしてしまう【対人恐怖症】ですとか、
『自分の顔が醜い』と頑なに信じており、
その醜い顔を人から見られる事を嫌う【醜形恐怖症】などという、
心の病を抱えた方はマスクをしたがりますが、これは昔からありました。


しかし最近では、
特に心の問題を抱えていない方がマスクをして、
そのマスクに依存しているという
【マスク依存症】の方が増えているようですね。


そういう方々にマスクをしている理由を尋ねると、
『人からの視線を少し軽減できる気がする』とか
『自分がどういうふうに見られているかを
意識しなくてすむ』と仰る方が多いんですね。
これは、マスクをそもそも着けようと思っていない方が、
何らかの機会でマスクと出会い、
その効果に甘えてしまっているようですね。


「あ、またマスクしてるな。
お前、完全に【マスク依存症】だな。
マスクなんかしない方がいいんだから、取れよ」
「どうして?むしろメリットしかないんだけど」
「メリットしかない?どうしてだよ」
「だってさ、マスクしてれば病気も貰いにくいだろ?」
「まあ、確かにそれはあるけどな」
「あと、電車に乗ってる時でも、
ヨダレ垂らして仮眠してても判らないだろ?」
「うん、まあな・・・」
「可愛い女の子を見つけて、ニヤニヤしてもバレないだろ?」
「うん、まあ・・・」
「それにさ、怪しげなセールスなんかにも話しかけられにくいんだよ」
「・・・俺もマスクしてみよ~っと」
ミイラ取りがミイラになるとはこの事でしてね。


「・・・お前、風邪ひいてるんだろ?
咳とクシャミがひどいじゃないか。
スプリンクラーみたく風邪のウィルスを撒き散らしてんだからさ、
ちゃんとマスクしろよ」
「や、止めてくれ~!
マスクをしたら、呼吸困難で死ぬ!」
「そんなわけないだろ。
周りの人が迷惑するから、マスクをしろと言ってるんだよ」
「俺にマスクをさせないでくれ!
マスクをしたら生きていけない!
実は俺【マスクしない依存症】なんだ」
なんてんで、わけの判らない依存症が出てきたりしましてね。


「・・・お前、変わった柄のマスクしてるね。
緑色の網目のマスクかい?」
よ~く見たら、メロンの皮をマスクにしてましてね・・・
これが【マスクメロン依存症】というやつなんでしょうね。
そういう方はきっとイケメンで【甘いマスク】をされてるんでしょうね。


微笑亭さん太

目指せ、教祖?

昨日は蒲郡にある蒲郡市民会館に行ってきました。
悪質商法の出前講座です。


社会福祉協議会からの依頼だったのですが、
結構大きな会議室で、お客さんも80名ほど来られていました。


お客さんの中には
耳の不自由な方もいらっしゃるようでして、
手話通訳の方がマンツーマンで
私の落語を伝えてらっしゃいましたが、
何ぶん小ネタが多いので、
伝えるのは大変だっただろうな~と思います。


よく笑っていただけて良かったんですが、
終わった後、お見送りをしていると、
「私、さん太さんの落語6回目です」とか
「今度また、○○に来るでしょう?
そこにも聞きに行くからね」とか
「三日前に、福祉いなり寄席で聞きました」とか
「さん太さんを追っかけて、豊橋まで聞きに行ったのよ」とか
やたら声をかけてくださる方が多くて
人気者にでもなったのかと、勘違いするところでした(笑)


全く無名だった蒲郡でも
少しは知られるようになってきたようですので、
もう少ししたら、宗教でも起こそうかと思ってます(笑)


微笑亭さん太

創作落語作家の宿命

最近、社会人落語界でも
創作落語を作られる方が増えてきました。
これはひとえに、池田の大会の影響があるからかと思います。
あの大会において、古典落語よりも
創作落語の方が評価されやすい傾向にある事は
否定できないところではないかと思います。


優秀な作り手の方々によって、
後世にまで残るような素晴らしい創作落語が
生み出される可能性が広がってきたというのは
とても素晴らしい事だと思います。


『よし、俺もひとつ、面白い創作落語を作ってみよう!』
創作落語を作り始めるスタートは、
誰しも、この思いからのはずです。


こういった思いを抱くきっかけというのは
他人の面白い創作を聞いて『自分もあんな落語を作ってみたい』と
そこがモチベーションになっている事が多いでしょうね。


とりあえず1本書いてみます。
それを高座でかけてみて、うまくいったとします。
何度かかけてみて、評判もそこそこです。
それに気をよくして、もう1本書いてみます。
ここから【戦い】が始まるのです。


というのも、2本目を書いた時点で、
自分の作品の中での【順列】が誕生します。
つまり【1位】と【2位】の作品が存在するようになるわけですね。


2位の作品も、決して悪い出来ではなくても、
やはり自分の中での順列は2位なのです。
1位の作品の方がウケると思っているし、
ここ一番の舞台では、必ず1位の作品をかけるはずです。


これではいけないと思い、
2位の作品をかけてみるのですが、それを聞いたお客さんから、
「2位の作品も良かったけど、やっぱり1位の作品が面白いよね~」
これを言われてしまうと、ますます1位の作品しか
やれなくなってしまうのです。


作品の数が増え、3位、4位、5位の作品が出てくれば、
どんどんと、この傾向が強くなっていきます。
『1位の作品をやらずに、3位、4位の作品をやる必然性は
果たしてあるのか?』そんな思いが、
自分の中で強くなっていきます。
それが2位以下の作品の成長を妨げていきます。
創作落語は板にかけて、お客さんの反応というデータを得て
成長させていくものだと思いますが、
その道を自ら閉ざしてしまう可能性があるのです。


つまり己の作品の敵は、他人の優秀な作品ではなく、
【自分の作品】なのです。
自分で、自分の作品を越えられなくなるのです。


自他共に認めるような傑作が出来た後というのが
特に危険だと思います。
その作品しか、やれなくなってしまうからです。
「あの人、いつもこのネタやってるよね。もう飽きちゃったよ」
お客さんたちの、そんな【幻の声】が聞こえてくるような気がして
仕方がなくなってきます。
私自身が、そうでした。


私の中で傑作と呼べるようなものは、ほとんどありません。
ありませんが、それでも困った時に頼るネタというのは、
一つや二つはあります。
ふと気づくと、それしかかけてないような事が多々あるのです。
これではいけないと思いつつも、
なかなかそこから抜け出せないのが本当のところです。


生意気な事を書いてしまいましたが、
今日の記事は、自らへの戒めとして書いたものです。
創作落語を作られている方々は、
作品の成長を促すためにも、
色んな自作をかけていただきたいな~と思ったりします。


微笑亭さん太
微笑亭さん太 プロフィール

微笑亭 さん太

Author:微笑亭 さん太
愛知県豊田市在住
豊橋落語天狗連所属

公演依頼される方は、
090-8133-6921
にお電話下さるか、
hohoemiteisanta@yahoo.co.jp
あるいは、
hohoemitei-santa@hotmail.co.jp
までメール下さい。

アマチュア落語家として高座に上がる一方、創作落語を執筆し、自ら演じたり、プロの師匠方にも提供しています。寄席、イベント等に呼んでいただければ、喜んで駆けつけますので、よろしくお願い致します。

『悪質商法撃退落語』『振り込め詐欺防止落語』『認知症落語』『納税推奨落語』『男女共同参画落語』などの、特定のテーマの落語口演も致します!

また、イベントの司会、台本や原稿等の執筆依頼も受け付けておりますので、お気軽に御連絡下さい。


●エフエムとよた
【ラブィート演芸 楽市・落語】パーソナリティ
日曜日午後6時~6時半(隔週担当)放送中!


《受賞歴》
平成16年 『六人の会』主催 
第1回全国落語台本コンクール
最優秀賞

平成20年 落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成21年 国立演芸場主催
漫才・コント台本コンクール
最優秀賞

平成21年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
3位入賞

平成22年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
奨励賞受賞

平成24年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞

平成24年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作

平成25年 池田市主催
社会人落語日本一決定戦
藤本義一賞受賞

平成25年 上方落語協会主催
落語台本コンクール
佳作(2期連続)

平成27年 落語協会主催
落語台本コンクール
最優秀賞

平成28年 落語協会主催
落語台本コンクール
優秀賞(2期連続)









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